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SWINELORDS / TWILIGHTNING
衝動買いしたんですがだいぶいいアルバムですよ、これw
約2年8ヶ月ぶりとなる3rd。
キーボード奏者が抜け、5人編成となった。
1stの頃に全開だったクラシカルなツインリードやキーボードは、もはやほとんどその面影を無くしている。故に、1stの頃の音楽性を期待して買うと、肩透かしを食らうかもしれない。
3rdアルバムで聞けるのは、北欧メタルとは違った、ハードで多少プログレッシヴな要素を含んだメロディアスで力強いサウンドだ。細部まで手が行き届いており、曲構成も素晴らしい。
その質は、間違いなく高い。
1回アルバム全体を通して聞くと、似たような曲が並んでいるようにも感じるが、2回、3回と聞くうちに、1曲1曲に違った魅力があることを感じ取れるようになるだろう。そして、徐々にはまっていく・・・・。全11曲、捨て曲なし。
GUNS N' ROSESの影響が明け透けなサウンドながら↑の方が仰るとおりプログレッシヴとも言える緻密な構成・アレンジも見せ、非常に聞き応えがあります。
複雑なアレンジもあって、取っ付き難く感じる曲もありますが、一聴して耳に残るキャッチーなサビ作りにもぬかりはありません。
北欧メロディック・メタル系のファンよりも、近年隆盛を見せる北欧バッドボーイズ系のファンに是非聴いていただきたい一枚です。
ここまで変化してしまうと、バンド名も誤解を招く要素でしかないような。
バンド名の変更も視野に入れた方がいいんじゃないだろうかw
THRAX 2007年11月2日(金)16時24分
2ndと比較したら絶対負けてると思う
このアルバム買ってから1年くらい経ちますが、いまだにほぼ毎日聴いてます。何度聴いても飽きません。他にも聴きたいCDがいくらでもあるにもかかわらず、ついつい手が伸びてしまいます。
どこがいいのかと言えば、とにかくボーカルが物凄く歌上手い!うますぎる!ちょっとダーティーでワイルドな声で低音から高音までパワフルに歌いあげています。確かにナントカ・ローゼズのあの人にちょっと似てるかもしれないけど、それプラス初期のデフ・なんたらのあのお方にも似たところもあって、さらに隠し味的に若干○○○○・ボネットも入ってるような深〜い味わいの歌声なのです。特にアコギのみで歌う7.Not a Wordにはシビレます!
だけど、それが逆に癖が強くて聴き辛いという方も多いかも知れません。自分も最初は2.Swinelordしか気に入った曲はありませんでした。何回か聴いてみると6.The Gunもいいかな?となって、さらに聴き込んでみたら3.Reflection〜もいいじゃないか!で、さらに・・・ってな感じで聴き込んでいったら現在に至る、という訳です。
各楽器の演奏もタイトでスリリングでテクニカルで、8.Consume Gapから9.With the Flowの流れはまるでレシプロエンジン飛行機のアクロバット飛行をみているような気分で実に爽快です!
そしてこのアルバム、やたらと音質がいいです。他のCDより二、三割増しか、それ以上に音量上げても音が割れたり、ツブれたりせずにクリアーなまま快適に聴けます。素人考えでキーボードが脱退したおかげで格パートの音のレンジが広く使えるようになったのもこの音質の良さに影響してるんだと思うけど、それにしてもこれほどダイレクトでダイナミックなアルバムはそんなにめったに無いんじゃないか?と。少なくとも俺は他には知らないです。
そろそろ次のアルバムがでるらしいですが、これだけ褒めたのに、またまた路線変更しちゃって「3rdは失敗作だった」とか言われたらミもフタも無いですが・・・。
