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PREFAB WRECKAGE / WHEN
94年発表の5th。
時期的には「SVARTEDAUEN」の後に当たる作品なので、最近の路線のようなポップさは
希薄ですが、今回は弦楽トリオが入ったため、それが独特なものであるにしろ陰鬱なもので
あるにしろ、耳に残るメロディが増えた為僅かに聴きやすくなった気がします。
ヴォーカルも殆どの曲でメロディを歌ってますが、これ、かなり下手なのでは…(笑)。
また、表題曲やラストの大作ではノイズを巧みに使い、聴き手を酔わせてくれるパートも。
こういうのを聴くと、Lars Pedersenは本当に才能のあるミュージシャンだということが
分かりますね。もっとも、平素はその才能は主に変な方向に発揮されていますが…(笑)。
ただ、全6曲で4曲がベストに入っているというのは、かなり割高感を感じます。
と言ってもベスト未収録のラスト曲は名曲だし、一概に「ベストがあれば買う必要は無い」
とは言えないのが難しい所。この曲順で聴くとやっぱり作風に統一感があって良い感じだし…。