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ON THE THRESHOLD OF A DREAM / THE MOODY BLUES
彼らほど日本での評価が低いバンドもそうはいない。
「夢の入り口で」と言うタイトルそのもののファンタジックな
内容。かと言って子供だましではない。牧歌的ながらコンセプト
アルバムとしての重厚さは保っている。心癒されるサウンドだ。
ある意味同じプログレッシブロックでありながらキング・クリムゾン
と対極に位置するバンド。このアルバムをプロデュースしたばかり
のトニー・クラークがクリムゾンとの接触を図った事実も興味深い。
結果は・・言うまでもないだろう。
ラストのHave you Heard(Part1)〜Voyage〜Have you Heard(Part2)のくだりには泣かせられる。
でも、全体的に言って、個々の曲は良いのだが、それぞれバラバラという印象が拭えない。↑の人が書いているように、第2のムーディーズを狙ったトニー・クラークと、クリムゾンとが折り合わなかったのも当然。
でも、「クリムゾン・キングの宮殿」とこのアルバムを比較するのは、ちと酷か。