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CHAPTER Ⅵ / CANDLEMASS
Voがメサイア・マーコリンからトマス・ヴィクストロムに交替した最初で、彼らのラストアルバムにあたる1枚。このバンドの看板はドラマティックで雄雄しくそして非常に美しい歌唱を聴かせたメサイアのVoだったと思いますが、その前任者を凌駕するようなトマスの凄まじい歌唱が聴けます。
なんと言っても①“The Dying Illusion"につきます!はっきり言ってこの1曲を聴くためだけにこのアルバムを購入しても損はしないでしょう。とてもCANDLEMASSとは思えないほどドラマティックに疾走していくこの名曲は、超無名だがHM史に輝く超名曲だと思います。
その他はひたすらダークでスローな曲が続きます。それにしてもやはりトマス・ヴィクストロムの歌唱は素晴らしい…。
このアルバムは全体的に、かなり攻撃的で、テンポも速め(といってもミドル)です。一曲一曲のリフがカッコイイ上に、展開もすばらしく、ただただ感動してしまいます。歴史に残すべき名盤でしょう。たしかに、後半ちょっと似たような印象はあるんですけどね。
それにしても、やはり、THE DYING ILLUSIONは名曲中の名曲ですね。もっと早くに出会っていたかったと思うくらい。
CANDLEMASSのライヴ盤を挟んでの5th(1992年リリース)。
ヴォーカルがメサイアからトマス・ヴィクストロムに代わり、ドラマティックな全く別のバンドに生まれ変わったアルバム。
トマスは1st『EPICUS DOOMICUS METALLICUS』に参加したヨハン・ランキストの音域を上げてさらにクリアにしたような名ヴォーカリスト。
"the dying illusion"の劇的な展開に心を奪われます。
イヌスケ 2005年11月13日(日)13時22分