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DOUBLE X / BONFIRE
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ジャーマン系ハードロックは、2000年以降、現在に至るまで確実に
進歩、前進している。

このBONFIRE は、80年代後期から90年代にかけて、そこそこの作品を
リリースして、それなりの知名度もあり、まずまずの評価だが、
正直過去の作品は、どれも唸るほどではなかった。

ジャーマン系は、もともとスコーピオンズに代表されるように、
その叙情性に魅力があったわけだが、このBONFIREをはじめ、多くの
ジャーマン系は、こぞって、アメリカンハードロック、当時の
メインストリーム系を意識したサウンドを目指していた。
しかし、どのバンドも、とてもBON JOVIにはかなわなかった。
どんなにメインストリームのようなサウンドをやろうとしても、
垢抜けないのは、もうジャーマンの宿命としか言いようがなかった。

その厳しいメロハー系のジャーマンの中にあって、CASANOVAや
DEMON DRIVEを率いていた、マイケルヴォスだけは光っていた。
そのヴォスは、2006年に至るまで、精力的に活動を続けているのは
嬉しい限りだが、このBONFIREも、2006年に完璧と言える作品を
リリースしてきた。

90年代のイモ臭さがうそのように、単に垢抜けているだけではなく、
ジャーマンの本来もつ叙情性も併せ持ち、ここまでの作品を作り上げた。
感触はマイケルヴォスの一連の作品に近い。

実は、最近のジャーマン系はDARK SKYといい、FAROといい、当たりが
非常に多くなってきたので、このBONFIREも、もしや、と思い、聴いて
見たのだが、案の定というか、予想以上の傑作アルバムだった。
2006年、STORMZONEの感動に匹敵する。
cozy_ima 2007年1月27日(土)23時26分

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