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ELEVEN / B'Z
前作「BROTHERHOOD」のハードロック路線の曲に、「SEVENTH HEAVEN」のようなキャッチャーな曲や「今夜月の見える丘に」といったメジャーな曲など盛り沢山なアルバム。聴いてみる価値はあり!!
個人的に微妙なアルバム。
シングル曲でもっているという感じも否めない。
せるじおさんの書かれた「SEVENTH HEAVEN」はかなり良いのですが、ハードロック路線でいくか、ポップ路線でいくかハッキリしてない気もします。
人によって全く評価の違うアルバムです。
アメンボ 2002年12月26日(木)11時28分
内容がかなりヘヴィーなんで、ファンの間で意見が分かれたアルバム。
僕はかなり好きです。
はっきり言ってシングル曲はどうだっていい。
HM/HRファンは、「愛のprisoner」、「信じるくらいいいだろう」を聴いて欲しい。
個人的には結構気に入ってる。
B'zはアメリカンハードロックの影響が強いため、ポップさが目立つシングル曲とのギャップで、ポップスとハードロックどっちつかずと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ハード・ポップがB'zの魅力であり、彼らは別にAC/DCなどのバンドと肩を並べる気など毛頭ないので、あまりその辺との比較は頂けない。
いいよELEVEN。
個人的にシングルがMAY以外糞だと思った。
ドラムもやかましい。
それさえなければね。
人気のない作品ですが、個人的には好きです。
『LOOSE』と同じくらいシングル曲ばっかり収録されてます。そしてそのシングル曲がけっこう浮いてます(良い曲なんですが)。
知人は「ミクスチャーっぽい」といってました。なるほど、と思います。
お気に入りは「SEVENTH HEAVEN」「愛のPRISONER」「MAY」「juice」「RAGING RIVER」「TOKYO DEVIL」「扉」。
シングル曲が浮きまくっている、鬼気迫るほどのヘヴィなサウンド。
「Brotherhood」は、ヘヴィにはなったがB'zの王道サウンドを捨てたわけではなかった。
しかし「ELEVEN」のアルバム曲は「Seventh Heaven」以外完全に「洋楽オルタナティヴ・ヘヴィ・ロック」といった印象。
しかし、この一般受けを犠牲にしたサウンドからB'zというミュージシャンの「本気」が伝わってくるというのは「7th」「ACTION」と同様で、
「愛のprisoner」「Raging River」「コブシヲニギレ」「扉」といったアクの強い楽曲群が放つ異様な輝きは、
俺の心をいつまでも捕らえて放さない。
★★★★★
注目曲→「扉」
3分に満たない曲であるが、激しいリフとシャウトが光り、構成も珍しい曲。
歌詞が短い分、色々な解釈が出来そうだったり、
ヘヴィなサウンドの合間に入るアコギのソロが意外だったりと、不思議な魅力が詰まっている。
自分も、このアルバムかなり好きです。ヘヴィーですね。
「今夜月の見える丘に」は要らなかった気がしますが。個人的に。
キャッチーな「Seventh heaven」、西アジア風の「信じるくらいいいだろう」「Raging river」、分厚いギターがカッコイイ「愛のprisoner」、南国のリゾート的雰囲気のバラード「Thinking of you」など、楽曲の幅が広く、充実してるのが魅力的。
ただシングル曲は存在価値が見出せません。「RING」と「May」は絶対に入れない方が良かった。イメージが合わな過ぎる。「juice」もオリジナルとあまり変わらないけど、何故かちょっとダレる感じが…。「今夜〜」だけはギターソロがカッコよくなってたし、位置的にもいいと思いましたが。
まあとりあえずいいアルバムなので買って損はないでしょう。
個人的にお気に入りのアルバム。ただ「juice」以外のシングルがちょっと浮いてる感がしてならぬ。しかしいい曲がそろっている。「Seventh heaven」「信じるくらいいいだろう」「愛のprisoner」「juice」「RAGING RIVER」「コブシヲニギレ」「Thinking of you」などなかなか名曲が粒ぞろいである。なかなか傑作なアルバム。
ロッキン 2004年11月12日(金)15時18分
捨て曲らしい曲が見当たらないアルバム。個人的にはBIGMACHINEと並ぶ名盤。
ポップロック、メタル、ラップメタル、壮大なバラードなどいろんな曲が盛りだくさん。
散漫な出来なのは否めない本作だが、「B'zのアルバムには駄作は無い」という公式に当てはまるとおり駄作ではない。
散漫というのは「RAGING RIVER」みたいなブリティッシュHRっぽい曲があるのに全体ではミクスチャーっぽい点である。
今回は実験してみたのだと思うが、それにしても散らばっている感じがする。
1曲ごとに見るとまたいい感じなんだが、なんか捨て曲が多い。
B'zにしては珍しい「問題作」と言えよう。
個人的には問題作。
前作Brotherhoodで路線変更を提示した骨太ロック路線はそのまま。
ポップスの要素は極端に減ってきていて、暑苦しい内容に仕上がっています。
しかしラップ等、音楽的にも様々な要素を取り入れたりしたことにより、
方向性がわからなくなってしまった作品でもある。
いい言い方をすればバラエティに富んだ作品だが、悪い言い方をすれば一曲一曲がばらばら。
私はB'zにラップを求めてはいないので、少々難ある作品。
サウンド面ではドラムが前面にでてきていて聴いていて心地いい。
もう少し曲順工夫できなかったかなあ、と思いますね。聞きにくい。
「RING」の評価、低いですねえ。
かなりの好バラードだと思うんですが。ギターは最高です。
RINGいいですね。
このアルバム
B'zの中では一番聞いてて面白いアルバムだと思いますが。
煌く人が最高にいい。
Brtherhoodに比べ、ミクスチャー系のロックにもホンノリ目を向けた、
ハードな1枚。ヘヴィながらも泣きも忘れない松本のギターと、鋼のような強靭な
しなりをみせる稲葉のボーカルがここでも冴える。
2曲目のホーンの使い方や韻の踏み方は絶妙だし、「信じるくらいいいだろう」の
ギターリフはかなりカッコよく、「煌く人」はB'z版RATMな味わいで面白いし、
「Raging River」の壮大さは太平洋を越えアメリカ大陸発見したような叙事詩。
「May」と「今夜月の見える丘に」の浮き具合は否定できないが、
"これなら聴ける"というメタラーも多いのでは。
シングル曲が浮いてることを除けば(いっそうのこと全部入れないほうが良かったのでは)、Brotherhoodの次に好きなアルバムです〜。B'zの楽曲史上「Raging River」が個人的にBest3に入る出来です。ヘヴィといいますが、「Seventh Heaven」みたいなポップな曲も含まれているのでファンは安心でしょう。
2000年発売の11th。前作同様ハードな楽曲中心のアルバム。
前作が70・80年代HR風だとすれば今作は90年代ミクスチャーロックの流れをくんでいます。
ヒップホップ的な楽曲もあったりと、B'zアルバム史上一番実験的な作品。
シングルが比較的ゆったりした曲が多かったせいか
アルバムでは妙に浮いてしまっているのが残念。
そんな中『Raging River』や『コブシヲニギレ』などアルバム曲は冴えています。
このアルバムはシングル4曲を収録しているのに前作の売上を下回ることに。
売上がすべてではないですが、商業音楽である以上、売れなくなったらオシマイですから
B'zは再び大きな路線変更を強いられる事になりました。
そしてその結果は、僅か4ヵ月後にカタチになるのです。
87点
多くのHRファンを虜にしたBrotherhoodをより重く・激しくしたアルバム。
シングルはドラマタイアップの『今夜月の見える丘に』を始めとした人気の高い曲が4曲も収録されているのですが随分と隠れてます(笑
その代わりにアルバム曲はどれも色濃いナンバーが揃っています。
『Seventh Heaven』『愛のPrisoner』『煌めく人』『TOKYO DEVIL』『コブシヲニギレ』……そしてB'zの歴史に名を残すであろう名曲『Raging River』。
このアルバムは上級者向けですがB'zのMixture Rock面を見る事が出来ます。
前作の流れを汲み更にミックスチャーロックの要素を取り入れた実験作。
歌詞の内容のダークさや全体的にマニアックな楽曲は一般受けしないでしょうね。
実際シングル4曲入れたのにも関わらず売り上げは前作の139万枚から114万枚へとダウン。
因みにこのアルバムに収録されているシングル「今夜月の見える丘に」は113万枚売れており
単純に計算してなんとアルバムとシングルの売り上げの差が1万枚・・・(悲)
まああのシングルの売り上げはドラマのタイアップ効果なんですけどね。
(因みに他の3曲はそれぞれ70万、67万、54万枚。)
アルバム全体的にはシングルとアルバムの曲の間にギャップがあり
アルバムの統一感がB'zのほかの作品より感じられません。整合性にいまいち欠けてます。
しかしアルバムの楽曲そのものはマニアックであるものの個人的にはかなり好きですね。
愛のPrisoner、TOKYO DEVIL、コブシヲニギレ、Raging River辺りが聴きどころだと思います。
1. [I]
2. Seventh Heaven
3. 信じるくらいいいだろう
4. RING
5. 愛のprisoner
6. 煌めく人
7. May
8. juice (PM mix)
9. Raging River
10. TOKYO DEVIL
11. コブシヲニギレ
12. Thinking of you
13. 扉
14. 今夜月の見える丘に (Alternative Guitar Solo ver.)
2000年、11th。バラードのシングルが浮いてる。
流行のNUメタルの影響を受けてゴリゴリのリフに、ギターソロの無いヘヴィ曲が多い。凝った作りの曲多数。好き嫌いが分かれるか。
2、6、8、9、10、11、14がお薦め。
そろそろB'z離れが個人的に始まり始めた11th。
確かにシングルでもっている感じは否めません。
まぁそれ以外では、②と⑨くらいかな。
ただしシングルの④と⑭は最高部類のバラードでしょう。
個人的に『扉』が好きです。
レビュー修正
…でも中身はあんまり変わらず
一曲一曲は良いものはあるんだけど、とにかく一枚のアルバムとして聴き辛い!
ヘヴィーでダークなのは望むところなんだけど、あんまりにもそればっかりだと聴いてて疲れまする・・・
(ここら辺は後の「THE CIRCLE」でしっかりと克服されているけどね)
聴きなおした今でも「お、これ良いな」と思っても、一回聴くと「もう良いや…」ってなってしまう。
シングルにしても「juice」以外は、これまた重たいロックバラード。
同じヘヴィーでも「BROTHERHOOD」は聴いてて心地良いのに…
この決定的な差が何なのか、今回の一斉聴き直し強化にても、結局大して分からずじまい。
あ、でも念は押しておくけど、決して「悪くはない」んだよ?ほんとに。
個人的にこの作品は「第2の暗黒時代」を感じた作品。
正直な感想、聞き始めた当初の印象は最悪だった。
ギターがあまりに分厚すぎて暑苦しく感じたのと、コンセプトを考えていなかったためか、シングル曲とアルバム曲の落差がめちゃくちゃ。残念ながら、おそらくライト層が安心して聴けるのはほとんどシングル曲だろう。
アルバム曲に関してはかなりの実験作が多い。
トータルで考えると評価はイマイチだが、完成度の高いものも存在する。
前作同様にハードロックをメインとしながら、ミクスチャーロックにも挑戦している点が特徴。もちろんこれまでの王道的な曲もあるが、ぶっといギターリフ主体のヘヴィーな曲が多い。歌詞に関しては、非常にダークで重苦しい。
これでもか!と卑屈なフレーズを織り込んだ曲が多い。
「愛のprisoner」と「コブシヲニギレ」は当初はまったく受け入れられなかったが、今ではかなり気に入っている。この鬼気迫りっぷりはThe 7th blues以来。
そして「Rasing River」。これは本当に凄い曲。
転調が多く、演奏時間7分に及ぶ大作。
ラストの大サビには感動した。
何も考えずに聴いてほしい。
個人的には「名盤」とは言いがたいがある意味「すげぇ」作品。
何度も聴きこんでこそ良さがわかるのかも。
これほどヘヴィーでバラバラなこのアルバムがミリオン達成したのは邦楽史上奇跡としか言いようが無い。(おそらく「今夜月の見える丘に」が収録されているためだろうが・・・)
BROTHERHOODで全てがヘビーに、ジャケの色は白黒メタリックになってしまったため、次はどうなるの??また同じ感じなの??と心配していましたが、シングル曲や原色を多用した派手なジャケから、今回は違うだろう。と思い、最初にSEVENTH HEAVENを聴いて「けっこうポップになってる!よかった〜」と喜んでいたんですが、騙されました(笑)
シングル以外はもう、ほとんどどヘビーな曲ばかり。ただ、今回はモダンな要素を含んだヘビーさですね。この辺は彼らのフットワークの軽さを物語ってるし、その応用力はさすが!といったところ。細かいエフェクト処理が効いててかっこいいです。当時、モダンヘビー系のバンドを組んでいたので、B'zのこういう変化は嬉しかったしメンバーに自慢しちゃいましたね!!
ただ、曲調からして一般受けを拒んでいる曲ばかりなのでシングル4枚収録は正解だと思います。散漫な内容になるかもしれないですが、B'zのアルバムって昔からこんな感じでしょ。個人的には違和感とか、そういうものは感じませんでした。シングルが入ってなかったら買うのを躊躇してしまいそうだし。
「RING」と「RAGINGRIVER」の鬼気迫るバラードが良いアクセントになっています。大好きなアルバムですね。
リンプやコーンの影響が垣間見れます、今までの作品の中で最も実験的な作品だと思います
個人的には好きな曲と嫌いな曲が同じくらい入ってます
ミリオン言ったのは「今夜月の見える丘に」に救われたと思います
seventh heaven、Raging River、tokyo devilくらいかなアルバム曲でよかったのは
当時ラップメタル全盛期だったから、その流れを取り込みたかったのかも
greenでロック路線に戻ってくれて正直よかったです