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THE MARROW OF A BONE / DIR EN GREY
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6thアルバム。今回もすごい作品になりましたね。

「言葉の奥にあるものを感じてほしい」という京のことばが強く印象に残っています。
バンドが以前よりも多くの人から注目を浴びるようになって、いろんな人から評される機会が多いと思うのですが、歌唱法がどうだとか、表面的なことだけにとらわれた人が未だに多くいるのかなと思います。でも、オレはこのバンドが大好きです。だからとにかく聴き込んで、彼らの伝えたいことをその一音一音から少しでも感じ取れればと思っています。



ギース・ハワード 2007年2月6日(火)20時26分

大好きなバンドなので早速、購入してきました。
まだ聴き込んでいないのですが、前作に比べてハードな曲が増えましたね。
とっつきにくい曲が増えた分、アルバム全体では前作の方が上かなというのが第一印象です。

そうはいっても相変わらず期待を裏切らない名曲揃いで大満足です。
1、3、6、9、10、13が気に入りました。
18.75% 2007年2月7日(水)0時28分

まだ4回ほどしか聴いていないので偉そうな事はいえませんが、今作はあまり好きません。
AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS が発売されたときの嫌な予感が的中した感じがしました。
それでも1曲目は好きです。凌辱の雨とCLEVER SLEAZOIDは再録していますね。
CLEVERは再録のほうが好きですね。
個人的には前作のほうが好きです。
今までのDirとはまったく違うと考えて今作は聴いたほうがいいのでしょうね。


うへ 2007年2月7日(水)13時2分

なかなかいいアルバムです。
人によっては前作超えたと思う人もいるんじゃないでしょうか。
シャウトと普通声がいっしょに入ってる曲が多かった前作ですが
今回はシャウトだけの曲はほぼシャウトだけ
普通声だけの曲はほぼ普通声だけという曲が多いです。
演奏陣も今まででは一番マシです。
3はかなりいいです。

ただし、シングルのアレンジは微妙で陵辱の雨に関しては
シングルのほうが絶対いいと個人的には思います。
クリーバースリゾイドもシングルのほうがいいという人
もいるのではないでしょうか
コールドデモン 2007年2月7日(水)13時7分

2007年2月発売の6thフルアルバム。

4th「VULGAR」、5th「Withering to death.」と名盤を生み出してきたので、それ以上のアルバムはもう無理なんじゃないか、と思ってましたが、個人的には前作・前々作を超えたかなと思います。
ただ、まとまりというか、曲の流れ自体は前作のほうが上かもしれませんね。

アルバム曲については申し分なし。どれも作りこまれていてかなりキてます。
しかし、だからこそ、シングルの「凌辱の雨」と「CLEVER SLEAZOID」のアレンジが浮いているような気がするんです。
特に「凌辱の雨」の「アナタニハスクエナイ」の部分はあの高音が良かったのに、それを潰してしまって、「あれ?」って思ってしまいました。

とはいえ、ヤバいアルバムではあると思います。
(個人的には、ヴァルガ・ウィザを超えたと思ってますしね。)
まだ、発売から時間が経ってないので、もしかしたら聴いているうちに意見(というか感想)が変わるかもしれませんが……。
アヤラギ 2007年2月7日(水)17時23分

Agitated Screams of MaggotsやCLEVER SLEZOIDみたいな曲を期待してたので、
全体的には少し物足りないかなとは思いましたが、③、⑤、⑧、⑫の様な曲もあったので満足しました。
相変わらず京さんも声量が豊かで良い感じです。
あとは↑の方と一緒で、俺もシングルはアレンジしてほしくなかったです。
kwt 2007年2月7日(水)17時26分

アルバム全体としては前作の方が好きです。
ただ、今回は1、9、10という、静かな激情(うまく言い表せない…)って感じの曲に強い存在感がありますね。京の表現力が生かされてます。

自分にとってDir en greyの良さは、激しさの中に寂しさのようなものが存在する曲を作るのがうまい、というところにあるので、CLEVER SLEAZOID、凌辱の雨という素晴らしい曲のあとに、
Agitated Screams Of Maggotsという激しさを押し出した曲が発売された時は、Maggots系の曲が多くなるのか、とアルバムの出来に少し不安でした。でも、それは半分的中ぐらいですみました。

CLEVER SLEAZOIDのアレンジは結構好きです。

UJ-K 2007年2月7日(水)18時15分

洋楽と比較するか、今までのDirの作品と比較するかで、見方も評価も変わる面白い作品ですね。

洋楽の1つとして考えれば、いい作品だと思いますが、Dirのオリジナリティーを評価していた人たちからすれば、今回は否定派も多いと思います。

客観的に見れば、今までの彼らの魅力の1つであった、退廃的な和の要素は捨て、洋楽のヘヴィロックと変わらない作品になったといえるのではないでしょうか??

歌詞カードが見づらいのは、発音や言葉の意味を見てほしいのではなく、その奥にあるものを感じ取ってほしいと雑誌で言っていたことから、意図的にしたと考えられます。

ボーカルの京さんに関しては、歌唱力がさらに上がり、今まで以上に奇声を使い、感情で歌っていますが、激しい曲ではSlipKnoTやKORN、FLYLEAF辺りの歌い方が見受けられ、英詞はSlipKnoT的なものが多いです。

また、楽器隊の音質も良くなっています。

ここからは主観で書きますが、まず初回盤のボーナスCDは、ピアノや管弦、アコギをバックに痛みや悲しみの感情を全面に押し出していて、本編で疲れた人には堪りません!
なので、買うなら間違いなく初回盤がいいです!

本編も流れは前作に分がありますが、ギターのリフは普通にいいし、シングル曲もCLEVERは格好よくなっていてかなり好きです。
ただ、凌辱はアルバムのバランスを考えたらダークさがより出ていて、しっくりきますが、1つの曲として考えたら、皆さんの言うとおり、シングルの方が好きですね。

クダクダ書きましたが、個人的には今のところ、期待に応えてくれたと思っています。
鬼玉 2007年2月7日(水)18時56分

前作が良かったので購入しました。
ジャケットは、戦闘の後で家族の死体を探す遺族でしょうか?
そんな写真を昔、教科書かなにかで見たような気がします。

相変わらず、京のヴォーカルが生きています。
激しい曲でのシャウトはさらに凶悪になり、金切り声まで出しています。
歌ものでは、絶望、哀しみといった負の感情を前面に押し出した歌を聴かせてくれます。
突き抜ける激情といった感じでしょうか。あと、ファルセットが無くなりました。
それに伴い楽器隊もパワーアップしています。まだギターに難がある気がしますが、
⑤のリフは素直に良いと思えたし、とりあえず間違ったリフは弾いていないと思います。
また、前作のモコモコした音と比べると、かなり攻撃的な音になっていますね。
曲のほうはというと、①⑨⑩のような純粋な歌もの以外は、汚くてヘヴィでアグレッシヴなところが目立ちます。
前作で「これはメタルか?」と聞かれたら私は「No」と答えたでしょうが、今作の②〜⑤⑪〜⑬の7曲はメタル以外の何者でもないと断言できます。
また、再録された⑥⑬はかなり変わっています。とくに⑬は、非常にアグレッシヴになっており、アルバムのラストを閉めるに相応しい名曲です。
彼らは、この曲には並々ならぬ自信があったことでしょう。

全体的にメタル(ニューメタル)に大きく歩み寄ったアルバムです。
とにかくヘヴィで重苦しい曲が多く、メロディは若干引っ込んだ気がしますね。
あと、歌詞がやたらと読みにくいのが不満でした。
寝坊メタル 2007年2月7日(水)19時46分

正直一回目聴いたときは期待はずれだとおもいました。
が、二回三回と聴くにつれてどんどん曲にはいっていける、かなりスルメなアルバムです。

個人的に②⑧⑪以外は気に入れたかなという気もします。
その三曲はこれから聴きこんで理解しようかなと。

今回歌物曲がやばいですねー
特にDisk2Ver。
涙がでちゃいました。

長くなりましたが、正直これは買うしかないとおもいますね。

名盤です。
虚無の剣 2007年2月8日(木)17時18分

ホンモノっぽさというか、どんどん海外のメタルコアとかそういったあたりに
近付いてってる印象。それを良しとするかどうかで評価はだいぶ分かれそう。

前半は単調な流れで、聴いていてつらいがAgitated〜のおかげで何とか持っている。
そして後半は、耽美なメロのある曲もありまぁまぁ良い。

質として高いのだが、そんなものを彼らに求めていない身としては
「おーい戻ってこーい?」と(苦笑)
それとヴォーカルとベース以外の存在感があまりに希薄。
京の表現力はいいが、こういう硬派なサウンドに突き進むのであれば、
もっと楽器隊と声が混ざるようなミックスの方がいいのでは。


帰ってきた男 2007年2月9日(金)1時52分

このアルバムを聴いて最初に浮かんだのが、タカ&トシの「欧米か!?」でした(苦笑)。
前作よりも音がやや太くなり、楽器隊の主張もより激しくなったと同時に、曲の方も
更に激しい曲の割合を増し、更に海外のメタルに近付いた感じのするアルバム。

ただ、個人的にはやっぱりちょっと物足りない…。
Dir en greyは、海外のメタルコア等が持たない、歌謡曲が栄えている日本という国ならではの
歌メロのキャッチーさや叙情性、V系特有の猟奇性や耽美性を持っていて、それが個性に
なっていたと思うんですが、それらの個性とメタリックさのバランスに優れた前作と比べて
今回はメタル方向に舵を切りすぎた印象。それらの要素はもちろん無くなった訳ではなく、
「Conceived Sorrow」「凌辱の雨」「The Predge」辺りにはそういうバランスの良さが
窺えますが、「Lie〜」「Agitated〜」といった曲はいまいち個性に欠ける感じがします。
こういう方が洋楽ファンや海外のファンには受けるんだろうけど…
Dir en greyがこれから洋楽の代替品のようなバンドにならないかちょっと心配。

ヴォーカルは今回は良い所ももちろんありましたが、ちょっと不満も…
相変わらず血管が浮き出そうな太く、擦れるまで無理して出してるようなハイトーンや
ヒステリー起こして喉を掻き毟りながら叫んでそうなシャウトなどは相変わらず素晴らしいし
今回は女性の悲鳴や嬌声を思わせるスクリームまで飛び出してやっぱり凄い。
でも、シャウトの時ヴォーカルに膜がかかったようなミックスになるの何とかならないんでしょうか。
前作は歌とシャウトのバランスが程よかったのでそう気になりませんでしたが、今回の様に
シャウト多めならもっと耳元で叫ばれるような迫力あるミックスにして欲しい。

詞はかなり不満。
確かに日本語部分は「おっ」と思うような表現もあるんですが、英詩はいまいち。
卑猥な英単語を覚えたての中学生の如きファック連発とか正直萎えます。「ファック・ファック
ファック・ユー・アー・マザーファッカー」とかデトロイト・メタル・シティの出来の悪い
パロディにしか思えない…もちろん四文字単語も使いようでは良い詞になるだろうし、
単語レベルでしか英詩を使えてなかった初期と比べれば進歩しているんだろうけど…
「言葉の奥にあるものを感じる」のを阻害する要素にしかなっていない気がします。
そのせいで、歌詞カードの文字を読みにくくする意匠も「言葉の奥にあるものを感じる」事を
助けるものというより、稚拙な英詩を隠すものに思えてしまい余計だと感じられてしまいます。

思いっきり辛口に書きましたが、アルバムの質自体には満足。
っていうかだからこそ、言いたくなってしまうというのもありますね。
買うならば2枚組の方がお勧めです。そこまで高い訳じゃないし、アンプラグド版の曲は
単なるアコースティックじゃなくて実験的要素もあってなかなかです。
Usher-to-the-ETHER 2007年2月9日(金)17時4分

厳しい評価が多くて少し驚きました。個人的には前作を越えたと思います。
シングルは単体で聞くと再録前のほうが良いかもしれませんが、
アルバム全体の一部として考えると再録後のほうがバランスがとれていて良いと思います。
また、激しいだけで彼らのオリジナリティーがなくなってしまったと感じている人も多いと思いますが、
よく聴いてみると激しいだけの曲は②④⑤⑫くらいだけだと思います。
これらの曲もそれぞれ個性がありますし、⑧⑪なんかは静けさと激しさが融合した素晴らしい曲だと思います。
また、全体的に激しい曲が多いことで、①⑨⑩といったメロディアスな曲がいっそう際
立っています。
感情の移り変わりをアルバム全体を通して表現しているという印象が強いです。
個人的には捨て曲なしの名盤です。

縦のり太郎 2007年2月10日(土)22時55分

Dir en grey 史上最低の駄盤。
単なるセンスがいいだけ(というよりV系テイスト?)の、
デリンジャーエスケイププラン的カオティックハードコア風??な仕上がり。
Dirならではの美麗かつ凶悪なメロディも、
京ならではの痛みに満ち溢れた詩も影を潜めがち。
変わって、中学生並みの下手かつ下品な英詩を、シャウトしまくるばかりという
非常に不可解で前時代的なアルバム。
前作の鼓動を凌駕するほどの、魂を揺さ振るシャウト…
のはずなんだけど、詩が酷すぎて、むしろ滑稽ともいえる。
Psycho killerはねぇだろwwwwww

歌詞カードを見辛くしたり、
思いっきり欧米化したり、
いつまでたっても厨臭さが抜けないバンド。
大御所なんだからそろそろ落ち着けばいいのに。

①・⑥・⑨・⑬くらいしか聴けない。
でも⑥のアレンジは微妙。
魚屑 2007年2月12日(月)8時49分

いいアルバムだと思うんだけどなにか足りない気がする。
なんだかはよくわかんないんだけど何か・・・
あと、3500円はちょっと高いかな
NOⅠ 2007年2月13日(火)14時13分

この手のニューメタルな音像は飽きてきてるからなんとも言いがたいのですが
ヘヴィチューンがConvergeや上の方の言うとおりDEPもしくはミリタント系メタルコアの劣化版に聴こえてしょうがない。
まあいいとは思うんだけどすぐに飽きるかもしらん。
英詞に関してはこれはこれでアリだと思う自分。
ファッキューファッキューには噴いたけど。

でもThe PledgeとConceived Sorrowは素晴らしい出来でした。
特にThe Pledgeは歴代アルバム曲では最高クラスにかっこいいんじゃ?ギターがいい仕事してる、アルペジオ。
陵辱の雨はシングルのがいい。
RioT 2007年2月16日(金)16時51分

第一印象がもの凄い微妙な英詩がアレなアルバム
もしかして京はこういうことに痛みとかを感じるのか?
人によっては中学生の頃を思い出しそうな気がする

曲の方は正直ディルがやらなくてもいいだろうって曲が多い
ただ歌物は凄く壺をついた感じで良かったですし楽器隊も進歩してました
特にリズム隊はライブで完璧に出来るのかってくらいでした
ボッキーニ 2007年2月17日(土)18時49分

自分はMACABREがDIRの最高傑作だと思ってるんでクレバーや凌辱がシングルで出たときはかなり期待したんですが・・・
結果は↑の方の仰るとおりDIRがやらなくてもいいだろうって曲ばっかなアルバム。
海の外意識しすぎて今まで持ってた大切なもの忘れちゃったんじゃないですか?
これを聴くとやはりクレバーや凌辱が(アレンジは賛否あれ)名曲なことを再確認できます。
アルバム単位で見ると今までのより圧倒的に印象に残らないです。FuckFuck厨房英語をヒステリックにわめいて終わりみたいな。自分は一週目は途中で眠ってました。
でもまあ曲単位だといい曲もあります。特に①⑨⑩は聴いといて損はないかと。②みたいな曲も一、二曲くらいなら許せる。
Jay 2007年2月18日(日)0時19分

yahooの方のレビューがもうすぐ全部消えるそうなのでとりあえず2週してみた感想をば

①この始まり方はいい。アルバムの内容を期待させる曲。
今までの方向的に、最初にこの曲を聴いた時意外性を感じることは間違いない。
曲単体として聴いても、美しいメロディに静かながら痛みを交えた京の声が聴ける。
②シャウト曲。演奏陣は普通にいいと思う。腕を上げてます。
シャウトは音だけ聴けば狂ってていい感じ。詞はネタとしてならあり。
③このアルバムの最初の聴かせどころだと思う。ライヴでもよく披露されてたし。
でも朔とかに比べるとなんか物足りない。構成とかメロディとか。いい曲だけど。
④シングル曲。印象としてはあまり大きな変化は無い。
⑤リズムや雰囲気がどこか和な感じでカオス、シャウト曲。
⑥o...rz
⑦ラストが…ハイトーンはいいのに……。
⑧なんだろう…?なんか物足りない。
⑨テンション下がってきたところで、これはいい曲。
①といい、静かな激情が非常に聴けるアルバムだと思う。
いろんな声を披露しているだけのような感さえするシャウト曲より断然いい。
⑩続いてこの曲。凌辱の雨のエフェクトもハモリも無い、
盛り上がり台無しのヴォーカルに萎えきった心も⑨とこれで復活するかな…?
⑪メロディアス系シャウト曲…の筈なんだけどシャウトばかりが印象に残る感じ。
これも何かが違う気がする。いや、シャウトがメインでももっとこう…さあ?
⑫ま た ネ タ 詞 か w
いや、シャウトそのものや演奏はいい。GAUZEや鬼葬に通じるアルバム展開。
⑬締め。この曲で締める構成はいいと思う。シャウトや演奏が凶悪さを増していて良い感じ。
ただ歌メロ部分が…。歌メロもっと大事にしてくれよ。悲しくなる。

全体的にヴォーカルが楽器隊に負けすぎな印象がある。まあPCの音の設定のせいかもしれないけど…。
でも、逆に練りに欠けた印象が強い歌メロ部分が誤魔化されて結果オーライ…かな?
如月神無女 2007年2月22日(木)0時20分

約2年ぶり、待望の6th。暫くリピートし続け、少し聞き込んでからの感想を。

アルバム全体を通して、最高傑作かと聞かれると4th、5th共に非常に完成度の高いアルバムが続いていたため、コレが最高傑作と断言していいか分かりませんが、名盤である事は間違いありません。

まぁ(ファンとしてのひいき目もあるわけですが)Dirのアルバムは全部傑作なので、過去作品と比べる事自体ナンセンスといえばナンセンスなのですが。


全体を通して、非常に重いアルバムです。
速い曲が13曲中3曲程度というのが既にそれを物語っています。
個人的にアルバム全体を通した世界観は前作Withering to death.に勝るとも劣らない、重厚な雰囲気を携えていると思います。

あと、今回は特に①⑨⑩などバラード系ナンバーが非常に素晴らしいです。この3曲の別アレンジバージョンが収録されたボーナスディスクもとても良いです。

アメリカナイズされている感は確かにありますが、Dirらしいオリジナリティは随所に見られると思います。

あと高音のパートが激増していて、これらの曲をカラオケで歌いきるのは相当厳しいです・・・
残.120121 2007年2月23日(金)0時2分

Dirらしさはかなりの曲において衰退してますがそのお陰でバラード3曲がかなり際立っています。Disc2では京のスクリーモが強調されてますね。
バラードに関してはいつも通り+スクリーモ色強めと非常にDirらしい出来栄えです。
8曲目と11曲目はマンソンっぽい??マンソンがやりそうな雰囲気の曲でした。
皆さんが厨っぽいという英詩ですがこの期に及んで意味の無い詩は京は絶対書かないと思うのできっと何か別の意味があるのでしょう。俺は今回は詩は絶対読まないと思っていたんですが英詩に関しては解読してみたくなりました。
おかぴ 2007年3月1日(木)15時23分

発売から約1ヶ月聴いての感想です。

個人的には前作、前々作の完成度よりは幾分か劣ってしまっているかな?と思いましたが、名盤ではあるでしょう。あくまで彼らの作品の中での順位がそうなだけであって、一般のJ-POPに比べたら(ってか比べられるものではないかもしれないが)断然こちらの方がすばらしいです。

今回のアルバムはCLEVERやMaggotsのようなシングルが出てたり、海外での活躍というところから、激しく疾走感のある曲が増えるかと思っていましたが、実際は疾走していると言える曲は3曲程度と予想とはちょっと違う形でした。
まあ、シャウト中心な曲が多いという点はある意味想像通りでしたが、3曲あるバラードがどれもとてもメロディアスですばらしい出来であるとは思いませんでした。しかもどれもキーが高いこと高いこと。がんばりすぎでは?と思ってしまうほどのハイトーンを披露しております。
でもここが前作よりも少し劣ると思ってしまったところかもしれません。
ちょっと曲調が両極端に偏ってしまった風に思います。陵辱のようなシャウトとメロディアスをうまく合わさった曲がもう少しあってもよかったのではとも思います。

長くなりましたが、最初にも言ったとおり名盤であることには変わりはありませんので、聴いたことのない人は聴いてみることをお勧めします。

ただ他の方々がおっしゃられているように、シングルのアレンジがちょっと微妙かなとも思います。正直このアレンジも変に偏ってしまった気がします。

色々書き込んでしまいましたが、この先も彼らにとても期待しております。
馬糞 2007年3月6日(火)1時9分

ダルいへヴィネス系の曲を削って、その分Clever sleazoidやGriefみたいなエッジが効いた変則的な曲かThe pledgeのような秀逸なロックバラードを増やし
そして英語の発音の勉強さえしてくれれば個人的には言うこと無い。あと一、二歩。
jh 2007年3月30日(金)13時37分

う〜ん、バラード系の曲はすばらしいのだが、へヴィ系の曲がイマイチ。
↑の方も仰るように、とりあえずカオティックハードコアをやってみました、みたいな感じで、Dirがやる必要性を感じない。せめてAgitated〜くらいのテンションが他の曲にもあれば印象も違ったかもしれないけど。
バラード系の曲では保たれている耽美性や叙情性といったDirの個性がヘヴィ系の曲でも活かせるようになれば、すばらしいものができると思うんですけどねえ。
でも、考えたら前作ではそれができてたんだよなあ・・(苦笑)

まぁ、今作は彼らの更なる進化への過渡期だと思って、前向きに捉えることにします。
しゅんぺ〜 2007年4月14日(土)0時27分

腐りきったJ-POPの中にキラリと光るDir en grey。 俺は激音マニアなので過去のガーゼやマカブラといったV系丸出しの音源は受け付けないんですが最近のヴァルガ、ウィザ、そしてこのマロボン、大好きです。特にマロボンは海外のメタル、ハードコア勢にひけをとらない内容ですね。今のディルのヘヴィ系の路線、大歓迎です!これからもさらに尖ったアルバム、期待してるよ!
ユウス 2007年8月3日(金)19時46分

前作に比べると良きも悪きも「分別」が進んだ印象。
良い点は、一曲ごとのクオリティが上がっていること。全てにおいてレベルアップしていて「ただアルバムの中で流されていくための曲」は見当たらない。
悪い点は、分別しすぎて繋がりが非常に悪い。アルバムとしてはハッキリ言って失敗ですね。
それにプラス、ある意味「和洋折衷」といったようなDirだからこそできる曲というものが少ない。このバンドに求めるものは当然人其々だと思いますが、個人的には少し残念でした。

でもなんだかんだ言って買って損はしないアルバムだと思いますヽ(^o^)丿
風の中のしっぽ 2007年11月12日(月)18時17分

インパクトは薄いがコテコテのメロディが無いので長く聴けるアルバム。
京やライブの事を考えるとディルはこういうアルバムの方が向いてると思う。
ウィザはちょっとメロディが主張しすぎだったので丁度良い。
毎回面白いアルバムを作るのでまた次回作に期待。
忙人 2007年11月29日(木)9時53分

これ聴くぐらいなら海外のBlack/Deathを聴きますよ。
このアルバムでDir en grey大嫌いになった。

でもVulgarは聴いてる。あの頃は素晴らしかった・・・。
ウッピー三郎 2007年12月28日(金)23時13分

やっぱり前作までが限界だったようで。
相変わらずやりたいことと自分達の技術がつりあってないね。

話し変わるけど、Dir信者ってよく「歌唱法や演奏力といった表面的なことにとらわれずに、京が伝えたいことを感じろ」とか言うよね。まずあんたらが言う「表面的なこと」がしっかりしてないと感じるものも感じられないし、だいたいそういうのは技術のないバンドを擁護するときの言い訳に過ぎないことに気づいて欲しい。ていうか気付け。
貴方が神か 2008年6月21日(土)0時1分

ダークで重たい曲もあるが、個人的にはそれよりもバラードの存在が大きかった。
CONCEIVED SORROWと艶かしき安息、躊躇いに微笑みとTHE PLEDGEが魅力的。
美しいメロディに表現力のある京の歌声が最高です。
ただ、全部シャウトの曲がいらないように思えました。
全部シャウトならば、ウッピー三郎さんのおっしゃるように海外のBlack/Deathを聴けばいいと思いますので。
それにしても、GRIEFのホイッスルボイスは驚きました…。
なんで京はあんなに多彩なんだろう…?

チャイチャイ 2008年6月22日(日)21時30分

ファンからは駄作という声が多いけど、個人的には好きなほうです。
疾走と重厚さ、残虐とかっこよさが共存するアルバムですね。
他のアルバムと違ってバンドらしいところも良いです。オーバーダビングやシンセで雰囲気と出していた他のアルバムより好印象。
あとV系の面影がほとんど無いところもいい。ちょっと歌い方がそれっぽいけどそれを圧倒するまでに全力で出してて感情がこもってるように感じる歌声がそこら辺のV系らしさを感じさせません。
演奏もそんなに下手じゃないと個人的には思います^^;
①④⑤⑨⑫⑬が特に好きです。

それにしても、感じ方の押し付けって痛々しいな・・・
hhheeeaaavvvyyy 2008年8月20日(水)18時1分

しゅんぺ〜さんの仰るように「進化の過程」だと思います。
あえて叙情的なメロディーを排除してみて、演奏と声のみで勝負、みたいな。
NK 2008年9月11日(木)20時16分

このアルバムはすげえ。
松尾芭しょんぼり 2008年11月8日(土)11時15分

結構叩かれてますが、個人的に好きですね。
なんかB級なところが…。笑
とは言え、現時点で2番目に大好きなアルバム。
kakena 2009年1月29日(木)22時36分

そう、B級というか、ジャケット通りの黒一色というイメージがこのアルバムの魅力。
マゴッツとクレバー以外のヘヴィな曲は確かにこれといった特徴がないので駄作という評価が多いのはわかる。

しかしまぁ、ここからどうなるかでこの作品の価値は大きく変わると思う。
次のアルバムが今作を経た意味の全くないものだったなら、DIR EN GREYというバンドを嫌いになればいい。

毎回毎回思うんだけど、激しく叩いてる人は視野がせまいんじゃないのか?
もっといろんなことを見ろよ。音だけで判断しやがって。

バンドってそんな簡単なもんじゃないんだよ。
vox 2009年2月4日(水)23時37分

なんだか凄いとしか僕には言えない内容のアルバム。ムシャクシャした時に爆音で聴きたくなるような。怒りや不満をぶちまけて叫びまくっているような・・・。しかし京さんはよくこんな声出せるな、ほんとに凄い人です。
背徳ノ翼 2009年3月4日(水)15時4分

2007年発表の6th。

Dirの個性をどういうところに見出すか、によって評価が変わるであろうアルバム。
前作「Withering to death.」のような抽象的で深い内容の歌詞が好き、という人にはちょっときついかもしれない。

このアルバムは今までのアルバムとは違って、「怒り」や「憎悪」といった黒い感情を周囲に「撒き散らしている」感じがする。
また、京の歌唱も、前作よりも更に邪悪さが増し、何と今作では引き裂くような金切り声まで飛び出しています。
ほんと、どこまで進化するんだ? この人は。

個人的には好きなアルバムなんですが、批判が多いのもわかります。

アルバム全体を見たときに、どうもヘヴィ一辺倒な曲とメロディアスな曲の割合が釣り合ってなかったりとか、
彼らの持ち味の一つであるメロディセンスが後退しちゃっているところとか、
演奏力とやりたいことの力量が釣り合っていないとか、
そういう不満な部分は多分にありますが、それでも彼ららしいな、と思うところは曲の部分部分にちりばめられていると思います。

例えば、「GRIEF」の和を感じさせるメロディや、「THE PLEDGE」の叙情性などは、普通にDirだなぁと思うんですけどね。

まぁ、良くも悪くも、「Withering to death.」で極めてしまった世界観を、次のステップへもっていく為のアルバムなのだと思います。
いわゆる「過渡期」というやつですかね。
紗葵 2009年3月7日(土)16時39分

このアルバムを最初に聴いた感想は「気持ち悪い」だった。(いい意味で)

ギターは前作に比べ歪んだ音にしているし、ボーカルにはリヴァーブがほとんどかかってなく、前作のヴィジュアル系のような歌い方とは違った声の出し方をしている。
このアルバムは同じリフを繰り返す楽曲が多く、「REPETITION OF HATRED」のようなギターとベースのユニゾンが多くみられるが、
「GRIEF」のように一聴ユニゾンのようだがよく聴くとそれぞれ微妙にフレーズが違ったり、1番と2番で細かくフレーズが変化している。

このアルバムで特に気になったのはベースのToshiyaのフレーズがこれまでのように目立った動き方ではなく、よく聴かないと分からないような動き方になっていることだった。特に「DISABLED COMPLEXES」はすべてのパートのフレーズが秀逸。

今までのアルバム以上に聴き終わってみると疲れるアルバムだが、不思議とまた聴きたくなるアルバム。

ひわい 2009年8月17日(月)21時30分

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