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GODS OF WAR / MANOWAR
いよいよ出ますね。何曲か試聴きましたが、どれも凄いです。
5年も待っただけの作品になっていると思うので、早く届かないかと待ちどうしい!
2007年4月25日発売の10thアルバム。
ジョーイディマイオ閣下曰く「ヘヴィメタルの父はワーグナーである」ということを
アピールせんばかりの、壮大過ぎるほどのコンセプトアルバムだ。
オーケストラのインストや、語りが多く、Louder Then Hellのようなストレートなアルバムではない。
しかし、じっくりと聴きこむと北欧神話の世界に入りこみ、あたかも自分がオーディンの戦士である錯覚すら覚える超大作だ。
一聴する限りでは、クラシックの要素は前作よりも一気に濃くなっていると思います。
SEやナレーションを聴いていると、RHAPSODY化一歩手前な感じがしますが、
「King Of Kings」や「Sons Of Odin」のような、いつものMANOWARらしい曲も健在なので、
クラシカルなアプローチをどのように受け取るかによって、本作の評価は決まるでしょうね。
これはちょっとクラシカルすぎるような気がする。
RHAPSODY化一歩手前というよりは、もう完全にRHAPSODY化しているような気がしないことも無い(1曲目のOverture〜とか)。
俺はこんなマノウォーもありだと思うけど、ファンの間で好き嫌いが真っ二つに分かれるだろうな。
MANOWARがこんなアルバムを出すとは・・・・しかし取り上げるテーマが神話の神々とは・・・
やはりスケールがでかい。まあジョーイがRhapsodyと仕事してなかったら恐らく出なかっただろうなぁ・・・
こんなのManowarじゃない!次作に期待!何年後に出るかわからないけど。
内容はとにかく凄い! スケールのでかさは半端ない!
ただ、いきなりこうなってしまったのはやっぱりまずかったんじゃないかと思う。
あとは、このアルバムの曲をどうライブで披露できるか。The Sons Of Odinなんかは大合唱間違いなしですね。
W×H×M 2007年5月12日(土)10時55分
久しぶりに聴いたマノウォーのアルバム。これまたとんでもないアルバムをつくったもんだ。
King Of Kingsのカッコよさにはぶっ飛んだね。クラシカルな要素を取り入れたのは正直納得いかないけど。
賛否両論のようだが、大仰さ、暑苦しさはいつものManowarだ。
5年もすれば内容が理解され、良さを理解できない軟弱者は失せろとまで言われるほどの
大傑作という扱いになっていることだろう。
アルバムを通して聞くとかなり良いです。
②のギターソロはすこぶるかっこいい。
1曲1曲がどうとか、そんな見方だったらこのアルバムの本質は見抜けないでしょう。
雰囲気を直にどう感じ取るか。
でも、これくらいのアルバムでファンに見捨てられるほど、MANOWARはヤワじゃないぜ!
SONATA ARCTICAの新作よりは批判ラッシュは起きないでしょうね。
どうやら賛否両論のようですが
これ実にMANOWARらしいアルバムだと思いますけど。
ハッキリ言ってカッコイイですよ。
うーむ。
過度な演出が作品のダイナミズムを殺したと見るか、
それとも尋常でない作りこみにMANOWARの心意気を見るかで
最高とも最低とも評価できる作品ですね。
「SIGN OF HAMMER」「KINGS OF METAL」あたりが最高と思っている自分には聴くのが面倒臭い作品です。
BLIND GUARDIANの「NIGHTFALL〜」くらいくどいです。
だんだんMANOWARも変わってきましたね。
最初のころは男気一発の仁義に則った爆裂メタルでしたが・・・。
次作には簡潔で爆裂してるアルバムを希望します。
けんしょー 2007年6月27日(水)12時53分
大仰であることはボクにとってむしろ大歓迎なのですが・・
しかし同じ「大仰」でも「TRIUMPH OF STEEL」の時代に比べて
明らかに「穏やかになっている」のが皆さんの違和感の原因でないでしょうか。
本作は厳然と構えているイメージで、敵を薙ぎ払うアグレッシブさに欠けている気がしました。懐が広くなっちゃいましたねぇ
・・・KINGS OF METAL を聞いて寝ます。
ここ数作のコンパクトにまとめられた楽曲重視路線から一転、久し振りに重厚長大な
コンセプトを全面に押し出した、'07年発表の記念すべき10thアルバム。
コンセプト重視といえば、30分近くに及ぶ大作組曲“ACHILLES,AGONY AND ECSTASY"を収録した
7th『THE TRIUMPH OF STEEL』を思い出すが、全体的にメロディの弱さが目立ったあのアルバムに比べて、
今回は1曲1曲がきっちりと練り上げられていて、メロディの煽情度も高め。長尺曲で圧倒するのではなく、
キャッチーなHMチューンを、SEやナレーション、インスト曲で繋ぎ合わせて、映画のサウンド・トラックの如き
壮大さを演出するという手法が取られていて、ジョーイ・ディマイオが『THE TRIUMPH〜』から得た教訓を
ちゃんと本作に活かしている事が判る。例えるなら、6th『KINGS OF METAL』に収録されていた笑撃・・・もとい、衝撃的な
組曲“THE WARRIORS PRAYER"〜“BLOOD OF THE KINGS"の流れをアルバム全編で展開してみた作品?
また、ここのところ「メタル応援歌」的な歌詞の比率がどんどん高まっていただけに、本腰を入れてジョーイが
神話世界を題材に取ってスケールの大きな歌詞を書き上げてくれた点もファン的には嬉しい限り。
ただ、疾走曲が並ぶ前半に対して、(そのクオリティは兎も角)似通ったテンポのへヴィ・チューンが並ぶ後半は
SEやナレーションの長さと相俟って明らかにダレる。ので、個人的には通して聴くのは遠慮させて貰って
③⑤⑥⑦⑩⑫といった楽曲のみを摘み食いしていきたい1枚。
やはり意見がハッキリとわかれましたね。
僕としてはManowarというバンドはドラマ性に満ち溢れた曲も結構あるしこういった彼らのアルバムもありかとは思います。
ただやはりSEやインストナンバーが結構あったり曲の最後に長いSEが入ったりして若干ダレル感はありますね。
でもやはり楽曲のクオリティーは高くそこは彼らの真骨頂でしょう。
そして最後の本編のコンセプトとは別に収録されているDie For Metalはやってくれるなぁと思います
確かにダレます。全体でも、曲単位でもパワーはかなり控えめですね。
最近のブラガ、JPのノストラもそうですが、パワフルな曲を作り続けたミュージシャンはこの手の方向性に魅かれるものなのでしょうか・・・。
ともあれこれもバンドの一枚。
ただこのバンドにアグレッシヴな曲を求めている私としては次回作に期待!
久しぶりにマノウォーを聴いてみました。初期の頃と全然違いますね。この作品はコンセプ
トアルバムと言うことで、例外でしょうが、オーケストラの導入でよりクラシカルになり、
ボーカルもダミ声とノーマル声を使いわけている。しかし、歳を食っても頑張ってるな〜
基本的にラプソディーやキャメロットあたりは好きなので、先入観無しで聴いたら、結構楽
しめました。ジューダスのノストラダムスに作りが似てるような気がします。やたら語りが
多い。最近こういうコンセプトアルバムを出すメタルバンドが増えているが、流行なのか。