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THE X FACTOR / IRON MAIDEN
とにかく評判の悪いこのアルバム。でも決して駄作じゃないと思うんだけどな。
(まあ確実に代表作じゃないけど)
確かにブレイズは下手だった。だけど、曲は良かったんじゃないかなぁ。
"SIGN OF THE CROSS"はバンド史上に残る名曲だと思うよ。
メイデンのファンだったら、この曲の後半の疾走パートでガッツポーズ必至でしょう。
他にも8曲目や9曲目は、アルバム全体の流れの中で埋もれてしまって目立たないけど、
メイデンの静の部分が大好きな私としては、かなり泣けるんだけどなぁ...。
一般的に評判が悪いからといって聴かず嫌いするには、あまりにもったいない出来だと思う
ので、あえて今作を推薦したいと思います。
(でもこの歌はやっぱりヤバイよ、スティーブ)
曲はぜんぜん悪くない。でも歌が・・・・
ジョン・ウエストが試験に落ちて、こんなひどい歌を歌うブレイズが加入するなんてスティーヴ・ハリスの感性を疑ったね、当時は。
ブルース・ディッキンソンが歌を入れ直したら、いつもどおりのIRON MAIDENの名盤になるだろう。でも、ブレイズファンには悪いけど、僕はこいつの歌うMAIDENのアルバムは買ってすぐに売った。
僕もそう思います。
曲はいいのがあるけれど、ヴォーカルがダメです。
元ヴァン・ヘイレンのデイヴィッド・リー・ロスのような陽気なアメリカン声はメイデンの
曲には合いません。
CDを買うこともせず、友達に借りてダビングもせずに返しました。
ですんで、このCDを買えとは言いません。
他にメイデンの名作はたくさんある訳だから・・・
たまにみかけるけどいまだに初回限定だよね。
良いアルバムだと個人的には思うんだけどやっぱり評判悪いですね。
JUDGEMENT OF HEAVENは名曲ですよ。 ホントに...
そうだね〜みなさんの言うとおりだね〜
曲は完璧だが歌いこなせていないのがB・Bだったね
1、2、3、4、6、8がいいね!
ジ・アフターマスのJYANICKのソロはしびれちゃうね!
確かにこのアルバムはボーカルが全てを台無しにしていると思う。まあブレイズには自分にあった曲を歌うべきだね。
私事ですが去年の秋のGⅠは菊花賞が終わった時点で "音楽がらみの馬がくる!!" と予想し、朝日杯三歳ステークスではブレイズの名を取ったメジロベイリーで馬券を取ったので、個人的にブレイズには感謝している。
俺は正直ボーカルが悪いと言うのがわからない。みんなが悪いと思うのはたぶんアイアン・メイデン(正統派)らしさを求めてたからだと思う。俺みたいなブラックメタル好きには、たまらない声だけど・・・。ハリスもメイデンらしさを壊すためにベイリーを起用したんじゃないかな。俺はそう思うけど、そこらへんの意見を聞かせて!
"楽曲"としては傑作アルバム。充分に。
本作でメイデンは新たな新境地を切り開こうとしたのだと思う。
今まで見られなかった陰鬱な世界観が存在していて実験的。
自分にとってはある意味斬新だったけどな。メイデンはこう来たか!と。
確かにブレイズの声は御世辞でもいいとは言えないし
人によっては楽曲の良さを殺してしまっていると感じても仕方がないかもしれない。
しかし、ブレイズを選考した時のスティーブの頭には
このアルバムの空気とニュアンスの構想でいっぱいだったんじゃないだろうか。
本作の様な翳りある世界観を必要以上に求めたのなら、何となくブレイズを選考したのも頷けなくはない。
しかしながら世間様は本作に余りいい顔をする者がいなかった。
そんな中で本作の思想と従来のメイデンらしさを混合し
新たに生み出されたのが新作BRAVE NEW WORLDだったのかもしれない。
実際あのアルバムは文句の付け所がないし傑作アルバムだと個人的に思う。
これからこのTHE X FACTIORを買おうかなと躊躇している方にはっきり申したい。
心配しないでも素晴らしいアルバムです。
プログレに通ずる様な、禍々しいカタルシスが頭からケツまでずっと流れている格好良さがあります。
というかプログレッシャーが聴いたら、普通に好きになる要素だらけだと思うけど。
メイデンの全カタログの中でもっとも厳しいアルバム。と、個人的には思う。
何が厳しいかって?ベイリーのヴォーカル?違う。楽曲が頭に残らんのよ。
確かに①はいい。悪くない。しかし聴いていると、3曲目を過ぎたあたりで必ず眠ってしまう。で、いかんと思って起きるともう7曲目とか9曲目とか・・・。
ハリスのプロデュースもあまり良くない。前作よりはギターのエッジが聴こえてきていいかなと思ったんだけど、どうもダイナミックさが感じ取れない。作風が荘厳なものを目指しているのにこれではいかんでしょ。
以上に加えてベイリーのヴォーカルが、たまに音程をはずしているように聴こえちゃうんだよねえ。個人的にはWOLFSBANEのベイリーが好きだったから、聴いていてすごく痛々しさを感じる。「なんでこうなっちゃってるんだよ」と思ったね。
大好きなバンドなのでもっと聴き込みたいのだけれど、これを聴くんだったら他に聴かなければならないCDが山とあるぜっていう1枚。
まあ、現在ディッキンソンもスミスも戻ってきて、しかも凄い力作を発表してくれたから言える事なんだけれどね。
確かに、このアルバムが良いと言ってる人の気持ちが判らないでもないが・・・。
このヴォーカルは本気でヤバイよ・・・。メイデンの曲に合わないばかりか、楽曲の持つ
雰囲気などを思いっきり壊してると思う。音も全体的に見てお世辞にもいいとはいえないしな。
曲はいいんだけどねぇ・・・。ブルースが戻ってきてくれて良かったと心底思う。
現在国内盤廃盤という事実に全てが要約されている。
ファンの方ごめんなさい。
やっぱ評判悪いようですねこのアルバム。
だって・・・、音痴なんだもの。ブレイズ・・・・。
僕はこれをリアルタイムで聴いたのがMAIDENとの出会い。そして、その前を知らなかったためにVoの比較論ができなくて、この作品だけの印象は・・・。実は結構悪くなかった。HMも聴き始めたばっか。それまではメロ・スピとかパワーメタル系ばかり聴いていて、それらと比べると雰囲気は地味だけど、威厳とか荘厳さとか湿った空気とかに惹かれた。とっつきの悪さが逆に新鮮で、「そうか、これがブリティッシュの空気か」と納得したのを覚えてる。もちろんその後過去のブル-ス時代、ポール時代を聴いて、なるほど過去と比べるといまいちパッとしないかと思ったんだけど。だけどこの作品をイマイチな出来にした元凶はブレイズその人じゃなく他のメンバー、特にスティーブ・ハリスだと本気で思う。つまりVoを無視して楽曲のみ考えても、この作品はイマイチ。プログレ色が強すぎ、楽曲が長く複雑で、しかもプログレだと捉えると音がスカスカでテクニックに欠ける(HM的にはハイテクニックの部類でも)。もしこれをブルースが歌ってもやはり絶賛にはならない(総スカンにはならなくても)と思う。今ブルースが1とか3とか歌って再評価されてるといっても、それらはアルバムの中で特に光る曲。アルバム全体でみると同じような雰囲気で単調なイメージは、元々「パワフルで上手いけど一本調子」との批判もあったブルースが歌っても、そう大きなクオリティアップにならない気がする。声色、歌いまわし、音域を使い分けられる器用なシンガーが歌えばかなり良くなるかもしれんが。ドラマティックで複雑な楽曲が悪いというよりは、どう考えても直情的でストレートで不器用な(音痴なのは眼をつつぶって)シンガ-であるブレイズに無理やり歌わせる時点で、その判断力を疑う。ブレイズをシンガ-に選ぶなら、彼にあったストレートな曲を書くべきで、それが出来ないのならそれはスティ-ブ・ハリスの作曲能力の枯渇。もしも書こうと思えば書けるなら、それは判断力の欠如。最初に書いたように、この作品が持つ威厳、湿り気、荘厳さは良い。どの曲にも耳を引くメロディやパートはある。でもそれらが曲を「名曲」の域まで引き上げられてない。その原因は歌メロの弱さ。歌が下手でも歌メロがよければ気にならない例は結構ある。スティーブはバッキングと歌詞は良ければ歌メロはどうでもよいのかとすら思う。MAIDENの歌メロは歴代シンガーが作ってきたのかもしれない。次作では歌メロの魅力が大きく向上。楽曲バラエティも増え、長い曲は相変わらずだが、曲数が減って作品が引き締まった。
最後に言いたいのは・・・
「ブレイズだけに責任はない。彼を選んだバンドの判断ミス。彼に合う曲を書いてやれなかった他のメンバーの連帯責任」
祝!日本盤再発!
私は好きなアルバムですよ。発売当時はかなり聴きこみました。ブレイズのVoも全然気にならなかったし…。まぁ似たような曲が多いとは思いました。捨て曲が多いアルバムは過去にもありましたし、そういう一枚として捉えれば、そんなに非難されることは無いと思います。やっぱりブレイズが悪いんでしょうか…? まだ聴いてない人は再廃盤にならないうちに自分の耳で判断してください。そういう意味での“このCDを買え!"です。
ブレイズはそんなに悪くない。というか曲がいいのでそれに助けられてる。私はあまり気にしない(もともと細かいことは気にしないタチなんで)。
アイアン・メイデン特有のアルバム全体に漂うホラー映画さながらの怨念のようなものはあまり感じられないが、その分聞きやすい。強弱が曲の最中でそれほどあがったり下がったりもしないので聴き疲れない。BGMとして流せるアイアン・メイデンというのもまた一興。
大方の皆さんの意見同様、ヴォーカルが全てをぶちこわしてると私は思います。もちろん彼を選んだバンド側に責任の大部分があるから仕方ないが、「彼らのいいと思うものが私のいいと思うものではない」と思い彼らの元を静かに離れるのは勝手だもんね。曲はいいよ、曲は。あのヴォーカルのままだったら、せっかくの才能がもったいないのにな〜ってずっと思ってました。今はブルース復帰したからいーけど。
このアルバムは問答無用「最悪」
ブレイズベイリーがすべてをぶち壊した
このアルバムの真の聴き所は、なんと言ってもボーナス。(2枚目)
ウルトラカッコいいリフの上で、ブレ坊が「うぇーてぃーんふぉーじゃーすてぃーす」と
このうえなく頼りなく女々しく歌うのを聴けば、どんなに仕事で失敗しても、
思いっきり笑って元気になれます!!
さながらBAD NEWSの"Bohemian Rhapsody"(スペルあってる?)のよう。
あ、でもあっちはワザと下手にしたのか。
いや、もしかしてブルースに「これじゃ俺がやらなきゃ」と決意させるために
わざわざブレ坊を入れたのかな?
もしそうなら、ハリス、恐るべし!!ええから金返せ!!!!!!(笑)
とにかく、メイデンで笑えるなんて、誰が想像できます?
その意味(だけ?)でも、聞く価値・・・・・・・・・・・・ねえなあ。
えらく不評をかってますが結構好き。
VIRTUAL XIはさすがにちょっといただけなかったけども、これならBRAVE NEW WORLDよりも好きといったら殺されますかね?
ブレイズ時代のビデオクリップを見直して久々に思ったが・・・
個人的にはやっぱ普通にカッコいいよ
正直はじめて聴いた時は金返せと思ったけど、今じゃ名盤
②は超名曲
ボーナスの2枚目なんて捨て曲なしのブレイズらしさをいかしたパワフルな曲
必聴
ブルースにふきこみ直して再発売して欲しい。
絶対に名盤によみがえるでしょう。
ナニアイツ。Man On The〜 イカシてるけど....ナニアイツ。
曲は文句なしにいい、Sign of the cross とか The aftermath は文句なしの名曲だろう。
しかし・・・ブレイズは合ってない、かといってブルースも合わないような気がする。
でも日本版についてくるボーナスだけでも十分の価値があると思う、ってかメインよりいい曲ばっかりだ。
でも初心者にはお勧めできないよね、これきかせて聞かず嫌いになったらかわいそうだし。
アイアンメイデンにはいいアルバムがいっぱいある、Seventh〜もSomewhere〜も・・・
このアルバム買うんならほかのアルバム全部集めてからにするべき、でも聞き込めば結構いい曲ばっかりだったり(どっちだよ
俺はブレイズ擁護派でしたので、このアルバムも当然大好き。
これも聴きこまないと本当の良さがわからないけっこう難解なアルバムだと思います。俺も最初の何回かは「まあ平均くらいかな」くらいに思ってました(笑)。
初回ボーナスの三曲は正式トラックに入っていてもおかしくない良い曲ですので、買うなら中古で探してください!
「LORD OF THE FLIES」は現在ツアーで久々にやっているらしいです。
お気に入りは「SIGN OF THE CROSS」「LORD OF THE FLIES」「MAN ON THE EDGE」「BLOOD ON THE WORLD'S HANDS」です。
ブレイズは悪くないのよ。
音痴だ、下手だと言われてますが、そんなに下手じゃないと思うの。
ただ、歌い方とか声がmaidenに合わなかったのと、
ブルースがあまりにも偉大だっただけ。
初めてリアルタイムで発売と同時に購入したアルバムだけに思い入れも
ありますが、最初聴いた時は①の展開美に「さすがメイデン」と涙し、
②になんとなく惹かれ、③でクライマックスを迎え、④以降は耳に入り
ませんでした。個人的には何回聴いても③までですね。
昔のメイデンを知らないでこれを聞いたとき全然変じゃないと思ったけどなぁ。
ブレイズのあの力み過ぎ具合がいいよ。ブレイズのソロもかっこいいしね。
ブレイズのような普通のロックシンガーが歌えるような曲はこのアルバムには無い。
個人的に駄作。
曲は悪くないの(バーチャルよりかは絶対に良いと思う)にサウンドの悪さと大作におけるブレイズの歌唱の物足りなさにより全体のクオリティが低く感じられますね。にしてもこのアルバムはメイデン史上最も暗いトーンに包まれてますね・・。多分ブルースがいなくなった影響とブレイズのどちらかというと低い歌声も要因でしょうが。こういうのも好きですけどね。
曲自体は大体良いし、「SIGN OF CROSS」は断然名曲(「ROCK IN RIO」で実感)!ブレイズが唯一合っていると思う「MAN OF THE EDGE」もカッコ良い。↑に上げたようなことがなければ僕の中では名盤になり得たなあ。 点数は84点!
熱狂的ファンには申し訳ありませんが、個人的解釈で言わせて
あくまで個人的に「ブレイズもブルースもあんま変わんねーよ!」て思います
故にいいアルバムです
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上記意見はあまりメイデンを知らない時のものです
実は私、メイデン初アルバムが本作でして・・・
バンド自体のことをそもそもよくわかっていませんでしたので初め聞いた時
「随分個性的で変わったボーカル。流石ベテランバンド。個性で勝負なんだなきっと」
と、ある意味ではスティーブハリスの狙い通り(?)の聴き方をしていたわけです
ブレイズのボーカルにも特に疑問も抱かず「これはこういうものなのだ」と思っていました
その次に聴いたのがフィアオブザダークでして・・・
ボーカルが違うことは聴く前からブックレットを読んでいたので知っていましたが、一曲目からいきなりブルースのアヘアヘ声が炸裂しました
「なんだこのボーカリストも色物系か。やはり個性的なバンドだ」と判断
その後月日が経ち、今では全アルバムを持っている身だからわかります
確かに昔からずっと応援し続けたファンにとってはブレイズのボーカルは無いわな
私はリアルタイムファンでなく本作がメイデンデビューなので特に抵抗は無いです
本作が良いとも思うし、ブレイズ駄目!!って言う人の気持ちもわかる・・・
でももし私が昔からのファンだったのなら「こんなド下手な奴、シンガーとして需要ないね。今すぐ引退して就職したほうが本人と音楽業界の為になる!」とか言ってたんだろうなぁ・・・
私はブレイズのめげない生き様が大好きなので応援していますよ
「ROCK IN RIO」を聴けば余計に実感できるけど、「SIGN OF THE CROSS」はドラマティックな名曲です。「MAN ON THE EDGE」も勢いのある曲で良い。「THE EDGE OF THE DARKNESS」も非常にメイデンらしくて素晴らしい。
他にも俺が曲レヴューしているものは当然格好良いと思ってる曲だ。
しかし、やっぱりブレイズのヴォーカルは残念でならない。
ちなみに俺は次作「VIRTUAL ELEVEN」は好きだったりする。そちらではブレイズも悪くないと思ってる。でも、本作でのブレイズは酷いと思うぞ。音痴です。次作でも音痴な部分はあるけど、本作ではもっともっと音痴です。それに声質もメイデンに合ってない。「ザサイノヴァクロ〜ス」と歌うはずが殆どパ行に聴こえ「パパイノパクロ〜」と聴こえる、と言ったら言い過ぎだけど、イメージとしてはそんな感じ。"上手く"歌えてる部分も捜せばあるんだろうけど、大抵は残念な結果。("上手く"っていうのは勿論音程だけに限らない)
曲の方も、出来は良いにしてもちょっと暗い。もっと勢いのあるアルバムにしてブレイズのアグレッシヴな声を引き出せば良かったものを、なんでここまで暗くてプログレ的なアプローチを濃くしたのか…?
それに、これは「VIRTUAL ELEVEN」にも言えるんだけど、なんでブレイズ在籍時のギター・サウンドは勢いが足りない音作りなんだろう?プログレ的アプローチ?生々しいドラム・サウンドは結構好きだけど。
初回限定盤の2枚目の曲は、デイヴ・マーレイの曲とかもあってなかなか良い曲が入ってる。でも、そのデイヴ作曲の「JUSTICE OF THE PEACE」でのブレイズの歌唱はメイデン在籍時の歌唱では最も醜いのではないか、と思えるくらいの歌唱。折角勢いがあって格好良い曲なのに…。
曲は格好良いですよ!
とにかく、アルバム1枚通して聴くのは結構骨の折れる作業です。(作業って言い方は良くないな)
でも、良い曲は入ってんだよなぁ。だから本当は聴いて欲しい。けど、この歌は…。ブレイズの歌が大丈夫だって言う人には勧められるけど…。
メタラァ 2004年10月13日(水)16時47分
メイデンにはブレイズは合ってないなあ。
わるくないけどさ
非常にダークでじれったい一面もありますけど、1、3曲目はいい曲です。
ボーナスの3曲はかなりいいですね。
あの3曲みたいなのがたくさんあれば散々に批判されることはなかったのではないでしょうか?
メタルマン 2005年1月22日(土)19時50分
ブレイズベイリー最高じゃないの!!
メイデンのアルバムの中でこれってベスト3にはいるぐらい良いよ!!
彼は音痴って言われてるけど実際は声のトーンが中低音気味だからそう聞こえるんだと思うし、ブルースディッキンソンだってそんなに音程のはっきりしたボーカルじゃないよ。
俺はブレイズベイリーはかなりメイデンっぽかったと思うけどね。
う〜ん、見事に賛否両論ですなあ(苦笑)。
私も最初にBNWを聞いてメイデンに惚れて、さあベスト盤だ!って聞いてみたら
何よこの一曲目と二曲目?みたいな(笑)感想は持ちましたよ。このスティーヴ
お得意の美メロ、劇的曲展開にこの声??って。でも、Afraid To Shoot Strangers
(ブレイズのライヴ)を聞いて大号泣、それ以来ブレイズ擁護派です。最初に出会ったのが
ブルースだったからブルースの声でメイデンのイメージができちゃったけど、ブレイズを
ぼろくそにいう人の気持ちは理解に苦しみます。音痴なのは事実ですが(笑)。
まあこのアルバム自体は過去のアルバムの中では順位真ん中くらいなんだけれど(苦笑)、
Fortunes Of Warなんかは結構好き。ブレイズにもバラードがちゃんと歌えるんじゃん!
と思った一曲。
それよりフロントマンが変わってもメイデンらしさを失わないハリス先生ってやっぱり
偉大。
これダメかな?名盤で通用すると思うんだけど。
ここまで叩かれることによって聞かない人が出来たら困ります。聞いてから判断してください。
音痴ったってプロフェッショナルなシンガーが歌っているんですよ。素人よか100倍マシです。
ハッキリ言って、No Prayer For The Dyingでのブルースより歌えてると思う。
楽曲はもちろん高レベルでまとまってます。とにかく話は聞いてから。
ブレイズに非難集中ですが、
メイデンに作曲能力が無くなっただけ。ブルースが歌っても同じだった。
いや、彼が歌っていれば却って曲のレヴェルの低さが益々露呈されていたのでは??
いい曲がある??
とんでもない。駄曲だらけ。
特に後半部は全部同じ曲にきこえる。
WOLFSBANEのアルバムのほうがまだ聴ける。
私はブレイズベイリー好きですよ。
アルバム買ったのが中学の時で、当時はあんまぱっとしない曲ばっかで1回聞いて封印してしまった。
その当時は聞きこむこともせ〜へんかったから失敗作にしか思ってなかった。
MAN ON THE EDGEだけは好きだったけど。
でも最近聞いてみて思ったのは、なかなかいい曲多いな〜ってのとベイリーカッコいいなと思った。
BLOOD ON...の始まり方ハリス頑張ってるし、カッコいいよね。
たぶん、ベイリーの低くいかつい声をカッコいいと思う人には聞きこめばけっこう好きになると思う。
音痴とは言わないがもっとうまく歌え〜!!って思うところは多少あるね。
ちなみに、ハリスはこのアルバムを気に入っていて、VIRTUAL XⅠのレコーディング直前までず〜っと聞いていたみたいだよ。
このアルバムはいろいろな意味での名作やと思う。
バンドから抜けてもうたけどみんなでベイリーを応援していこうぜ!!!!
Blazeは普通に良いボーカリストである。まあMAIDENに合うかと言われたらノーだが。
このアルバムは雰囲気は別にしても曲自体は気に入っているものが多い。
みなさんに大人気(笑)のX Factorです。書くことがいろいろあるので、二段構成にします。
いきなり結論を言いますが、もし今これをご覧になっているあなたが本当に心からIron Meidenの音楽を愛しているなら迷うことはありません。ぜひともこのアルバムを購入しましょう。これまでにない曲の渋さと深遠な世界観に打たれると思います。しかし、もしあなたがMaidenファンというより一般的なHM/HRファン、もしくは、速くて激しくてカッコよくてメロディアスで泣きながら頭を振れる音楽が好き好きでどうしようもないという方なら、悪いことはいいません、買うのはおやめなさい。「世間的には問題作扱いでも、聴いてみれば意外と……」などと、うがった期待をしてはいけません。後悔します。これはディープなMeidenファン向けの非常にマニアックな作品です。逆にこれを余裕で楽しめるなら、他のアルバムもだいたいOKでしょう。ある意味、これを楽しめるか否かで、その人がMeiden向きの体質かどうかが判定できるリトマス試験紙的アルバムです。
基本的には出来の悪いアルバムではなく、曲のクオリティーの点で特に劣っているというわけではありません。このアルバムにしかない、独特の味わいというのも存在します。聴きようによっては名作といえるかもしれません。が、全体の方向性がどうにも一般受けしづらいのと、作品の完成度という点から見ると重大な欠陥があるのは事実です。主要な問題をあげると、ご存知われらのブレイズ・ベイリーのVo、録音傾向からくる全体の音像、楽曲の方向性、やばいジャケットの四つです。いまさら……、という気もしますがとりあえず問題点を指摘して、なぜこの作品がこうも一般受けしないのか明らかにしてみましょう。
まずはいまやすっかり過去の人になった感のあるブレイズのVoについて。私としては彼のロック・シンガーとしてのセンスと力量を疑う気はありません。しかし、やはりIron MaidenのVoとしては不適格だったと思いますし、彼を後任のヴォーカリストとして選んだバンド(というかスティーヴ・ハリス)はどうも判断を誤ったように思われます。
彼はいまだに音痴とののしられがちですが、私としては上手いとはいえないまでも、そんなに下手だったとは思いません。Piece of MindやLive After Deathの頃のブルースとは、案外いい勝負だったかもしれません。驚くほど上手くなった最近はともかく、昔のブルースは案外ヘタだった気がします(他の一流どころと比べれば、の話ですが)。ライヴでもミスが多いシンガーとして有名だったそうですし。(もっともミスをあたかも歌唱上の演出であるかのように見せかけるテクニックでは達人級だったそうですが)。しかし問題は歌の上手い下手ではなく、声質と唱法にあります。
ブレイズの声質は、太くパワフルで適度に粗い感じ、といえば聞こえはいいのですが、別の言い方をすれば、まるで泥だらけのダイコンやゴボウのような感じです。いかにも田舎臭く、はっきりいって「ダサい」感じの声です。こういった音声は、古典的で格調高いIron Maidenの楽曲にはあまりにもミスマッチです。ブルースの声が時に濁りつつも金属的な照り返しをもった残響感というか、ヴェルヴェットのような光沢と品格ある鋭さを失わなかったのとは大違いです。ブレイズの声は響きません。加えて彼の唱法は一語一語に力をこめて投げ放つような短くいきむ感じのスタイルで、メロディを高らかに歌い上げるものではなく、音を伸ばしません。しかしブルース時代のMeidenの楽曲は曲のハイライトで「ずぃっいーぼぅざぁっ、めんどぅ!!おーなぁのぉぉーーのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーー ×4」とか「ふぅぃあおーざだぁぁー、ふぅぃあおーざだぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああーーーーーっっ」という具合に、「ぁ」や「ぉ」や「ー」の多い長音のメロディが激しく連呼されるのが基本です。が、これは唱法の都合上ブレイズが真似するのはほとんど不可能です。おまけにブレイズの声は反響が悪く、語尾を伸ばしてもきれいには響きません。したがってブルース時代のMeidenを聞きなれている耳にはサビの盛り上がりがどうしても弱く、地味な感じに聞こえてしまいます。
加えて声音の表現のヴァリエーションが狭く(ほとんど一色)、ひたすら直線的に歌うことしかできず、声を使い分けて楽曲の世界観を巧みに表現することができません。この方面では前任者がそれこそHM界屈指と言える才覚をもっていたのに比べると、この落差があまりに大きいです。
一言でいえば、従来のMeidenの曲にはブレイズが本来の実力を発揮できるような場がもともと用意されていないのです。VoはVoで楽曲の魅力を引きだすどころか逆に損なってしまい、他方曲は曲でブレイズ本来の持ち味を発揮出来ないような無理の歌唱を彼に強いるという、実に悲劇的な組み合わせです。
さらにVo以上に重大な欠点があるのは録音の傾向と全体の音像です。楽器の音の間にすき間が多い、という前作で現れた病状が今作では一段と悪化してしまったようです。Voも含めて各楽器の音がひどく分離して聞こえます。録音に対する楽器の音量レベル(聴覚上の空間に占める楽器の音の面積の割合)が異常に低いです。加えて厚みのまったくない、まるでシールを貼り合わせたようなペラペラした音像が楽曲から迫力を抜き去ってしまっています。Gtの音がやけに細いうえ、奥へ下がり気味でまるで蚊が飛んでいるかのような量感に乏しい音で、曲の土台に添え物としてつけ加えられたかのような扱いですHM/HRまたはロックとしても、これはあまりにパワー不足の感が否めません。
次に楽曲ですが、このアルバムは彼らの歴代作の中でも、あのSeventh Son〰とならんでもっともHMから離れた曲想になっています。Seventh Son〰がきわめてソフトな音でありながらバンドを代表する傑作となりえたのはひとえに楽曲の完成度と高いポップセンスのおかげでした。それまでのMeidenになじんでいた人々にもさほど違和感を覚えさせることなく聴かせることができました。しかし本作の志向はバリバリの内省系プログレロックです。何曲かの例外を除いて、とにかく暗く、地味な曲ばかりで、一聴してすぐノレるようなわかりやすさに欠いています。速くてメロディアスな曲を期待する人なら失望間違いなしの、ミドル〰スローテンポの曲が大半を占めます。しかも曲調が似通っており、リフ主導ではなく大きくバウンドするリズムが主導のすき間の多い曲がメインです。通しで聴いてもHM的な高揚感を覚えるような部分が、特に後半ではほとんどありません。「頭を振れない!」、「拳を振り上げられない!」、「飛び跳ねられない!」、つまり典型的なHMの楽しみ方がまったくできない、非常に無愛想なサウンドになっています。
最後にジャケットですが、これは説明不要でしょう。インパクトこそあるものの……、痛い、醜い、気持ち悪いと三拍子そろった最悪なジャケットです……。これをジーっと眺めていると気分が悪くなってきます。
と、ここまで書けば、この作品の評判が非常によろしくない理由は十分でしょう。
さて、以上のような大きな、実に大きなマイナス点にも関わらず、私個人としてはこのアルバムが悪い作品だとは思いません。それどころか楽曲そのものの魅力とアーティスティックな深みでは、名作揃いのMeidenの作品群にあってもひときわ抜きん出た、文字通りの「陰の名作」「裏の代表作」であると感じています。これは本当です。リリース当時にさまざまな不運が重なり、作品のもつ本来のポテンシャルが見過ごされたまま「問題作」とのイメージだけが一人歩きして、今日に至るまで正当な評価を受けることなく隅に置かれてきた不幸なアルバム、それがX Factorに他なりません。リリースからおよそ10年、今こそ本作の本当の素晴らしさを見つめ直す時です。
どれもアッパーなMeidenの作品群のなかで、唯一沈静系(ダウナーではない)の聴き込むタイプの作品です。楽曲を支配する雰囲気はこれまででもっとも暗く、深く、暗示に富んでいます。暗いといっても、情緒的にべったり塞ぎ込むのではなく、知性の眼差しでもって自己の暗部を見すえるかのようです。ちょうど強烈な内省に没頭している人物の、あの近づきがたい厳粛な暗さのようなものがあります。自己の中に沈潜し人生を深く見極めようとする一方、来るべき「終わりの時」を予感しておののき震えるような感覚があります。ちょうどあのHallowed Be Thy Nameの前夜のような世界観、明日には処刑台に引き立てられる男が迎える最後の夜、という雰囲気といえばよいでしょうか。さながら「魂の午前零時」といった空気がこの作品の持ち味であり最大の魅力です。このバンドの場合、楽曲のムード自体がすでにバンドの個性を決定づける音楽的特徴になっていますが、このアルバムではそういった雰囲気勝負的な色合いが特に強いです。これを好むかどうかでアルバムの評価がかなり変わってくることでしょう。こういう音は夜更けに濃いめのコーヒーなどを飲みつつ、静かに味わうようにするとよいでしょう。
もうひとつ、じつはこのアルバム楽曲が非常に充実しています。「曲調が地味」とか「メタルっぽくない」というのは、たんに方向性の問題であって楽曲の質とは関係ありません。なによりメロディがよいです。深い憂いのメロディが曲のいたるところに散りばめられています。このメロディの深みと強さは他のアルバムと比べても傑出しており、6thや7thに匹敵するといってよいかもしれません。さらに雰囲気とメロディ、そして歌詞の相乗効果によって楽曲に奥行きある物語性が宿っており、似通った曲調の曲が続いても退屈さを感じさせません。疾走感や大げさなアレンジに頼ることなく、かえってそういった装飾をそぎ落として、純粋に曲としての説得力だけで勝負しているようです。
再編後のライヴでこのアルバムからの曲が取り上げられる度に、「実は名曲だった」的再評価を受けていることが思い出されます。冒頭の三曲はいずれも名作で有名なので省くとして、たとえば、The Aftermathでの「徐」から「急」へと移る際の絶妙の展開(あのChildren of Damnedに匹敵するほどの盛り上がりです), Judgment Heavenの悲しみの中にも透明感ある清楚なメロディ、Blood of Worlds Handsの「世界崩壊後の廃墟にたった一人取り残された男が空に向かって絶叫する」かのごとき強烈な「哭き」の感覚、The Unbelieverのプログレッシヴな展開と「すべてが終わる、その日、その時」を予感させるメロディの威力など、数あるMeidenの名曲に引けをとらないパワフルな曲がいくつも入っています。この劣悪なプロダクションでも、曲としての説得力を失っていないのはある意味驚異です。曲自体にそれだけパワーがあるからでしょう。このままでは曲がかわいそうです。再レコーディングが無理なら、せめてリマスター化による再発が待ち望まれるところです。
全体を振り返ってみれば、このアルバムで聞ける音楽性はある意味Meidenらしさの極北といってよく、彼らの音楽的なアイデンティティーが他のどの作品よりもダイレクトに表現されているような感じがします。あたかも処女が鋼鉄の覆いを脱ぎ捨てて、裸身を露わにしたようなものです。HM的音像とスタイルという外装を剥がして、彼らの(とくにスティーヴ・ハリス)のミュージシャンとしての本質というか、音楽によって本当に表現したいことの核みたいなものが露わにされている感覚です。そしてそれが本作のいつになく深みのある楽曲と世界観として見事に結晶しています。これを見るかぎり、一般的評価や商業成績は別として、本作は芸術的には間違いなく大成功といってよいでしょう。しかも次作以降現在に至るまでの作品は、いずれもトータルな完成度はともかくアーティスティックな面での魅力に欠ける面があります。(この観点から言えばDance of Deathなどひどいものです)。率直に言ってIron Maidenといういささか大きくなりすぎた看板を守るため、アーティストとしての創造性を抑え込んでしまっているといってもいいでしょう。そういった意味ではこの作品こそ Iron Maiden のひとつの終着点であり、ここで繰り広げられている音楽性こそ、彼らが深化(進化ではありません)の果てに最後にたどり着いた窮極の世界ともいえるのではないでしょうか?
周囲の低評価と商業的な不振にもかかわらず、メンバーがいまだにこの作品を愛し、Seventh Son〰と並ぶ自分たちの代表作と公言してはばからないのも、ここらへんに理由があるような気がします。Voが変わったとはいえ、それまでと違うことをやったわけではなく、かえってこれまで以上に自分たちらしい音にしたら、なぜか不評を買ってしまった、というのが実際のところかもしれません。(少なくとも日本では。本国イギリスを含むヨーロッパではなかなか人気があるようです。向こうのファンの方がこういう音にはなじみやすいのかもしれません。ゴシックが大いに受けていますし。)
さすがに「あらゆる点でMeidenの最高傑作、とにかく聴け!」などというつもりはありません。すでに指摘したように、アルバムトータルで見れば幾つもの欠点が(とくにHM/HRを意識して聴くならば、致命的ともいえるような欠陥が)あるのは確かです。しかしながら、本作はIron Maidenの音楽を語る上で避けては通れない大切な作品であることは確かです。もしあなたが表面的なスタイルがどうこうというより、このバンドのもつ独特のセンスや世界観に惹かれているなら、何はなくとも聴くべき作品といえます。本作が真にMeidenらしい音楽を求めてやまないファンの想いを裏切ることは決してありません。あせらず急がず静かに耳を傾けるなら、本作は次第に隠された神秘を明かし始め、無愛想な外見の向こうに広がる深く美しい世界へあなたを招き入れてくれることでしょう。
メイデンは歴史も長いし、ファンにとってはこんなダメアルバムも逆に一興じゃないか。
アトムの子 2005年12月21日(水)12時18分
あとあと振り返るに、この作品はひとつのターニングポイントだったように思える。ブレイズのVOを評価する以前に、楽曲そのものの質の問題だ。
その後、たとえブルースが戻ったとしても、本作以前の作品を上回るアルバムが出ただろうか。正直、どれも期待はずれに終わっていないだろうか。
傑作として名高い「FEAR OF THE DARK」をピークに、どう考えても、メイデンの楽曲群は陳腐化してしまったと感じないわけにはいかない。
スティーヴのプログレ癖の更なる開花が主たる要因という意見もある。べつに曲が長くても一向に構いませんが、退屈しない展開がないと困ります。
ブルースが唄っても、つまらない曲はつまらないのです。ブレイズのせいにしてかたずけるのは、それこそ言語道断というものです。
このアルバムが分岐点になったのです。本作を含めたそれ以降の作品も、全て期待を込めて購入し、聴きましたが、その内容は心の中に残りません。
結局、一度脱退したブルースやエイドリアンが元のサヤにおさまった現在のメイデンは、単なる妥協の産物でしかないのかもしれない。
今回初めて購入してちゃんと聴きました(何曲かは過去にベストなどで聴いてた。印象は悪かった)。まぁ今や駄作という評価が定着しつつも、たまにネットで「いいアルバムだ」という評価を見たり(この掲示板にもありますね)して気になっていたから、1500円だし・・と思い買ってみた。
結論を言うと・・・これイイんじゃないの?上のTHRAXさんやイントルーダーさんなども書いておられますが、名盤と言ってもいいのでは。肝心のブレイズの歌ですけど、今冷静に聴くと全然問題ない気がするんだけど。音痴では無いですね。ただ声質がこもってるから、そう聴こえるというか。ブルースの場合は歌い方によって音痴?みたいな部分もあったわけだけど。
正直意外だったのは、『ヴァーチャル〜』よりヴォーカルがいい!世評では「X-FACTORで失敗してヴァーチャル〜ではブレイズの声に合わせた曲を作って少しは良くなった」みたいに言われてるけど、そんなことないです。本作の方が歌えてる。とはいえ『ヴァーチャル〜』も2曲目以外は名曲だらけなので、結局ブレイズ在籍時のアルバムはどちらも必聴でしょう。
①の名曲『SIGN OF THE CROSS』でブレイズの声が聞こえてきたとき、まったくダメと感じなかったよ。最後までドラマチックで叙情味溢れるメイデン節が満載だし、序盤静かでも途中アップテンポに切り替わって疾走するなど飽きさせません。音楽的に近い『BRAVE NEW WORLD』より絶対いいと思う。
今こそ正当な評価を!
anthemさんと同様で1500円なので買いました。ブレイズ初体験。
感想はありですね。現在の最新作(14th)に近い作風でダークで重い。
メイデンをリアルタイムで追っかけていたファンの人たちは、つらいでしょうね。
CDを再生した瞬間ずこーってなったのかなぁ(笑)
あとVoを主体で捉える人にもつらいかな。癖があるのは否めないですかね。
でも最近の作品が好きな人Voも特に問題視しない人は聴いてみても損はないと思います。
どこを切ってもメイデン節炸裂してますので。
メタルン 2006年12月10日(日)10時22分
悪くないと思うんですけどねぇ、それぞれの曲自体は。
ただ、静かでダークな印象の曲が続いてしまうのが良くないような気がします。
似たような曲調のものとボーナストラックを入れ替えて、
曲順を変えちゃうと結構聞きやすくなると思うんですけどね。
例えば、
1: Man On The Edge
2: The Aftermath
3: Lord Of The Flies
4: Fortunes Of War
5: Judgement Day
6: Sign Of The Cross
7: Judgement Of Heaven
8: Blood On The World's Hands
9: The Unbeliever
てな具合に。
曲自体はダークな雰囲気でいつもとは若干違ったIRON MAIDENでよかったです。ただその曲にブレイズの歌唱力が合っていないですね。合っていないだけであってブレイズが下手だとか音痴とかではないです。今だから言えますがこんなIRON MAIDENだっていいかなぁって感じがしますよ。上の方が言うように曲順が宜しくないですね。うん。
長いだけでだるい曲も何曲かありますがより曲の方が圧倒的に多いです。1回聞いただけではよさが全くわかりませんでしたが。2回目聞いたときにあれ?こんなよかったっけなぁってふしぎに感じます。「Judgement of Heaven」はすごくいい!!ギターソロにブレイズのVoもナイスです。
1995年発表の10th。
12thも好きだけど、こっちも良い。
ブレイズ?みんな言い過ぎだろ、確かにブルースは凄い、でも、彼はやるだけの努力をしている。
とにかく最初の3曲が感動的に素晴らしい!
遅い曲が多いが、決して悪い曲はない。
メロディもキャッチーだし、聴きやすい。
そして、このドラマティックさ!全くサウンドプロダクションに頼ってないと思う。
①、③はIRON MAIDENの中でも特に好きな曲の一つ、②、⑦も良い。
86点。
今なおHM界の頂点に立つIRON MAIDENだが、そんな彼らでもメタルファンの間で酷評されたアルバムもある。本作の「THE X FACTOR」(95年発表)がそのアルバムの一つとも言われている、そこで本作が何故ヘヴィメタルファンの間で酷評されたのかというと、実は本作のヴォーカルを務めているのはあのブルース ディッキンソンではなくブレイズ ベイリーなのであり、そのブレイズの声質が大の賛否両論となり本作の酷評につながったと考えられるがサウンドに関しては素晴らしい。只このサウンドにブレイズのヴォーカルは合わないとは思う。無論だが本作自体賛否両論作なのでしょうがないかも。ただサウンドに関しては高く評価するべきではないだろうか?問題点はヴォーカルなのだから、まずサウンドから評価するべきだと思う。でも個人的に本作は総合的に見ると最高傑作とはいえないが、隠れた傑作と言う評価は出来るとは思う。でもブレイズのヴォーカルと本作の傑作的サウンドがミスマッチ確かだ、がもしヴォーカルがブルースだったら本作はもっと高い評価を得てたことは確かだろう。確かに自分も本作よりもほかの作品を高く評価しがちで、本作をやや酷評気味な評価をしてしまうがそれは仕方がないことだと思う。但し本作はIRON MAIDENを語るには欠かせない作品かもしれないだろう。
今回の評価68P(但しヴォーカルがブルースだったら90P〜95Pぐらい出したかも・・)
せいこりん 2007年6月11日(月)19時20分
あまりにも評判が悪いので、最近まで無視していたアルバム。
ツタヤのレンタル半額のときに、メイデンファンとして一応聴いとくかと思って借りてきた。
初めて聴いたときはなんて退屈なアルバムだと思った。しかし、3回目に「!! うそだろっ!! なんかいいかも」となり、
5回目くらいから、このアルバムのもつ世界観にどっぷりハマリ、
7回目には涙していた。
もう今やメイデンのアルバム中最も大切なアルバムにのし上がってしまった。
なんて凄いアルバムなんだ!!凄すぎる!!
私はこれまでメイデンのアルバムが出るたびに、「エイシズ・ハイ」や「ナンバー・オブ・ザ・ビースト」や「ラスチャイルド」よ再び!!というのを勝手に期待していたが、
そんな幼稚な私の期待を軽々と乗り越えていってしまった。
評判の悪さで聴いてないメイデンファンがいるならば是非聴いてほしい!!
ドリームシアターの「メトロポリス パートⅡ」をはじめて聴いたときに、退屈と感じたが、後にその凄さがわかった瞬間の体験がある人なら、私がこのアルバムの凄さがわかった瞬間の衝撃をわかってくれると思う。
書込みデビューです。このアルバムからかよ〜(笑)
以前雑誌でスティーブが「Fortunes Of War」のマスターテープを誰かに聞かせて「最高だろ?」と話していたという記事を読んだことがありました。そして、事前情報まったくなしで実際に初めてその曲を聴いたときは「はぁ?どこが最高なんだ?」
あれから十年以上経っても、いまだにこの曲が最高だと思う事はできませんけど、インストパート重視で追っていくと、さすがメイデンと唸らせられるアルバムです。でもやっぱりスタジオ盤で、せめて音程をはずさないボーカルで聴いてみたいていうのはありますね〜。
♪お気に入り
Sign Of The Cross
Judgement Of Heaven
Blood On The World's Hands
The Unbeliever
<意見001>
ちょっぱー 2007年7月27日(金)13時28分
ブレイズ最悪。しかし曲はいいです。
せっかく曲はいいのに、残念なことに耳が腐る。いくらなんでも、シロウトのカラオケのほうが歌はマシ。その後ライブにおいてブルースによって歌われているこのアルバムからの曲のカッコいい事ったらありゃしない。
再録してください、ブルースで。
今回のツアーでIRON MAIDENに復帰しました。むかーしは大ファンだったのですが、最近(といっても15年ぐらい前からですが)のは全く知りませんでした。 ここ2-3ヶ月で私にとっての新作を追ってみました。 最近の3作(A Matter〜、Dance of Death, Brave〜)は、全14作の中でぶっちぎりの私のTOP3になりました。 よってその流れの前触れだったThe X Factor,Virtual XIも大好きです。確かにVirtual XIの方がブレイズの声に合っていると思いますが、本作品の方が、Steve Harris の求めている音を如実に表した曲が多いのではないかと感じます。 初めて聴いた時は、「もしかしてこの人音痴では・・・?」と私も思いましたけど、今では気にならないです。 The Edgy Of Darknessのすばらしいこと(涙)。
ブレイズは確かに下手だが酷評するようなアルバムではない。
案外良い作品なので聴かず嫌いは勿体無いよ。
曲が良くない。ブルースが歌ったとしても印象に残る曲は少ないのではないか?
評判悪いのでスルーしてましたが、ブレイズのsign〜を聴いてみたくなって購入しました。
何回か聴いてるうちにダークな雰囲気が気に入りました。
特にfortunes〜とjudgement〜が好きです。
コアなファンの皆様ごめんなさい。70年代にハードロックとプログレにはまっていた私としては妙にシックリするアルバムです。凄く気に入っています。
ブレイズの個性が悉く裏目に出たアルバム。
ちなみに彼の歌唱力は次回作の「Virtual XI」で大きく上昇する