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666 / KATHARSIS
2000年発表の1stアルバム。
2004年にCD化され、NEDから発売されました。
このバンドは「WORLDWITHOUTEND」を先に聴いてましたが、結構違いますね。
メロウさやキャッチーさという要素はそれ程でもなく、「硬派」という言葉が似合いそうな
プリミティブブラック。所々で見られるカオティックな展開には3rdに通じる物がありますが、
プリミティブブラックこそ一番素晴らしい音楽だ!!というくらいにプリブラが好きならば
こっちの方が気に入りそうな、もっとスタンダードなプリブラをやってます。
ヴォーカルはこの時点でもかなり素晴らしいですね。
いかにもブラック的な高音がなりですが、ちょっとBURZUMを思わせるようなヒステリックな
声の擦れ方でめっちゃ邪悪です。特に6曲目の喉が千切れそうな叫びが凄い。
個人的には3rdの方が好きですが、プリミティブ好きにはお勧め出来る音源かと思います。
DARKTHRONEの2nd、3rd路線にMAYHEMっぽさを加え、疾走パートを増やし、より凶悪にしたような作品。
声なんかは3rdの頃のNocturno Cultoに結構似てると思います。
DARKTHRONEの2ndが大好きで、こういう作品を探していた自分にとってはかなりツボでした。
個性といった点ではそんなにないですが、超良質のプリブラ。
疾走パートが結構多めで、曲数も6曲で32分とややコンパクトなので、彼らの作品の中では一番聴き易いと思います。
GODさんと同感です。
ほんとDARKTHRONEの2nd、3rdが疾走しまくってる感じで、
VoもNocturno Cultoがより凶悪にパワーアップしたような印象があります。
遅い、早いとか好みは人それぞれですが、上記のアルバムがもうちょっと走って
くれたらなぁ〜とか思っている人にお勧め。
個性のある音ではありませんが、ストレートにカッコいいプリミティブブラックです。
あとこのバンドはアートワークとかも凝っていてこだわりを感じますね。