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NO LIMITS / LABYRINTH
記念すべきLABYRINTHの1stアルバム。Voは現RHAPSODYのファビオ・リオーネがジョー・テリーという名前で参加しています。
基本的な路線は現在と変わらないのですが、個人的にファビオ・リオーネの歌(というよりは声)が苦手なので絶賛は出来ないですね。楽曲の組み立て方もまだ若干の甘さを感じます。1曲1曲にドラマ性を持ち込もうとするあまり、ほとんどの曲が、静かな始まり→徐々に盛り上がっていく、という展開をしていくため、アルバム通しての印象が散漫になりがちです。まあそれが後々のこのバンドの展開の持っていき方の上手さにつながっているけど。
とは言ってもこれが良質なメロディ、疾走感をもった1枚であることは間違いないです。
セカンドアルバム以降と比較すると、フックのある曲が少なく、スピードメタル+テクノ風のアレンジも違和感が感じられましたが「Peace Of Time」、「In The Shade」、「Miles Away」などは良い曲だと思います。後2曲は、それぞれミニアルバムと3rdアルバムで、ロブ・タイラントのVoで再録していますから、本作収録のオリジナル・ヴァージョンとの聴き比べも楽しい所です。私はかなり違うという印象を受けました。
リマスター版を購入したんですが、すごい。やっぱりファビオ様はすごい!そして、いい曲だらけ!泣きます。
テクノってますねぇ(謎)。
こういう歌い方するもんなのかもしれませんが、ぅあ〜ぁっ って感じの歌い方はなんか嫌です(意味わからん)。
思っていたほど悪くなくファビオの声を一番堪能できるアルバムだと思います。
曲の完成度もVISION DIVINEの1ST2NDより高いと思うし。
彼らの1st。
LABYRINTHはパワーメタルだと思い込んでいたが少し肩透かしを食らった。
テクノ風サウンドは個人的にイマイチなので微妙でした。
まあ駄作では無いのでファビオの声が好きな人には合うと思います。
ファビオ・リオーネ在籍時の貴重な一枚。正に隠れた名盤だ。
今をときめくイタリアンメタルバンド"Labyrinth"の記念すべき1stアルバム。1996年に発売され、メタルシーンに衝撃を走らせた。
この当時のLabyrinthの特徴は、現Rhapsodyのボーカリストでイタリアンメタルの界隈では屈指の歌唱力を誇るファビオ・リオーネが在籍していたこと、
そして音楽的な面で言えば、現在のようなメロパワ・メロスピ的な音楽というよりは
テクノ・トランスっぽい哀愁疾走曲にボーカルを乗せたような曲をやっていたということ。
ただ、このころに見られるプログレッシブっぽいアプローチは現在のLabyrinthの作品でも見られる。
さて具体的にアルバムの内容に触れていきたいと思う。
この頃のLabyrinthの音楽はやはり現在ほど洗練されている感じはしなく、フックのある曲はやはり限られている。
が、現在の彼らの作品に通じる"泣きの旋律"や"一筋縄ではいかない凝った展開"はこの頃から一定の水準を保っている。
ただまぁ…個々の楽曲のよしあし云々というよりも、個人的にはファビオの
「ぁーぃ」とか「ぉーぅ」っていう語尾の歌い回しがすごく嫌い。
ファビオの声はRhapsodyのイメージが強いせいか、しっくりこない。彼はRhapsodyみたいなスケールの大きい音楽を歌い上げるほうがしっくり来ると思う。
Labyrinthが好きとか、この時代のメタルに興味があるとか、イタリアンメタルが好き!とかいう人以外はあえて購入する必要はないアルバムだと思います。
リマスター盤なんですが、セカンドアルバムの前編とだけあってよく聴くとセカンドに似てるとこもあるような…無い様な・・・でも一つだけ言えるのがファビオ・リオーネは凄すぎる!さすがRHAPSODY(現RHAPSODY OF FIRE)のフロントマン、とくにPIECE OF TIMEなんかわ現在のLABYRINTHでもプレイされる名作だと思う。とにかく好き嫌いは分かれるがLABYRINTHファンなら一度は聴いてみてはどうでしょうか?最高ですよ!。