CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE / DREAM THEATER
言葉にならない!そして1回や2回では完全な理解不能な作品だ。深みが違う。
ハード、ヘヴィ、プログレッシブなどという陳腐な言葉では語ることのできない「アート」である。このバンド、そしてこの作品については賛否両論、議論百出であるが、私は、このバンドを応援してきて、聞き続けてきて本当によかったと思う。
Yesを引き合いに出すなら「海洋地形学の物語」に当たるのではないかと感ずる。私的解釈では、「I&W」→「こわれもの」「SFAM」→「危機」となっているが、これはまさに「海洋地形学〜」に相当する作品である。
緻密かつ起伏に富む展開は今作でも健在。プログレッシブでありながらヘビーメタルにも通ずる
力強さも併せ持つ。きっとドリームシアターは歴史に残るバンドになってくれる、と改めて感じさせてくれる作品でした。
第1印象は「最高峰の技術至上主義者たちによる史上最高のインプロビゼーション」でした。プログレ・メタルというと、丁寧に構築されたメロディを複雑な展開美の中に織り込んだ、ある意味「計算され尽くした」ものだと思いますが、このアルバムはそれとは対極の位置にある1枚だと思います。計算された構成というよりは、5人の天才たちのその場その場での攻めぎ合いの結果、という印象でした。
とにかくボーナストラックを含めても全7曲、110分の2枚組という圧倒的なボリューム、そしてその長さを感じさせない緊張感の持続が驚異的です。disc1とdisc2で方向性が違うようにとらわれがちですが、このアルバムの中で唯一にして最も叙情的なタイトルトラックが40分を超える大作であり、単純にそれが既成のCDという枠組みの中に納まりきらなかったというだけのことと認識しています。このハイライトとも言える部分が独立したことにより、攻撃的で即興的なdisc1、叙情的でコンセプチュアルなdisc2という印象を強めているのかもしれません。
前置きが長くなりましたが、冒頭の①“The Glass Prison"のイントロからこれまでのDTには無かった凄まじいまでのアグレッションを発散させています。これはdisc1を通じての印象になりますが、ジェイムズのエフェクトをかけた声も含めて「AWAKE」時のダークさに当時を遥かに凌駕する攻撃性をプラスした感じです。ただし淡々と美しいフレーズを重ねるケビン・ムーアのKeyと、熱くエネルギッシュに縦横無尽に駆け回るジョーダン・ルーデスのKeyの演じる役割がまるで異なるため、トータルでの印象は「AWAKE」とはだいぶ異なりますが。DREAM THEATERのHMバンドとしての攻撃性がこれまでで最も表れていると思いますが、聴き終わった後で心に残る印象的なメロディ/フレーズが非常に少ないのも事実です。ただしジェイムズのVoも含めて各楽器パートの演奏の凄まじさは過去最高だと思います。このあまりにも混沌とした音像の中で、それぞれがお互いを殺さずに個性を主張出来ている点がとにかく凄いです。
そしてdisc2に移るとこれがまた心機一転、「METROPOLIS Part2 SCENES〜」を彷彿させるような一つの物語を長編のシンフォ大作です。DREAM THEATERがこのようなシンフォニックなアレンジを表現してくるのは意外でした。誤解を恐れずに例えるなら、冒頭のシンフォニックなインストパートなどBAL-SAGOTHのようだと思いました。勇壮なメロディがシンフォニックアレンジを伴って疾走するサマは新世代のHMバンドのようです。この曲は丁寧に構成を考えた叙情的な長編物語で、もはや曲というよりは、メロディを伴った物語といった感じです。これを中だるみさせずに一気に聴かせてしまう彼らの実力に今さらながら驚きました。
いまだに「IMAGES AND WORDS」の再現を求めてやまない者にとってこのアルバムは必ずしも期待通りの作品ではありません。が、これまでのどのアルバムとも異なる新たな方向性を提示してきた彼らの未来を見据えた姿勢には頭が下がります。一
聴しただけではわからない奥の深さを冗長と感じるか深遠と感じるかでこのアルバムの評価は分かれると思います。個人的には手放しで大絶賛のアルバムではありませんが、現在の彼らの最も表現したいことが具現化した作品だと思います。HMアルバムとしての彼らの最高傑作は「IMAGES AND WORDS」であるという考えに変化はありません。が、彼らの提示する作品は毎回異なるジャンルでの「最高作」なんじゃないかとこの作品を聴いて思いました。まだアルバム出たばかりですが、このアルバムを聴きこむ楽しみと、次のアルバムに「今度こそ」と期待する楽しみの2つができました。こんなバンドって他にないと思います。偉大なりDREAM THEATER。
基本的に、ディスク1は素晴らしい。。。ヘヴィでダークで実験的で、こちらはアグレッシブなドリムシのファンが好むはずである。2は冒頭のオーヴァーチュアーが素晴らしい。荘厳でプログレで。ペトルーシは、こういう映画のサウンドトラックのような曲が作りたかったと。インタビューで答えいる。いやー本当にいいね。
買ってよかった....
1曲目と4曲目最高!
もうすぐでこのアルバムのツアーとしてバンドがやってきますね。実は私は一足先にスペインはバルセロナでショーを見てきました。今回は何が凄いかってジェイムズが凄い!!! アルバムのへヴィー名曲も見事にこなしていた。そして今回はインストパートに入ったときも、以前みたいにすぐに引っ込まないでステージ上で様々なアクションをしていた。
ライヴに出かける皆さん!今回のショーも期待していいですよ!
(メタリカやるかも・・・・)
DISC1.2両方よかったDISC2の4曲目の最後(女性の叫び)所の演奏は個人的に大好き!
DREAM THEATERという名前にふさわしく映画のワンシーンを想像させられた!
僕は買ってから未だにしつこく聴き続けてます。
①「The Glass Prison」は今年のNO.1候補の名曲。テクニカルでアグレッシブで本当にカッコいい。10分超えてるなんて思えません。
DISC2は通しで何度聴いても飽きないし素晴らしい。曲の流れ、メインとなるメロディの挟み方、バラード曲とのバランス、特に気に入ってるのは「VI. Solitary shell」からメジャーキーの明るいリフを持つ「VII. About to crash (reprise)」への流れ。何度聴いても興奮するのは僕だけでしょうか?(笑)
ドリームシアターは僕の期待を裏切りませんでした。毎回趣向の違う傑作アルバムを作ってくれ、もう第2の「IMAGES AND WORDS」なんてもうええわ、という気持ちにさせてもらいました。
Dシアターの成長は止まらない。
Dr.のMポートノイはあるインタビューの中で、「複雑なインストパートをつくるのは、自分たちにとって、演り慣れているから簡単だ。人々の心の中に残る曲を書くのが難しいんだ」と言っている。
今回のアルバムの中で、『Solitary shell』は比較的普通のポップスに近い曲であるといえる。この曲は、そのインストパートを除くと、一見なんでもないような曲であるが、よくよく聞いてみると実に完成度の高いメロディを持った曲だということに気付く。これまでのアルバムにも良いメロディを持った曲は多々あるが、『Solitary shell』達した領域はこれまでのを凌ぐ。どういう点で凌ぐのかと問われれば、そのメロディ(vo.メロディ)の質としか言えない点である。
その意味で、Dシアターの成長は現在進行形であるといえる。
みなさんの批評の後では少々書きづらいのですが……僕はどうもいまいちはまれなかったなぁ。
ディスク1の①にしても、10分を10分と感じてしまってどうも退屈になってしまって……。ディスク2はまあ聴くとそれなりにいいんだけれど、なんというか、なんかゲームミュージックを聴いているような感じがして、違和感を覚えてしまったり。
多分、楽器演奏経験者なら、彼等の織りなす「バトル」を快感にとらえられるんだろうけど、そうではない僕はただただポカンとするばかりで……。
駄作だった、というのではなく、はまれなかった。僕にとってはそんなアルバムデシタ。
一大組曲であるタイトル曲と、凄まじくアグレッシブでありながら感動的な展開を見せる「THE GLASS PRISON」が最高に素晴らしく、この2つを聴くためだけに買っても損はないのではと思います。が、残りの曲も見逃せません。Disc1の2.はヘヴィかつ美しいし、狂気のラストを迎える3.、重々しさが心にズシンとのしかかる4.、実験的な音でありながら哀しい美旋律で泣ける5.と、全部聴き応え充分。2枚組超大作傑作!
演奏はとにかくキチガイテクニック。ジョーダン巧いね!!
でも俺もイヌさんと同じような印象を受けました。
曲の長さが気になる。「THE GLASS PRISON」は前半と後半が分離してるし。メトロポリスpt1なんかは長さを感じさせない上手さがあったんだけど。
それにディスク2の冒頭は俺にはどうしてもドラクエの音楽に聴こえてしまう(笑)「一緒にするな」と言われそうだけど。
経験が足りないのでしょうか?
このアルバム、DT最高の傑作だと思います。
特に二枚目は、クラシック&シンフォニック色が強く、非常に私好み。
二枚目の一曲目、Overtureで悶死いたしました。映画音楽でも作れるのではないかと思うくらい、バラードも充実していて、文句なしの2枚組み。少なくとも、100回は聞きたいアルバムです。やっぱ、クラシカル&シンフォニックはいいですね☆
繊細さ、緻密さ、そしてダイナミックなパワーがあり、メンバー各自の様々に異なる音楽的背景が上手くぶつかり合って一つにまとまる過程が、この作品に表れていますな。
ギターとキーボードが自由なフレーズで突っ込んでくるところがいいですな。
すごいっす!
うーん。。。DTもネタが枯渇してきたかなぁ・・・って思いました。
なんだかこれ以降の新作を聴いても「またかよ!」ってなってしまわないことを祈っとります。
前作が良かっただけに、出る前は色々言われていたけど、傑作だと思います。
特に、一枚目がいいです。ダークな感じながらも良いメロディーが所々出てきて飽きないアルバムだと思います。2枚目も◎。
ディスク1はヘヴィで実験的な指向、2は前作を連想させるメロディアスな大作、ヘヴィの方が好きというファンとDTはやっぱりメロディアスだよなという両極端のファンを狙ったものと見られ、なかなか賢い。まずディスク1は『THE GLASS PRISON』以外は掴み所のない、平坦な出来でだれる。そのグラスプリズンはヘヴィで疾走感があってテクニカルで素晴らしい曲です。一方ディスク2は、私が期待していたもの。イントロの『OVER TURE』で失神。次々に荘厳さを伴ったメロディのフレーズが出てくるや、確かに映画のサントラである。『ABOUT TO CRUSH』は和やかなバラードといった感じ。後半のテーマメロに沿った泣きのギターソロは鳥肌が立った。『WAR IN SIDE MY HEAD』は一転して激しく、『THE TEST STUMP THEM ALL』はこの曲で一番激しい場面。この凄さは聴けばわかる、かなりのバンドアンサンブル能力が必要とされるだろう。和やかなジムノペティのようなフレーズで始まる『GOODNIGHT KISS』は後半から盛り上がってくる。ここでもテーマメロのソロが涙を誘う。そして特に気に入ったのが『SOLITARY SHELL』。アコギで始まるや否や、ポップなサビメロが…頭から離れられなくなる。そして『ABOUT TO CRUSH』あたりからがこの曲のハイライトだろう。特に後半〜『LOSING TIME』の流れ、これは本当に感動せざるを得ない。前作のエンディングよりも素晴らしい仕上がりになっている。感動するという言葉に似合う曲だと私は思った。
これを評価するのは自分にとっては難しい。あまりにもインストが長すぎて、曲を楽しむ余裕がないのだ。THE GLASS PRISONは最初聴いたときは凄いと思ったが、何度も聴くには長すぎるし、その他の曲も何か同じメロディーを手を変え、品を変え、てな感じだったし、それに歌詞が全体的にダークすぎる。問題提示をしながら、それに対する答えを今回は出してないのが気になった。でも1枚目の5曲目はいい曲だと思う。
まず圧倒的なヴォリュームにびっくりします。2枚組で、2枚目は1曲でアルバム1枚分の大作曲。
ただこれ長さにうんざりした人も多いでしょうねー。雰囲気にひたってるといつの間にか終るDISC2よりも、DISK1の方が1曲の長さが気になるかも。でも『FALLING INTO INFINITY』あたりよりは曲が好みなので、それほど退屈ではないです。
このアルバム、インパクトはすごいですけど、本当に素晴らしい作品かというと、曲はやっぱりまあまあの出来じゃないかと思います。
DISK1は『AWAKE』以降のいつもの感じ。名曲ってほどの曲は見当たりません。
DISK2は「これがDREAM THEATERなのか!?」ってびっくりするようなシンフォ・プログレで、DREAM THEATERの曲としては新鮮で面白いです。ちょっと安っぽいというか、ちゃちな感じ(特にイントロ)もしますけどね。
しかしアルバム毎に必ず違ったことをやろうとし、実行しているその姿勢は大いに魅力的。次作ではもっと大胆に変身してくれるといいな。
なんかDREAM THEATERのアルバムには何故か辛口になってばかりな気がしますが、好きなんですけどね、本当に(^^;
確かにメタルやロックとしての魅力や表現のわかりやすさはメトロポリスPT.2に劣ると思われますが、音作りや実験性を見るとジョーダンの意味をここでやっと見出せましたね。。ちょっと全体的に一貫性がないと思いますが曲は暗く展開も激しいのでメタルとしてでなく本物のプログレとして聴くべきです。お勧めはGREAT DEBATE
DISK1は主にテクニック重視の曲。
DISK2はどちらかというとメロディーで聞かせるタイプの曲と思った。
今作もかなり充実した楽曲郡だが、やはりI&Wを聞いたときの感動とは遠く離れたものかもしれない(好きだけど)。
I&Wには楽器のことを知らない僕でも退屈しない美しいインストパートと美しいメロディーの共存があった。
だが今作(特にDISK1)では強烈なインストパートの中でラブリエのヴォーカルラインがほとんど目立っていない。
次の作品に期待
アルバムとは関係ない話だが、
やっぱ楽器やってない人って、きっとドリームシアター聞いても退屈なんだろうな。
俺は、各曲の拍子を分析していく作業だけでも楽しすぎてたまらんけど。
んで、このアルバムの一番印象に残ってるのは、やっぱペトルーシの鳥肌もんの泣きギター。
あれはなけるね。あのギターソロだけで「another day」=DTみたいに思ってるやつを蹴散らせるね。こりゃ。
今作は、まさに秀逸。
前作と張り合えるデキだね
前の発言を修正しました。
このアルバム、自分の中では『I&W』に次ぐ位置を『AWAKE』と争うほどの名盤です。
もう次のアルバムが出るんですね。どんな物が出来てくるのか、まったく想像が付きませんが・・・。
ヘヴィなサウンドのDISC1と組曲「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」を収録したDISC2の2枚組。
自分の求めていたDREAM THEATER像はDISC2に詰まっている。
オープニングにふさわしい劇的な「OVERTURE」から感動的な「LOSING TIME/GRAND FINALE」まで、まるで物語のワンシーンが目の前に浮かぶようである。
スリリングな「THE TEST THAT STUMPED THEM ALL」の存在や、「OVERTURE」のフレーズも飛び出す「GOODNIGHT KISS」からアコースティック・ギター中心の美しい「SOLITARY SHELL」への流れなんて最高。
逆にDISC1を聴いた当初は、ここまでヘヴィなサウンドになることは予想しておらず、名盤「IMAGES AND WORDS」の爽快感に酔いしれた身としては正直とまどった。
しかし、何回か聴いて曲を理解するうちに考えが改まったのも事実で、「THE GLASS PRISON」のスリリングな展開はバンドの新境地を開くことに成功しているが、他の曲はちょっと退屈に感じた。
ただ、いつまでも「IMAGES AND WORDS」のころのサウンドにこだわっていても仕方ないわけで、そういう意味では本作のような挑戦的な姿勢は評価できる。
あとは良い曲を作ってくれさえすればそれでいい。
地獄葬戦士 2003年10月1日(水)23時30分
1曲目のヘヴィさに圧倒され、その後美しすぎるメロディが続き、2枚目。ヘヴィな曲もあればしっとりとしたバラードもありと全く飽きない!これは名盤でしょう。新作にも期待十分です。
ばかぼちゃ 2003年10月13日(月)21時22分
曲そして勿論テクニックは秀逸なのに
メンバーパート以外の音色は非常に安っぽい。
DreamTheaterのような音を聴かせるバンドが最も妥協してはいけない所だと思う。
特に2枚目のovertureのオケの音は聴いてられない。
アルバムでのサウンドでシンセで生楽器の音を作るのは安易。
期待してるからこそっ。
メトロポリス2でも感じたが、コナミ・矩形派倶楽部?
日本のゲームミュージックに影響受けてる?
THE GREAT DEBATEいいね。
ヨシオダ 2003年11月25日(火)22時28分
Disc2の方が気に入りました。
本当にアッという間に42分が過ぎていく感覚です。
2002年発表の6th Album。
バラエティーに富んだ作品、ある種の実験的要素が強い。
ヘヴィさが若干増したかな、でも前作から方向性はそこまで変わってないし。
個人的には特別な思い入れはないが、DISC.1の後半、ここが肝だと思われる。
前作から益々巨大化した本作は、ついに二枚組!!
長いな・・・と思いつつ中身を聴いたらやっぱ良いです、全然飽きません!!
96分という時間が短く感じます。
聴くたびに新たな発見があるこのバンドは素晴らしい。
昔に比べて曲展開もテクニックも手が込んでて凄い。
特に①のインストバトルは壮絶を極める、どこまでいくんだこいつらww
オススメは①、②、⑥です!タイトルナンバーでもある⑥は42分の大曲ですが、こりゃまた素晴らしい名曲です。
88点
今になってみると「TOT」への布石のような感じもします。これまでよりもダークな作りですが、「AWAKE」とは違いますし、DISK2も「I&W」とも「SFAM」とも感じが異なります。すべてを通して実験的な作風ですし、DREAM THEATER自体が作品を発表するたびに実験ばかりしていることが分かりますが、もっとも実験的意味合いが大きい作品ですね。
僕はこのアルバムがDREAM THEATERの作品の中で一番好きです。
ディスク1は「The Glass Prison」で幕を開けますが、この曲はそれまでのDTとは一味も二味も違う、ある意味既成のイメージをぶち破った曲であり、傑作だと思います。そしてこのサイドは実験的でもありますが、「The Great Devate」など、とてもよい曲があります。
そしてディスク2。42分にも及ぶこのタイトル曲はDT屈指の大傑作でしょう!!!。
良い意味で古典的で、そしてメロディアス。イタリアの地中海に浮かぶ豪華客船のようなイメージの壮大な序曲で始まり、メタルの要素も十分に主張しながら展開し、バラードも挟みながら感動のグランド・フィナーレへ・・・。歌詞を目で追うのも楽しいです。本当に良く出来た大作です。
一聴をお勧めします!!!。
DREAM THEATERの作品は初めて聴いた時の感想がどれも「う〜ん・・・」という感じで、聴きこんでいくうちにすごく好きになるというパターンなのですが、このアルバムだけは最初からすごく気に入りました。聴きやすかったと言うほうが正しいかもしれません。綺麗なメロディーや旋律が多く、さわやかな感じです。もちろんハードな曲もありますよ。そしてDISC2のタイトル曲はぜひ最初から最後までとおして聴いてほしいです。一曲一曲分かれてはいますが全部で一曲なので、とおして聴くと感動も数倍!アルバムごとに違ったDREAM THEATERが見られる(聴ける)ので、他のアルバムでDREAM THEATERに興味を持った方はぜひこのアルバムも聴いてみてください。
ドラマチック、クラシカルなサントラぽいDISK2の方が良い。
GOODNIGHT KISSのGソロ、サイコー!!!鳥肌たった。
初めはDISK2が聴きやすく、気に入っていました。
DISK2に飽きた頃DISK1を聞きだしたら・・・すごくいい!!
とてもお徳ですね。
IMAGE〜METROPOLIS〜に並ぶ名盤。
カリスマ 2004年10月25日(月)12時37分
Disk1もDisk2も両方おいしいと思う。きく頻度は若干前者が多いけど。
前作とはまた一風違った雰囲気が漂っているが、
買って損したという気持ちはない。こういうDreamTheaterもありだと思う。
"The Glass Prison"は、メタルをお聴きになる方なら、一度は聴いておいて欲しい名曲です。今までのドリームシアターのイメージをぶっ壊した曲。次の"Blind Faith"も、長いが中々の曲。ディスク①はそのくらいかな…。どうも"The Glass Prison"の印象が強すぎるので。
タイトル曲"Six Degrees Of Inner Turbulence"が収録されているのがディスク②。メロディックでコンパクトなフレーズが多いので、METROPOLIS PT.2を一枚通して聴くよりも分かりやすいと思います。
"Six Degrees Of Inner Turbulence"の欠点である「疾走感がない」というのは、"The Glass Prison"でカバーしているし、多少実験的でも、やっていること自体はドリームシアター以外の何者でもない。
Best Tune "The Glass Prison"
買い度…90%
難解なナンバーが多く、これを肯定的にプログレと表現したくはない。次作「トレイン・オブ・ソート」の助走となるディスク1の①はともかく、全体的には何か歯切れが悪い。方向性を模索している過程がそのまま楽曲に反映されている点はある意味貴重ではあるが、あえて作りっぱなしにした点は迷いの現われではなかったのだろうか?今になって思う.......。
整合感がこのバンドには重要な要素である。彼らだからと、無条件に肯定的には受け止めたくない作品である。
新機軸の模索と過去の楽曲のよさを全て詰め込んだような印象を受けます。IWの個々一曲へ力を注ぐ形式を導入したDisc1と、MP2のコンセプト性を重視したDisc2。両方の要素を一つの作品に表現できるだけの力を持っている彼らは、やはり超人というしかないでしょう。
更にこのアルバムの歌詞には現代社会の歪みや不条理を提示するスタイルを採用しており、次作「Train of thought」にも踏襲されている。曲的にも「Disappear」は今までのDTにはないある意味実験的な物と考えられます。こうした新機軸の模索を強調するかのように、去年の武道館ライブでは「Disappear」が演奏されました。あの展開で誰がこの曲をやると想像したでしょう?
こうした意味の複雑さからか、あまりいい評価は受けていないようです。無理もありません。過去の作品を全て聴いてきた人でも、とっつきにくいでしょう。そういう私自身も、まだ把握しきれていません。個人的には、上に提示した二要素は全て出し切れていないと思っています。この形式のアルバムでこれ以上のものが出れば、それは間違いなくIWやMP2を超える至高のアルバムになると思います。
すぐ上のヤング・ラジオさん:
同感です。本当に。
Disk1の1以外を「オフィシャル・ブートレグだ!」と言って発売し、『Train〜』に
「Glass〜」と「6degrees〜」を入れてくれれば、文句無しの「聴けない奴はついて
こなくていい」と言っている作品、として捉えられたのですが。『Falling〜』でも
感じましたが、"感情をそのままぶちまける"のではなく"緻密に作り上げることで
理解させる"ことを得意としていそうなバンドなのに、慢心なりプライベートな苦労
なりでそれをおざなりにしてしまったのではないかと。"過去作は所詮過去の話"だと
ばかりに実験性を取り入れるにしろ、自身のカラーに対する矜持をテクニック以外にも
持っていてほしい……と思うのは失礼なんでしょうか?
I&Wアルバムから最新作までの移り変わりは世界の景気の背景にすごく似ているように気になりだした最近です。だからもう最新作ではI&Wアルバムのような煌く時代は来ないのでしょう。環境、倫理、宗教、企業、流通、哲学などすべて行き着くとこまで届いた中でマイクは何を感じて作品に押し込めたのでしょう。シンプルで万能な一曲を考えているのかも知れないし、より人間の業の深さを彼なりに解釈した重いテーマが最新作
には登場するのかもしれない。私はエンドレスサクリファイスのようなテーマはつらい。
むう、やはりこれが一番聴き飽きないなあ。
またこっち系でやってほしい。
あんまりキャッチーでもなく、攻撃的でもなく、ドリ虫にしかできない
不可思議メランコリックワールドに期待したい…。
いいねぇ〜♪ 何度聴いても毎回盛り上がる!
特にDisk2のラスト「Losing Time/Grand Finale」
♪Absence of awareness〜Wanting to escape
〜Hope in the face of human distress〜♪
あたりのラブリエの歌い回しは掛け値なしに最高潮。
自分達の過去成し遂げたものの踏襲は極力避け
常にパイオニアであリ続けようとする彼らの意志を強く感じます。
やっぱおかしいぞ、これがドリ虫の中ではダントツで一番聴き飽きないし
スゲーアルバムだと思う。
イメージズは冗談抜きでわかり易すぎでメロディ多すぎだろ。プログレメタルと言うならこれがまさにそうだろうが。イメージズは変拍子を多用したメロディアスメタル
に過ぎないと俺は思う。
まあイメージズもたまに聴くとやっぱかっけー曲はあるんだけどなあ。でも飽きるよあれは。
おおっ、ぬーあるばむが出たというが、ドリ虫ファンとしてはこれをお薦めすることを忘れてはいけない(笑)
トレインおぶソートは最初はガツンと来たが、ほんとにメタリカがやってればいいような曲が多いと思った。なのでやはりこれが抜きん出ているアルバムだと思う。あとはメトロポリス2 (シーンズ フロム ア メモリー 外盤の方がいいタイトルな気がするけど)が曲構成が素晴らしいと思う。でもぬーあるばむも買うよ、なんとか工面して。
実は、私が初めて買ったドリームシアターのアルバムが、この「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」だったりします。
当時はまだプログレ慣れしていない、ドリームシアター初体験、という要因があって、率直な感想が「・・??なんじゃこりゃ!?」でした。一曲一曲が長い、歌が少ない、ダレる、といった(今から思えばバカらしい)理由で、買って損した気分になったのは記憶に新しいです。特に、2枚目に至っては、聴いている途中で寝てしまうといった始末でした。しかし、めげずに何度も聴き込むうちに、このアルバム、いや、ドリームシアターというバンドの凄さ、深みが段々と分かってきました。ボーカル、ドラム、ベース、ギター、キーボード、みなさんおっしゃる通り、どれもが欠けることなくバカテクぶりを発揮していますし、歌詞には、現代社会を分析、指摘、批判した、非常に深い内容が書かれている。そして、メロディも良い。そう、まさにドリームシアターは完璧なバンドなのだと。この素晴らしいバンドに出会えたということで、このアルバムは私にとって記念すべきアルバムです。
お気に入りは、やはり「THE GLASS PRISON」ですね。かっこいい!
アゼルバイ 2005年6月23日(木)21時39分
"The Glass Prison"のみでもイケル!
このアルバムを聴いてダレると言う人はDTになにを求めてるのでしょうか?
3代目KeyのJordan Rudessの個性がThe Great Debateなど
非常に色濃く出ていながらも、
メタルというルールを守っている独特のバランスが素敵な所。
ソロバトルあり、展開の技あり。難解とよく言われますが、
理解してしまえば、このアルバムの凄さがわかります。
個人的にDTの一番油がのってた時期だと思います。
(味が濃い意味でも。I&Wは油じゃなくて、砂糖か!?)
ディスク2は理解すると、とてもハマりますが、
いかんせん、メトロポリスより前後の曲の関連性が強いので、
なかなか単品で聞きづらい。
そういう意味だと、Solitary Shellあたりが聞きやすいでしょうか。
Octavariumの「I Walk Beside you」のエセポップスより、
Solitary Shellのプログレポップスの感じの方がここを見ている人も好きだと思います。
後半のアコースティックセッションが感涙ものです。
本アルバムは前作メトロポリスや後のTrain Of Thought、Octavarium。
果てはJordanのソロアルバム「Rhythm Of Time」や
Petrucci&Rudessの「An Evening With...」と音楽的な関連性が強く、
ある意味後期DTの集大成のような感じがします。後期DTファンに一番お勧めのアルバム。
Dream Theater を本格的に聞き始めたのがコレでした。
それ以降ほとんどを聞いてきましたが、やっぱりこれが個人的には1番です。
キーボード大好きなのでジョーダンルーデスがたまりません。
何度聞いてても飽きない。
生で全部ぶっとおして聞いてみたいです
さあこのアルバムの書き込みがまだまだ少ないぞ(笑)
…とりあえずわかりにくいという人は、保存しておいて色々他のメタルや
音楽聴いたりしてから面倒くさいだろうけど、もう一度聴きなおしましょう。
(; ・`д・´) な、なんだってー!!
↑きっとこんな顔になるでしょう
前作であれだけのモノを作ってしまい「次は一体どうなっちゃうんだ」
というファンの期待と不安をよそに発表された本作。
スタジオ盤で二枚組み、しかもDISC 2は40分を超える大作ときたもんだ。
才能溢れるとはこういう事なんですね。
で、このアルバムでもやはりジョーダンのプレイは驚かされることばかりでした。
特に大作「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」のオープニングでのオーケストレーションには脱帽です。
正直に言うとこれは一瞬引きました。
面白すぎるんじゃないか、と。
おい!!、、もう、他の全アルバム全トラックを全部つなげなくちゃいけないじゃん!
って、、そのへんは戯言にしておくとして・・・。
(OCTの次のアルバムどう始まるのか楽しみですね)
まず、変拍子がDTにとっての普通の拍子になるように7拍子5拍子(なのかな・・?)
が余裕で組み込まれ、GREAT DEBATEあたりは、かなり社会的にもやばいのでは?
という作品だ。
DISAPPERまで聴いてから、二枚目聴くとめっちゃ感動できるので、できるだけここも
別々に聴きたくはないです。
(ほんっとに時間がなくなる。ん?それを狙ってのLOSING TIMEか(笑)?)。
ってなわけでついに聴いてしまったわけですが、IMAGE、MEMORY、そして内側に必ず潜
在するTURBULENCE。それを見事にDTの過ごした時代として昇華させてくれたと思います。感謝です。
個人的にはこの作品は方向性を見出す為の実験作と位置付けています。
それ故全体の完成度、整合感は後の2作には劣りますが、音使いに関してはジョーダン加入後では一番面白いかな。
シンフォあり、ピアノありといった感じで。
あと全体的にはリキッドテンション〜からの影響が強い。
ジョーダンとぺトルーシの絡みもあくまで自然。ここの所がこの作品で一番気に入ってる所かな。
後の2作を聴く限り完全に方向性を見出せたかは疑問ですが、重要な作品だと思います。
リキッドテンション〜が好きな人は気に入ると思う。(85)
DISK1、2 がちょうど互いにバランスをとっているので、いいんだと思います
DISK1の曲は全部お気に入りですね
前作で、もうこれ以上の、いや、それに近いアルバムも作るのは大変だろうと思っていたど、またまたやってくれました。
しかも2枚組で、CD1では「FALLING INTO INFINITY」をさらに実験的にしたような感じで、1、のオープニングのギターリフなんか鳥肌が立つほどカッコイイ。
CD2では、なんと1曲のみ、40分を超える大作で、前作をさらにドラマチックにしたような感じ。
あいかわらずインストゥルメンタル部はスゴイが今回は特にジェイムズラブリエの歌メロが印象的で、最後の「GRAND FINALE」の所なんかおもわず涙が出そうになる。
この人達どこまで進化していくんだろう?これはもういかなるフォロワーもたどり着けないであろう芸術の世界だ。
これを聴かないのはもったいないです。
「The Glass Prison」は破壊力抜群です。
TATAT 2006年7月17日(月)23時13分
要所要所でとび出すG&KEYのユニゾンやかけあいがかなり上質。
歌唱パートは平均点くらいだけど、演奏パートはとにかくキレがある。
まあ曲の尺が長すぎて、悶絶ポイントに到達するまでヤキモキさせられるのが難点だったり。
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.088 ★
Disc 1.は実験的というより、散漫な印象でした。
『FALLING INTO INFINITY』程ではないにしろ、バンド自体のまとまりが感じられないんですよね…
まぁそれでも、①②⑤あたりはイイと思ってしまうから不思議。
Disc 2.はコンセプト作ではなく組曲なので、前作と同じ次元では語れませんし、全体的に絶賛は出来ない。
が、「Solitary Shell」や「Losing Time / Grand Finale」といった曲は、Disc 1.で感じた不信感を十分に拭い去ってくれます。
各曲ごとにトラックを分けたのは大正解でしょう。
これも凄い。Disc IIの流れは圧巻だし、Disc Iもなかなかの曲が揃ってる。
また新しいことをやってくれたドリームシアター。やはり天才たちは目指す方向が違いすぎる。
彼らが音楽活動をやめる日はいつになるんだろうか・・・
近作の中では一番面白い。
イメージズ・アンド・ワーズの次に好きなアルバム。前作が一般的に凄いと評価されていたけど個人的にはこの2枚組みの方が素晴らしいです。ZEPの「フィジカル〜」に通じるような混沌さが良い!2枚組みで素晴らしいと思ったのはガンズ以来(ガンズは厳密には2枚組みでは無いけど)
人生で唯一衝撃を受けたと言わしめるくらい、類稀な名アルバムです。中でも1枚目1曲目のTHE GLASS PRISONは凄まじく、複雑怪奇で先の読めない展開のメロディーを超絶技巧なレベルで演奏するところは、未だに脳裏に焼きついて離れません。これを超えるインパクトを出すのはそう簡単には出来ないのではないかと。また、9.11テロをテーマにした1枚目4曲目のTHE GREAT DEBATEも変幻自在の展開がじわじわと攻め込んでくる良質の曲だと思います。
インパクトという意味では2枚目に収録されたSIX DEGREES OF INNER TURBULENCEは、全8章42分という超大作ながらも一度理解してしまえばさらりと聴けてしまうスルメ的な味わいのある曲です。OP、EDにおけるファンタジーRPGを彷彿させる壮大な物語を予感させる荘厳な楽曲があることも、この曲の魅力の一つではないかと。
とにかく、日本のポップスに辟易してて何か刺激のある音楽が聴きたいな、なんて思っているなら迷わずこのアルバムをお勧めします。
ディスク2、メロディの宝庫ですなぁ。ディスク1、ノーコメント、実験的なんで。でもつまるところ、かっこいい。
ドリームシアターで一番好きです。こんなすごいアルバムを作れるなんて、ほんと彼らは世界最強だ!
「イメージズ〜」からハマったくちだが実はこのアルバムが一番リピート高いね〜前作は実は???だっただけに(それまでのNo,1は勿論「イメージズ〜」)アルバムとしては良いね〜散漫な感じはツェッペリンの「フィジカル〜」に近いけど何度聴いてもワクワクするのはゲームっぽいから?もう一生付いていくからどんなもの出しても買うけど・・・