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AUBE DE LA MISANTHROPIE / AKITSA
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2005年発表の2枚組音源集。
A5デジパックケースがかなりかさばります…。
正直言ってケースは普通のが良かったかも。特にブックレットとかも無いので…。

「DISC-1」
99年発表のデモ音源を収録。
隣のスタジオから漏れてくる音を録音したかのような、恐ろしく篭もったプリミティブ
ブラックの曲と、そのネクロな雰囲気やヴォーカルなどブラックの要素を利用してダークな
音の響きを追求したような前衛的な曲をほぼ交互に演奏し、ラストの14曲目で詩の朗読
(神父の説教?)とノイズを組み合わせた大作曲でトドメ…という感じの構成。
前衛路線の曲はともかく、こっちのディスクのプリブラはかなり聴いててキツいものがある…
これに比べると、DARKTHRONEやCLANDESTINE BLAZEはまともな音質という感じがします。

「DISC-2」
01年のCD-Rとデモ、BURZUMのカヴァーとコンピ提供曲を収録。
こっちのディスクでは前衛的なパートの占める割合が減り、プリブラ路線のパートが
多くなったのと同時に、そのパートがより魅力的になっているように思います。
まず音質はちゃんとプリブラとして楽しめるレベルになっているし、早歩きくらいの
テンポとノイジーなリフを合わせて陶酔感を演出する作風にはILDJARNにも通じる魅力も。

ヴォーカルもただ絶叫するだけではなく、最近のMUTIILATIONを思わせるジャンキー系の
ダウナーな病んだがなりや生気の感じられない普通声も使い出しかなり良い感じに。
ただ、1〜6曲目とそれ以降で音量が違うので、そのまま聴いていると耳が痛いくらいの
大音響になってしまうのはちょっと不満かも。あとアウトロにタイトル付けないのは勿体無い。

…かなりコアな路線を進んでいるバンドだと思います。
特に一枚目のディスクは、ブラック好きな私でも付いていけない部分が…
ILDJARNやSORTSIND、STALAGGHなどノイズ要素がありカルトなブラックが好きな人にお勧め。
Usher-to-the-ETHER 2007年3月29日(木)0時19分

カナダのNSBM、Akitsaのデモ音源集らしいです。
ノイズパートとプリブラが交錯するスタイルが相当変わってるんですけど、
この作品でのDISC-1は更に特徴的で、半分インプレの様なギターと絶叫の掛け合いだけと言った感じの
曲がかなりを占め、普通のプリブラの形態ではないです。最終曲はこのA5サイズにしか収録されていない
20分の完全なノイズトラック(一番の聴き所かも知れません)が入っています。DISC-2は1に比べると少し
まともになっていて、ノイズとプリブラが交互に押し寄せるいつものスタイルと言った感じです。
聴き所はやはりDISC-1でしょうか。半壊したブラックメタルとノイズの融合と言った感じで、普通ではないです。
死暗 2007年3月29日(木)22時59分

音質は好きなんですけどね、もうちょっと1曲1曲を作り込んでほしかったですね。
ILDJARNとかプリブラマニア向けです。
・x・ 2007年4月12日(木)20時18分

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