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THE ETHEREAL MIRROR / CATHEDRAL
3枚目のアルバムも素晴らしい。しかし名曲中の名曲midnight mountainがはいつて
3rdの方が落ち着いていて、一般のメタルファンにも受けると思うが、
俺はこっちを勧める。彼らが自らのスタイルを確立したアルバム。
Midnight Mountainを聞け!
これはすばらしい。
サバス系のドゥーム色の濃いものから正統派メタルまでぎっしりと詰め込まれた完成度の高い名盤である。
サバス好きにはたまらないものがあるが、サバス系の重い遅い暗いが苦手なメタルファンにも比較的受け入れやすいのでは?
サバスにインスパイアーされているからといって全くのフォロワーではなく独自のスタイルを確立している。
個人的には2,4、ボーナストラックの11,12がお勧めである。
demmy 2001年10月14日(日)21時5分
1stは聴いていないのですが・・・CATHEDRALで一番にススメたいのがこの2ndです!
初めて聴いた時は、あまりの重さにヘコまされましたが、もう大丈夫です!!
ドゥーミーのものにハマって行くきっかけとなったアルバムですね。
とにかく、この良さは体感してもらいたいです。
・・・あ、でもその前に免疫つけないといけませんね。ヘヴィさは普通じゃないので
出来るだけ重いのを多く聴いておくことをオススメします(謎笑)
初めバンド名を見たときは"大聖堂"かぁ、美麗な音を出すのかな?と思ったのですが、大間違い。ジャケ絵でヘヴィ。
B!では確か81点でしたが、90点台つけれる内容だと思います。2,4が良いのは有名ですが、個人的に3もだいぶ好きです。
ドゥームロックにせよデスメタルにせよ、あまりにコア寄りなものは、一部マニア以外に訴えかけられるようなシロモノではないが、伝統的HRの精神性を核に配する事によって、僕のような「普通のHMファン」にとって、「キワモノ要素」が非常に心地よく感じられる、という事を狙って、非常に頭のいいHRの達人が作った、確信犯的アルバムである。
アーク・エネミーも同様で、あちらが「デス」をモチーフにしているのに対して、このカテドラルは「ドゥーム」を題材に、一般的なHRファンの心を捉えるアルバムを提供してくれる。
リー・ドリアン、ギャリー・ジェニングス、アモット兄弟。
彼らはHRの達人である。
5.が一番好き。10.は短いバラードだが、しっとりと聴かせてくれる。
そのバンドらしからぬ曲に巡り会えるのも、アルバムの醍醐味です。
11.も違った意味での、彼ら、らしからぬ疾走曲で、12.も良いです。
11、12はボーナストラック。
カテドラルで初めて買ったのがこのアルバムでした。
ジャケットのアートワークに興味をひかれ、どれを聴いてみようかと思った時に、ジャケ絵を描いているデイヴ・パチェット氏のインタヴューを読んで、これを買おうと決めたのでした。
たしか「MIDNIGHT MOUNTAIN」を褒めてたんだったかな。しかし最初聴いた時から今まで、どこが名曲なのかさっぱり解りませんね〜。
まあ彼らの場合、曲単位よりもアルバム全体の妖しい音楽世界を楽しむって感じなので、名曲とかはあんまり関係ないんですが。
でもこのアルバムはけっこう印象的な曲が多くて、とっつきやすいと思います。
早くもリーの歌の怪しさが炸裂してますね。
1stは敷居が高いので本作がドゥームとは何ぞや?の入門編に最適!と思う。
単純にかっこええし。
ストレートにカッコいいのだが、1stのドゥームを期待すると肩透しにあうので注意。やはりリーの魅力はもっとスローな曲か・・と思うが、このアルバムの完成度は高い。
1stのドゥーミーな楽曲群を期待してたボク自身は悩んだ作であるッス。
↑の通り、若干ドゥーミーな雰囲気を楽しめる入門編としてオススメする。
完成度の高いアルバム。バラエティにも富んでいる。
本作をドゥームと言って良いなら本作が自分のドゥーム初体験盤。
私の思うドゥームとは少し異なるイメージの曲が強烈だが、
確かに他の曲でドゥーミーな曲やリフは十分堪能できる。
へヴィだが適度な隙間があるので息苦しくない。
普遍的な魅力を持ったアルバムだと思う。
HARRY 2004年1月30日(金)23時54分
再度書き込み。
イントロの「VIOLET VORTEX」だけで彼らの凄さを味わえます。
何故って、これを普通にカッチリ演奏したら単なるメタルの序曲系だよ。
それをドゥーミーに聴かせてしまううねりと歪みは只者じゃない。
もうこれはテクとかの問題じゃなくドゥームに対する愛ですよ。
うーん、やっぱりかっこいい。
僕のDOOMに対する考えを100%変えてしまったアルバム。
よりBLACK SABBATHのような曲が多いためか、あまりDOOMについて知っていない人でもすんなり入れるはず。
1stに比べたらなかなかヘヴィでノリのよいハードロックでしかない。
とか言いながらそれが好きだったりするので、これも大好きな作です。
カッコイイロックもリーが歌えば怪しいロックに大変身(笑)
1番好きなのはもちろん1stですが、内容とジャケの色合いからして(怪しいけど)こちらの方が人に薦めやすい。
1stのような退廃的な美しさのある音を期待していた人には肩透かしを食らったであろうが
このアルバムだけを評価するなら、中々良いアルバムだと僕は思う。完成度は決して低くは無い。
まぁ、取っ付き易いからやはり入門用にピッタリだと思います。
もともとBLACK SABBATHが好きな私は当時のバンドのギタリストにCATHEDRALを聞かされ1stのドゥーミーなテンポの遅さには多少苛立ちさえ覚えたのですが、THE ETHEREAL MIRRORからはSABBATHファンの当方でもOKな作品です。当時ライブも2回ほど大阪に見に行きました! ドラマーの投げたスティックは運よく掴み実家にあるかも・・。 ライブでは必ずSABBATHの曲を演奏してましたね。 SABBATHのTBアルバムではCATHEDRALはショックウェーブを提供してますので、必聴です!
カテドラル……、舌の使い方が悪い人にはきわめて発音しづらいバンド名。
カテドラル……、ヨハン・ボス+水木しげるを地でいく、妖怪百鬼夜行の奇天烈なアートワーク。
カテドラル……、ジャケット裏の余りに強烈すぎるメンバーフォト。魔の気配を放つ四体のサイコ地蔵。
カテドラル……、リー・ドリアン、ドリアンの怪しすぎるキャラ&ヴォーカル
カテドラル……、アンダーグラウンドの怪人にして、ファンからマニアへの生ける洗礼の扉……
カテドラル……、君もおいでよ、地下のお花畑、みんなで踊ろう、サバトの宴。リーが笑顔で待っている。
カテドラル……、
とにかく「妖しい」、「マニアック」、「地下世界」、「クスリ派」と極めてディープな方々とのイメージがありますが、このアルバムは非常に聴きやすいです。彼ら特有の雰囲気を保ちつつも、スロー&ヘヴィな正統派といってもよいHMを繰り広げられています。トリップ感も含まれていますが、素直に格好いい、繊細な哀しみにあふれて感動的、何よりこれこそヘヴィメタル!!!と叫べるようなサウンドです。とくにFountain of Innocenceは醜くき現在から輝いていた過去への、退行的夢想感がなんとも儚く美しい、カテドラル屈指の大名曲。私がこれまで耳にしてきたHM曲の中でも、トップクラスに数えられる素晴らしい曲です。中間部の甘美な叙情から、苦渋に満ちた叫びへの実に滑らかな移行、「醜」から「美」そして再び「醜」への絶妙な流れのなんと素晴らしいことよ!!。
全体を見渡しても、ドゥームにありがちな単調さはなく、ヘヴィなところは徹底的にヘヴィに、逆にメロウな所はメロディがいっそう引き立つようにと、「押し」と「引き」の感覚を心得ていらっしゃいます。こういう「曲展開の美」「流れの自然さ」こそ最近のメタルコアやモダンメタルにもっとも欠けているものです。まさに王道ここにあり、何も疾走&泣きメロばかりがHMではないと、ということを学ぶには最高のサンプルではないのでしょうか。
とにもかくにも、妖しく古びた大聖堂の扉をこじ開け中に入るには、最適の一枚。ポップとカルトのバランス感覚がすばらしいです。
1stにBlack Sabbathの色を強めた楽曲が目立ち、プログレなど70年代を彷彿とさせるアプローチが強い
リーの馬鹿っぽい歌が最高。名盤
もともとドゥーム好きでない自分でも
はまりました。
とても聞きやすいうえにノリノリなので
おすすめです。
若干ドゥーム色が薄れた2nd。
王道HRに近づいてるともいわれますが、曲の良さが際立っているという意味であってやっぱ基本はドゥームだと思います。
いかにもなドゥームかというと意外とノリがよく、かといって王道HRかというとそうでもない。
あくまでドゥ-ム。かつ入門編。
ちなみに俺はこれはこれで大好きです!!
これはドゥームには違いないが美しさも感じる。異端の美というやつですかね?