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SO FAR, SO GOOD... SO WHAT! / MEGADETH
MEGADEATHじゃなくてMEGADETHなんだけど(^_^;
このサウンドはメタルそのもの。ギターソロに関しても感情は全くなし。冷酷、非情といった形容が当てはまると思います。「インテレクチュアル・スラッシュ・メタル」を標榜したバンドにふさわしく複雑で、起伏に富んだ、展開を持たせた曲に過激ながらも知性を感じさせる歌詞。
特に"HOOK IN MOUTH"のリズムは聴く人々を不安にさせると思うし、それに追い討ちをかけるようにギターもリフは刃物の如く鋭く、もう不安、不安、不安になっちゃうよ。そしてやっぱり「声」が強烈だった。
そしてMEGADETHは次作の「RUST IN PEACE」で自分のスタイルを完璧にする。とくに"HOLY WARS...THE PUNISHMENT DUE"はMEGADETHの全てが詰まっている。マーティも強烈すぎ。
というわけで、いつのまにか「RUST IN PEACE」も薦めている私であった。
ども〜 deaddeathdieさん
>MEGADEATHじゃなくてMEGADETHなんだけど(^_^;
「RUST IN PEACE」の方MEGADEATHになってました。(^^;)
ご指摘ありがとうございました。修正しました。
このアルバムは大好きだ。ジェフ・スコット・ヤングのテクニカルなソロもいいし。
サウンドはメタリックの一言に尽きるでしょう。冷酷な印象すら受ける。
音的には今と比べるとかなりスラッシュメタルだ。初期の佳曲である。複雑なギターリフもすばらしい。まさにインテレクチュアルスラッシュ!
俺もこのアルバムを一番聴く。ベストアルバムに匹敵するくらい完成度が高く独特な雰囲気は他のバンドには無いと思う。このアルバムを聴くとつい瞑想の時間になってしまう。皆さんはこんなことあるのかな?
やっぱりこのアルバムが一番好き。曲数も8曲といいし、メリハリがしっかりしてるし。なんてどこぞの評論家みたいなことは言わん! 最後のフックインマウスを聞け! この時期はいいなぁ
『RUST IN PEACE』や『COUNTDOWN〜』しか聴いたことのないそこのアナタ!
これも聴いとかないと絶対後悔するぞ!!
なんだかこのアルバムをデイブ・ムスティン自身は、あんまり認めていないような発言を
しているけど、個人的には大好きなアルバム。どう猛な獣になったような気分が味わえるよ。
(意味不明?)
凄いアルバムだ!「PEACE SELLS...」以上の強引な展開、「MARY JANE」に代表される、気が狂ったように弾きまくりのギター・ソロ、気を抜いて聴いてると鼻血が出ちゃうような(笑)緊張感にあふれたアルバムだ。特に最後の「HOOK IN MOUTH」なんかはとにかくクールでカッコいい!とにかく最高だったっす(過去形なのが悲しい)!
どうやらデイヴはドラッグ買う金欲しさにこのアルバムを大衆的なものにしたらしいという噂がけど、そんなことは全く感じさせないほどへヴィーで凶暴なアルバム。無数の殺人マシーンが大量殺戮をしでかしてるようなアルバムです。
凄みのあるミュージシャンが減ってきている。
ラストの「Hook In Mouth」を聴いてほしい。
今までの権威に反旗をひるがえすというか、異議申し立てをする情熱が詰まってます!
このアルバムがMEGADETHの最高傑作だと思う。以前ギターをやっていた私としては当然ギタリストに注目してしまう訳だが、ジェフ・スコット・ヤングの全編で繰り広げられる驚異的なギターソロは何度聴いても鳥肌ものです。(注「ANARCHY IN THE U.K.」のギターソロは元セックス・ピストルズのスティーブ・ジョーンズが担当。)特に「MARY JANE」のソロパートは「GREAT!」の一言です。両デイブとの不仲が原因でこのアルバムが最初で最後の参加なってしまったのが非常に惜しいっ!!私が崇拝するランディー・ローズにルックスが似てるし。マーティやクリス・ポーランドも素晴らしかったけど私はジェフです。今は何してるのだろう?
このアルバムの後に発売された「RUST IN PEACE」よりクリヤーで音質良くないですか?ジェフ・スコット・ヤングのギターもさることながら前任のガル・サミュエルソンのドラムローディーを務めていたチャックピーラーのドラムも複雑且つ重量感があって迫力があります。全てに於て最高傑作です!!
非常なまでにCOOLな素晴らしい作品で、「アルバム」としては私は彼等の最高傑作だと思っています。これぞ、インテレクチュアル・スラッシュです。この作品では、特にギターの「音(ひずみ具合)」に惚れ込みました!デイヴの特有のVoも楽曲にマッチしていてGOODです!!
音的には「Rust in Peace」が何だかこじんまりとした音像であるのに対して、
本作の圧倒的な音圧は、彼らの作品中最高の出来栄えだと信じています。
「冷酷な凶暴性」という表現が正にピタリと当てはまる名作です!
捨て曲がない上、音質の無洗練ぶりがかえって各曲のインパクトや攻撃性を増幅させてます!
これを聴かないでいるのはあまりにももったいない!
なんでみんなRust in peaceを薦めるのでしょう?
こっちのほうがぜんぜんいいでしょう。音ザクザクしてるし、速いし
狂気に満ちてますよね。
Rust in peaceだけでmegaethを語っている人は絶対これを聞け!
これと、「RUST IN PEASE」のリリースの順番が逆だったら、その音楽性の変化がスムーズになるのになぁとか思ったりするんだけど、それが当時のバンドの混乱ぶりを示しているようで興味深い。
私は"IN MY DARKEST HOUR"に尽きます。何とも言えぬ虚無感に支配される…。
実は私は『COUNT DOWN TO EXTINCTION』までのMEGADETHのアルバムは殆ど聴いていましたが、このアルバムだけは聴いていませんでした。聴いてみてその出来のよさにビックリ!聴いてよかった!聴かなかったらホントに後悔していた!
個人的には、最高傑作は『RUST IN PEACE』だと思っているし、それは今も変わりません。しかしこの作品、スラッシュというにはヘヴィさがあまり感じられないサウンドプロダクションで、その点が唯一物足りませんでした。一方、『PEACE SELLS』は音を分厚く作りすぎていて聴きづらく、曲も今ひとつの出来で、それほど好きではありません。
で、このアルバム。サウンドプロダクションはヘヴィかつファットでありながら、非常にクリア。曲もどれも良く出来てます。SEやサウンドギミックも非常に効果的で、アルバムのテンションをグッと高めています。また、他のアルバムには小難しくて理屈っぽいところが少なからずありますが、このアルバムはそんなの一切無し!理屈ぬきで楽しめます。
MEGADETHファンなのに聴いてないって人、マジで聴いてー!
オープニング曲でいきなりの隕石飛び交う凄まじくスラッシーかつ複雑な展開。かと思えば2曲目でストレートかつ冷酷なデイヴ・ワールド。悶絶必死。アナーキー・イン・ザ・UKのカヴァーも秀逸。買って損なし。
もうオープニングからすごい。新宿を全裸の女が走ってるよ(笑)つかみはOK(笑)
ギターリフも凄い。LIARのなんてどうかしちまったんじゃないかと思うくらい狂ってる。やはりお薬の影響だろうか?(笑) クスリほしさにキャッチーにしたそうだが、たしかに聴きやすくはなっている。だからと言って凶暴さがなくなったなんてとんでもない。むしろ増してるよ(笑)個人的にはこの3rdまでがMEGADETHが曲全体でぶっとい音を出していた時期だと思う。
スラッシュしてます。
最高傑作「ラスト・イン・ピース」に十分繋がる傑作!
ばかぼちゃ 2003年10月26日(日)10時25分
前作のほうが過激度は上だが、これもなかなかよい。
個人的にはこのアルバムが一番好きです。前作はあまり好きではないしラスト イン ピースはスラッシュしてないような気が・・でもラスト イン ピースは大好きです
これより以前のKilling is..やPeace Sells..が大好きな人にとっては
間違いなく本作もマスターピースになるはずです。1曲目のイントロからもう
メガデスの世界にどっぷりはまれます。「全てぶっ壊してやる!!」
というこのパワーは凄まじいものがあります。
Dムステインのギターが炸裂の一枚。リズムもソロも尋常でない。
ドラッグの影響でスピード感がめちゃくちゃになっていたのか?
インマイダ-ケストアワーや、ライアーなんか、狭い空間にこれでもかと
音を詰め込んだようなソロ。
後期の整然と作りこまれたGソロと比較すると、カオティックで狂気を感じます。
音の処理はよく、神秘的。本人はリバーブはあまり好きでないらしいですが、自分は
こういうの好きです。
PEACE SELLSよりもデイヴのヴォーカルが前に出てる気がします。
デイブの声が好きなのでうれしいです。
リバーブかかってるので音質も悪く感じません。
曲も凄いです。冷淡でクールなのもあればIN MY DARKEST HOURのような哀愁のあるモノもある。
微妙にラストインピースとタメはれるんじゃないでしょうか?
「デイヴ・ムステイン、キレる!!!」という情緒溢れる一枚(笑)。
破壊度、退廃度、危険度では2ndよりも上。反政府的な様相が全面に渡って繰り広げられます。特にムステイン大佐のヴォーカル・パフォーマンスに関しては、僕はこれが一番好き。世の中全ての物・事象を敵に回した感のある吐き棄てヴォーカルは聴いていてとても気持ちが良いものです。
殆どの曲が殺気立っている中、「Mary Jane」「In My Darkest Hour」の2曲がメランコリックな雰囲気を醸し出してところがこのアルバムにメリハリを与えています。「Anarchy In The U.K.」のカバーも単純にカッコいいですね。
2004年のリミックス&リマスターでは、よりいい具合に音が分散してへヴィになり、多少大佐のヴォーカルが強調された気がします。また、「In My〜」の冒頭に短いアコースティック・パートが加えられたのも興味深し。
『破滅へのカウントダウン』からのメロウなMEGADETHサウンドも好きですが、僕はやっぱりこの時期のどうにも手の付けようのない極悪ヤンキーのような雰囲気が好きです。しかもそれでいて音はしっかり考え抜かれているのだから凄い。
ムステインさんにはもう一度この頃の感覚を取り戻して欲しいぞよ。やはりク○リがないと駄目か・・・(禁句)。
MEGADETHのアルバムジャケットで一番カッコイイよね。
サウンドもサッパリしていて一番飽きのこないアルバムだよね。
この頃のデイブっていちばんイケ面だしね。
いきなり首根っこつかまれ引きずりまわされるような、危険、凶暴なまでの勢いがラストナンバーまで続く。(Anarchy In the U.K.はご愛嬌だが。)
それでもIQ高そうな曲構成は相変わらず。
知能指数の高い極悪ヤンキーがクスリ摂取して凄いスピードでカミソリを振り回し、スプリンター真っ青の勢いで走り抜ける姿がすごくカッコ良く見える。
という感じのアルバム。
「ドラッグを買う金のためにコマーシャルにした」として知られるアルバムだけど、それでもやっぱりMEGADETHでありムステインであるとしか形容できない作品ですね。まぁ、3,ANARCHY IN THE U.K.だけはそうしても浮いてる気がしてならないっていうのはあるけど。格好良いことは格好良いんだけどね。
2,SET THE WORLD AFIREは「RUST IN PEACE」に通ずる整合性を感じさせながらもより攻撃的な名曲!
4,MARY JANEと6,IN MY DARKEST HOURと似ている感じがどうしても拭い切れないけど、どちらも格好良いことこの上なし!
5,502や7,LAIRは危険なほど攻撃的で8,HOOK IN MOUTHはどこかコマーシャル性を感じさせながらも聴き手を傷つけんばかりの勢いに満ちている。
インストの1,INTO THE LUNGS OF HELLは非常にムステインらしいギターが聴ける、オープニングにピッタリの格好良い曲だ。
充実の内容でしょう!
ドラッグでボロボロになりながらもこんな作品を出したムステインが凄いのか、はたまたボロボロのムステインにここまでさせるドラッグが凄いのか…。(笑)勿論、前者であることを望みたい。(笑)
リマスター盤ではリバーブが消えてます!
雰囲気が変わってるんで、リマスターで最も変わったアルバムだと思います。
是非聴いてみて下さい!
元々評価は高かったアルバムですがリマスターで絶対買ったほうがいいです。
2ndと4thの間に隠れている印象の本作ですが、リマスターによってどちらにも負けていない傑作に生まれ変わりました。カッコよすぎ!リマスターの効果は本作が一番。
ちなみに、⑥のイントロに少々変化アリ。
デイブがドラッグ中毒の時に作ったアルバムなのに、信じられないくらい楽曲の質が高い。無理してドラッグ止めない方がよかったんじゃ・・・(笑)
"RUST IN PEACE"にひけをとらない名盤だと思う。
しゅんぺ〜 2004年11月4日(木)23時47分
Megadethが不健康そうだった頃の作品。個人的にはこれがMegadeth初体験アルバムでした。この頃はまだなんとなくメジャーじゃない臭いがあって、それもカッコ良かった。
中でもかなり異質な作品。とにかく前作よりもギターリフが強調されカミソリのごとく
鋭く切り刻んでいる。そして知的度はさらに濃くなっていると思われる。
このアルバムじたい戦争をイメージしてるのか聴いてるとマシンガンを乱射している
ような雰囲気がまず最初に感じる。特にギターソロは他のアルバムにはあまり見当たらない
マシンガンフルピッキングが十分に堪能できる。ギターをやる人はわかるだろう。
ドラッグ購入資金のためのCMにしては楽曲の内容が濃すぎる。オレに言わせれば
どこがCMなんですか??と問いたくなるほどだ。メリージェーンはちょいポップかな?
と思いきやそれは前半まで。中間からは鬼のようなリフの弾丸がリスナーを貫く。
まあCM的な所といったらピストルズのカヴァーぐらいでしょう。しかしかっこいい!
ピースとラストも傑作だが、これも傑作に違いない。
ポップ嫌いな人はこれは決してポップではないので是非聴いてみて!オレもポップは嫌いだ。
リマスターは聴いたこと無いんだけどどっちがいいの?リバーブ消えてるらしいけど。
[Painkiller]
無駄無駄 2004年12月18日(土)14時27分
なんでか知らんが、このリマスターがアマゾンでめちゃくちゃ安く売っているので購入。
値段は980円。なぜかこのアルバムだけ。もちろんUS盤。CCCD絶対反対!!!!
ちなみにCCCDは元値。
音はと言うと皆さんのおっしゃる通りリマスター効果が一番感じられ、かなりカッコよく
なっていました。リバーブが消えることによってギターサウンドにめりはりが出てより
へヴィになり、聞き取りやすくなりました。個人的にリバーブがあまり好きではないので
このようなリマスターが出るのを願っていました。全体的に音が現代の音に生まれ変わった
感じです。このリマスターが一番買いなおす価値ありでしょう。メガデスのリマスターの
中では一番の出来です。
しかしUS盤以外は勧められません。CCCDだから・・・・ん〜東芝、最低最悪。
無駄無駄 2004年12月25日(土)22時52分
そうだ。リマスターのデイブによるライナーノーツの翻訳が見たいのなら
へヴィメタル特集ってサイトに全盤の解説の訳が載っています。
そこを見ればあえて日本盤を買わなくてもいいし十分楽しめる。
だから日本盤CCCDを買う必要性もないと思う。
スマン・・・3回もカキコしてしまいました。[Painkiller]
無駄無駄 2004年12月26日(日)12時17分
[訂正]スラッシュメタル特集でした。
正確にはHM-HR items store powered by MEGADETHと打つと出てきます。
もう見たという人もいると思いますが。
無駄無駄 2004年12月26日(日)12時57分
メガデスの3rdアルバム。
インテレクチュアルスラッシュのひとつの完成形を提示した前作の流れを受け継いだアルバム。
前後を名盤に挟まれ、地味な印象だが、中身は最高のスラッシュメタル。
むしろ、2ndよりさらに過激で攻撃的になり、4th以降の整合性の取れたメガデスに変身する以前の、尖ったメガデスが聴ける。
はっきり言ってMEGADETHはここまで。
MEGADETHのTシャツ着てる奴とか学校にごろごろいた・・・
いい時代でした。
ラスト2曲のつながりがいい
前後作に比して、なんだか話題性は乏しいアルバムだけど、スラッシーな名曲が多いです。
個人的にはピストルズのカヴァーは要らないけど、"SET THE WORLD AFIRE"の爆音や
"MARY JANE"の怪しいイントロ、ギターソロ、"502"の疾走感、SE、
"IN MY DARKEST HOUR"の絶望感〜疾走の流れ、いわずもがなの"HOOK IN MOUTH"と
良質な曲が多いと思う。
いやぁ、久しぶりにまともに聞いたので、懐かしさが先行してしまったかも。それは認めなきゃ。しかし、御薦め。
雰囲気が凄いですね。
Anarchy In The U.Kも言うほど悪くないと思う。
「PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING?」以上とは言わないけど「破滅へのカウントダウン」より好き。
IN MY DARKEST HOURとHOOK IN MOUTHは名曲!!!
MEGADETHの3rd
前2作と比べるとカバー曲あり、バラードありと
バラエティー豊かになったアルバム。
ただ残念な事に1stと3rdに挟まれてるせいか意外と印象が薄い。
メンバーもテクはあるがこの前後のアルバムのメンバーと比べるとイマイチプレイが地味だし(2ndはガルとクリス、4thはマーティとニックだしね)
しかしこのアルバムの曲のクオリティも非常に高い。
かなり狭い見方をするとスラッシュバンドとしてのメガデスはこれが最後だったかもしれない(とはいえ次作も大好きですが)
スラッシュ好きにはおススメの超名盤です!
In My Darkest Hourは名曲。
あのムステインのソロから疾走パート
に突入する時は何回聞いてもテンション
上がる!悲しいときやむかついたとき
なんかに最適なんじゃないかな。
Gの片割れがジェフ・ヤングにDsがチャック・ビーラーに交代しての3rd。
当時ムステインの依存癖は最高潮にあり「麻薬を買う金欲しさに意図的にコマーシャルにした」と告白していたが、MEGADETHの最高の作品であることに変わりない。
振幅に富んだアルバム構成は見事。
個人的に最高傑作かつ、スラッシュメタル全般においても非常に優れた名盤だと思います。クスリ漬けの割りには相変わらずというか、前作と同等かそれ以上にクレバーな展開と曲構成、そしてそれまでやや欠けていた重厚感もしっかり表現されてると思います。唯一ピストルズのカバーが悪くはないんですが、曲調が作品全体のカラーと多少ズレてる気がしました。どうせなら後に披露されるプロブレムかサブミッションあたりだとハマったと思います。
個人的に想い入れがある作品です。ピストルズのカバーを今から17〜18年前に、会社の社員寮の寮祭で、バンド演奏したからです。(当方はボーカル)このアルバムの中においてピストルズのカバーは、他の曲と少しズレてる気がしますが、ちょっとクセのあるスパイスだと思えば許容範囲です。
この頃のムステインの怒り方、ぶっ壊れ方が今では懐かしいですぞ。初期の終焉を告げる作品です。
「MERY JANE」、「IN MY DARKEST HOUR」といった異色な曲が含まれているものの、
あとは怒涛のスラッシュナンバーのオンパレード。特にラスト2曲「LIAR」、「HOOK IN MOUTH」が凄い。
やっぱりこの頃のムステインは、完全にイッてしまっていたんでしょうな、きっと。狂気の沙汰に
産み出された傑作だと思います。整合性がとれていない、制御不能に陥った、魂の叫びを感じます。
なんか中途半端になった印象を受けるアルバム。
この頃から音楽性が変わっていった。
悪くはないけどなんとも地味だ。
In My Darkest Hourは隠れた銘曲です。
イントロのアルペジオは美しくスローパートは切ない。
そして疾走パートはムステインとヤングの燃え上がる炎のようなギターソロが炸裂!
愛と悲しみと憎しみの混ざった感情の高鳴りが作り上げた至高の一曲です。
88年3rd
MEGADETHの中で最もスラッシュしてるアルバム
ギター音はこれが一番好き
曲構成がフリースタイルで聴きやすい
且つ捨て曲もなく全部良い
この頃はほんと良かったなぁ
異常なまでの緊張感が漂うアルバムです。ギターの音がすさまじく刺々しく聞くもの寄せ付けません。冷徹な頭脳を持った殺人マシーンがマシンガンで目についた者すべてを無表情で撃ち殺していく感じです。寝る前に聞くと緊張しすぎて眠れなるかも。メタリカやスレイヤーよりも危険なアルバムを挙げるとしたらコレです。昔のリマスターされてない方が緊張感があります。「ANARCHY IN THE U.S.A」も好き。
このアルバムは、芸術の域に達してると思う。
スラッシュ通を気取る奴らがPEASE SELLSが一番だとか、
無難な奴らがHOLY WARSが最高だとか言うが、このアルバムに
秘めた狂気を理解できない奴らは、メガデスを理解してない。
デイブは、ドラッグをやめて、その代わりにスカイダイビングなど健康的とも思えるスポーツにその狂気を求めた。それで出てきた言葉が、完成度だとか完璧さだとかいう言葉だった。果たしてメガデスファンが、そんな完璧さを求めていたのだろうか。テクニックのすばらしさだけを求めていたのだろうか。違う。ファンが求めていたのは、デイブの心の奥に秘められた狂気であり、攻撃性であった。まさにこのアルバムは、それを表現したものだ。ドラッグやら何やらで、消し去りたい過去としてこのアルバムを否定したい気持ちも分からないでもないが、これこそメガデス、これこそ狂気のアルバムということは否定のしようがないのである。
このアルバムは、宇宙だ。
それをジャケットが表現してる。
これを聴いて宇宙へぶっ飛べ。
おれも今ぶっ飛び中。
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.028 ★
切れ味抜群の尖ったスラッシュメタルを聴くことの出来るメガデスの3rdアルバム。
ムスティンのボーカルが発する狂気もリフの切れも素晴らしい。
このアルバムまでのメガデスは間違いなくスラッシュメタルです。
松戸帆船 2006年11月25日(土)21時31分
ドラッグ漬けがピークの時期に制作されたためか、MEGADETH史上最も暴走したアルバム。
(↑褒めてる)
本来勢いを殺すはずのメロウ / ポップなパートすらただならぬ狂気を感じさせる。
特に後半の危ういオーバーヒートっぷりが凄い。
リマスター前は音量の上下が激しすぎてちょっと聴き辛いのが難。
スラッシュ期のMEGADETHのアルバムでは一番聴く回数は少ないけど、
かといってレベルが低いわけではないです。(他がすごすぎるだけ)
②⑥⑦⑧が好き。ピストルズのカバーがちょっと浮いてるかな。
デイヴ・ムスティンは、この'88年発表の3rdアルバムについて「手っ取り早くドラッグ代を稼ぐ為に売れ線を狙った作品」と
語ったらしいけど、一体コレのどの辺が売れ線狙い?と言うぐらい、切り裂くような疾走感といい、
鋭角的に刻まれるリフといい、噛み付くように歌う尖がったVoといい、緊張感に満ちた曲展開といい、
従来のサウンド・スタイルを受け継ぎつつも、よりドラマチックな構築美が感じられるようになった楽曲に隙はなく、
前2作同様、本作もまた捨て曲なしの名盤に仕上がっている。
特に、アルバムのOPを飾るに相応しい、壮大にしてメタリックなファンファーレ①の余韻を引き裂き、マシンガンの如く刻まれる
イントロ・リフにゾクゾクさせられる「これぞMEGADETH!」な②(元々“MEGADETH"というタイトルだったとか)、
Gが「メ〜リ〜ジェ〜ン♪」と歌い(笑)、暗く憂いを帯びたメロディが疾走する名曲④、故クリフ・バートンに捧げられた
MEGADETH流へヴィ・バラードとでも言うべき悲痛な⑥、シャープに疾走するリズムの上を華麗に舞う
ツインGに耳奪われる⑧といった楽曲は、非常に高いドラマ性を有しながらも、決して熱くも臭くも大仰になる事もなく、
どこかヒンヤリとした醒めた空気を孕んで展開していく辺りが、如何にもこのバンドらしい。
人間関係の悪化からメンバー・チェンジが相次ぎ、デイヴとデイヴィッド・エレフソンの抱える
ドラッグ/アルコール問題も深刻さを増して・・・と、この時期、バンド内部はガタガタだったらしいが、
それを全く感じさせない素晴しい作品だ。
「まぁまぁ順調・・・だからどぉした!!」←こういう言い回し、好きよねェ〜ムステイン大佐(笑)
殺意みなぎるエッジのギターに滅多斬り。
爆弾投下と共に炸裂するSetTheWorldAfireに始まり、
ダークな中盤を経て、Liarで血液が逆流するようなショックを取り戻す展開が大好きだ。
各曲の個性もそれぞれ鋭利に毛羽立っている。
僕個人はこのアルバムを、MEGADETHイチ“一気に通し聴きしやすい"アルバム、
として愛聴している。
“スムーズに聴き通せるアルバム"は、Countdownアルバムだけど・・・。
スタンダードスタイルのメタルソングに搭載された、ギラリと光るテクニカルなリフ。
誰にも真似できないMEGADETHのオリジナリティが、絶妙なフックとなって聴き手の耳に突き刺さる。
意図的にキャッチーな内容にしたらしい(?)が、こういうセンスなら大歓迎だ。
MEGADETHをちゃんと聴き始める前、僕の中には「MEGADETH=ラトルヘッドさん(イラスト)」というイメージがあったので、
この「SFSGSW」アルバムを手に取るまでに少し時間がかかった。
損をしてたなあと反省。
デニムの中にシャツを入れてる写真には時代を感じるが(苦笑)、
はじめてMEGADETHを聴く人には、同じMEGADETH新米ファンとしてこのアルバムをすすめたい。
No Survivor!!
制御不能、暴走気味なところが何ともスリリングでクセになる作品でござる。
一般的に名盤とされている2ndと4thの間に挟まれて
地味なポジションに置かされている感があるが
リフの殺傷力とアルバム全体を覆う緊張感に関してはこのアルバムが最高。
俺は2ndや4thの方が好きだが、これもなかなかいいですよ。
"Set The World Afire"・"In My Darkest Hour"・"Hook In Mouth"は特に好き。
新ギタリストのジェフ・ヤングも、クリスやマーティー程の個性は感じないが、テクニカルでセンスのいいプレイをしてると思う。
★★★★☆
「RUST IN PEACE』がダントツで人気あるのが理解できない!
私は4thでMEGADETHから離れてしまいました。
MEGADETHは3rdのこのアルバムが一番だと思います。
HOOK IN MOUTHの攻撃性最高です。
当時の来日コンサート(中野サンプラ)行きました。
あのころは良かった〜!
ぎらぎらさんに同じくRust in Peaceがダントツなのがよくわからん。
そりゃHoly Warsはすごいさ。でもMEGADETHは初期3枚あれば満腹でしょ?やっぱ。
Metallicaへの復讐の開始を宣言した1st『Killing is My Bussiness...and Bussiness is good』。
知的さを突き詰めた2rd『Peace Sells...But Who's Buying?』。
そして.....
2rdがさらに狂気と化したアルバムこそがこの3rd『So Far,So Good,So What』。
1,2曲目は強烈すぎです。
そして言わずとも有名なsex pistolsの名曲『Anarchy in the U.K.』
なき旧友メタリカの超絶ベーシスト,クリフに捧ぐ『In My Darkest Hour』
ライブでは定番である『Hook in Mouth』
妙に大佐のVoとリフかっこよく効果音も使われた『502』
アルペジオとソロが耳に残る『Mary Jane』
不気味なリフから始まる『Liar』
必聴は先頭の1,2曲目とIn My Darkest Hour,Hook in Mouth。
お勧め順位は2→1→6→8→5→4→7→3だろうか。
MEGADETH初期3枚は必聴ですよ。