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DRAMA / YES
J.Anderson不在のYESであるが、C.Squire、S.Howe、A. Whiteが見事に建て直しを計った作品。テクノの要素を加える劇的変化を遂げているが、YESらしいサウンドではないだろうか?初期の作風に近く、TORMATO、GOING FOR THE ONEにはない重厚さが本作にはある。先入観を捨てることが前提であるが。。。名作ではないだろうか?
まさに隠れた名盤の名にふさわしいアルバム!ジョンもリックもいないけど、これぞまさにイエスのアルバムである。トレバーとジェフのバグルズ組の頑張りが数年間の沈滞したイエスに風格という自己を取り戻した曲の数々。このアルバムが時代と固定観念しか持たないファンに見殺しにされたのは非常に残念でしかない
ジョン好きな私なのですが、一番のお気に入りYesアルバムは・・・これなんですよねー(笑)。
「Tempus Fugit」「Into the Lens」「Machine Messiah」の順番に好きです。
特にTempus Fugitの中で連発される"Yes Yes"のコーラスには心打たれるものがありますね。この作品を食わず嫌いで聞かないYesファンっていうのは、もったいないと思いますよ。
あと、よくYesのファンレビューの中で「私は"ラジオスターの悲劇"という曲をよく知らないのだが・・・」っていうのがあるけど、絶対そんなことない。Yesのどの曲よりも有名だし^^;
多分聞けば一発で「ああ、この曲か!」ってなりますよ。
と、色々書きましたが、最近はこの作品を異端扱いする人も少なくなってきましたね。その後のベスト盤にもよくセレクトされていますし。やっぱりいい作品は不当に評価しちゃいかんですよ。確かに当時の状況やライヴのごたごたを考えれば仕方ないことなのかもしれませんけどね。
Yesの看板に恥じない傑作です。断言ッ!
YESを好きになって、リアルタイムで発表されたアルバムがこれだったんです。
ジョンがいなくてジョンに似た声の人が歌ってて・・・っていうのが当時の感想。
でも聞かず嫌いとかジョンオンリーなYESファンは今でもそう思ってるんでしょう。
逆にジョンの縛りを解かれた凄腕のミュージシャンが暴れる暴れる!!
過小評価されたアルバムですね。
最初に買う一枚ではないけれど是非YESを深く知るためには聞いてもらいたい。
逆に、ジョンの存在感もかんじますよね?
追記:先日、遅らばせながら、ボーナス付きのDRAMAを購入。
このアルバムは、ボツになったロイ・トーマス・ベイカーが担当した
パリのセッションの曲とJonとWakemanが抜けた後のセッションが
いっしょに聴ける貴重な作品で、まさに同期間がドラマの連続だったことが伺える。
前者は、イエスがカーズの風味を帯びたような小品が聴け、
後者ではDRAMA収録曲程の冴えがないが、その原型にパワフルな
ロック・トリオの曲が垣間見える。いずれの方向性にしてもTORMATOの次は、
賛否両論の作品であったのであろうと思う。
このような状況でYES-DRAMAが世に出たのは、実に貴重です。
最高!特にアナログA面はYES最高峰!
チョッパー 2004年10月9日(土)21時27分
ジョンがいなくてもイエスらしさは充分味わえます。
どの曲も力が入っていて素晴らしい。
バグルスの2人はよく頑張っていると思います。
YES名義での最高傑作。ケミストリー(化学反応)とはこういうものです。
私はポップなイエスが好きだから本作とGoing For The Oneがお気に入りです。特にDRAMAは何度聴いても飽きない良さがあり、全曲素晴らしいと思います。CD化が最も遅れた事が腹立たしかったです。とんでもなく過小評価されていたのでしょうか。
ポップになるのかな〜と思うとすかさずプログレ節(なんてあるのかはわかりませんが)が引き戻しにかかる。そのためにとてもスリリングなアルバムになっていると思います。クリス・スクワイアのベースがとってもゴキゲンでいい味出してます。
普通に名作。
「Machine Messiah」のドラマティックな展開が大好きです。
自分ではYESの中でもベスト3に入るアルバムです。
これだけのファンがこのアルバムを評価していることが喜ばしい。
ジョンとリックが抜けたから、即ちヴォーカルとキーボードが抜けたから、安直に2人組のバグルスを加入させた訳ではないことは、このアルバムを聴けば分かる!!
「ジョンの縛りを解かれた」というmishさんのご意見は、実に的を射ていると思う。
スティーヴは、後年インタヴューで、「DRAMAイエスは、新生イエスというよりは、衰退イエスだった。」と語っているが、ご謙遜を。決してそんなことはない。
イギリスでのライヴでは、「ジョンを出せ!!」という心無いファンのブーイングにトレバーは凹んだらしいが、「THE WORD IS LIVE」に収録されているアメリカでのステージでは、大歓迎を受けている。特に、「TENPUS FUGIT」の曲紹介に対する反応は凄まじいものがある。
皆さん、是非、「THE WORD IS LIVE」も聴きましょう!!!
70〜80年代のリアルタイムは知らないのですが、どの曲も聴き応え十分の粒ぞろい。
「tempus fugit」は「YES」の火を絶やすまいとする思いがメンバーにあったのでしょうか?ただならぬエネルギーを感じました。