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SHADOWS FADE / SHADOWS FADE
ケヴィン・チャウファントの関わる作品に駄作なし、は本作でも見事に
達成されている。
2006年には奇跡の名盤ともいうべき、SHOOTING STARのCIRCLESをリリースしたが、
本作ではその前兆とも言うべき、実に幅広いスタイルを繰り広げている。
ケヴィンは高音域を多用することで、その力量を発揮するケースが圧倒的に
多かったが、本作では、中低音域を駆使して、一聴しただけでは、あの
ケヴィンか?と思わせる部分も多い。
外部ライターから募った、選りすぐりの楽曲は、どれも充実している。
かなり聴き込みを必要とするが、ケヴィンの独特の色気のあるヴォイスが
縦横無尽に冴え渡っている。
2000年以降、ケヴィンはそれまでの鬱憤晴らすかのように、精力的に
アルバムをリリースしているが、どれも充実の極みで、本当に素晴らしい
ミュージシャンだと思う。
2005年リリース。