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PSYCHEDELIC WUNDERBAUM / WHEN
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98年発表の、おそらく7th。
JESTER RECORDS移籍第一弾となるアルバム。

JESTERのサイトのプレスレビューにて、「聴く分には完全なる楽しみであるが、言葉で
説明するには完全なる悪夢だ」と評されていたり、あの鬼才GarmことTrickster Gが
HEAD CONTROL SYSTEMのサンクスリストにて「地上で最も素晴らしいワンマン・バンド」と
讃辞を送っていたりすることからも、変態好きにアピールするサウンドだと分かりますね。

「THE BLACK DEATH」やベスト盤を聴く限り、このバンドはサンプリングを駆使した、
不条理かつダークな音楽を演っていた(そのせいか、初期の楽曲はその陰鬱な雰囲気から
ノルウェーのインナーサークルを始めとする、ブラックメタラーの間で愛聴されていたとか)
という印象でしたが、今回は見違えるようにポップになっています。1曲目なんてメロディだけ
聴くと普通にヒットして、ラジオでかけまくられてもおかしくないような取っ付きやすさ。

ただ、以前からどこの誰とも知れぬオッサンの語りをサンプリングしたり、その変なセンスは
際立ってましたが、曲がポップになってもそれは変わりません。むしろもっとオカシクなってる気が…。
象の鳴き声だとか語りだとかは序の口で、曲によっては英語教材の日本人が外国へ旅行に来た
シーンで流れそうな音楽まで…。もはや病んでるのか健全なのか、音楽的に優れているのか
そうでないのか、ダークなのかポップなのかの判別すらつきません。
人によっては「THE BLACK DEATH」や「PREFAB WRECKAGE」より気持ち悪く感じるかも…。

もちろん万人にお勧め出来る音源ではありませんが、誰が聴いてもユニークだとは思うはず。
それを好きになるかは本人次第という感じですね。変態好きなら聴いてみてもいいかも。
Usher-to-the-ETHER 2007年3月27日(火)19時48分

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