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2 / KTL
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2007年発表の、タイトル通りの2ndアルバム。

音的には、面子から想像・期待されうる通りと言っていいと思います。
SUNN O)))は轟音で押していく超へヴィドゥーム以外にも、音響面に気を使った実験的な
作風も披露していますが、その後者の要素を更に強めた音楽性と言えるでしょう。
ただ、ギターノイズをコラージュしたと思しき音こそ使われているものの、メタルからは
SUNN O)))以上に乖離した音で、メタラーにとっては更に敷居が高いかもしれません。
前衛音楽やノイズに興味がある方や、SUNN O)))やSTALAGGHが大丈夫なメタラーであれば
抵抗無く受け入れられるかと思います。1曲目を聴く限りでは音響から想像出来る風景を
楽しむ音楽で、轟音は無いのかと心配しそうになってしまうかもしれませんが、ご安心を。
2曲目、3曲目はかなりの轟音が楽しめます。特に3曲目はSUNN O)))好きならば必聴かも。
個人的には27分の大作で、本気で恐怖を感じる2曲目もお勧め。長いですが。

borisとのコラボ作品に比べると、コラボレーションの相手がそれほどメタルの分野で
認知されているとは言い難い(私も某所の販促ポップで知ったくらいだし)アーティスト
だからか、あまり話題になっていませんがこちらも良いですよ。
ドローン好きでまだチェックしていない人は是非ご一聴を。
Usher-to-the-ETHER 2007年5月20日(日)20時42分

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