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DIG / I MOTHER EARTH
唯一日本盤が東芝EMIから出ましたが廃盤。
このアルバムから数曲がPVになりましたが全てカッコいい!
Crave 2002年2月12日(火)16時57分
デビューアルバム。
この作品の発表当時、グランジ扱いしていた雑誌があったが、とんでもない間違いだ。
確かにSOUNDGARDEN的な混沌とした側面もあるが、このバンドの根底にあるのは、
SANTANAやLED ZEPPELINである。
そういった70年代サウンドを現代的解釈をしている。しかも、演奏技術がDREAM THEATER並みに高い。
表現多彩なギター、つぶやき、咆哮をあげるヴォーカル・・・何もかも最高級のレベルです。
3曲目のRain Will Fallは名曲です。6曲目のProductionのベースイントロは必聴です。
カナダ出身のロックバンドの1993年発表の1st 。メンバーはChristian Tanna(Dr.)、Jagori Tanna(G.)、Bruce Gordon(B.)、Edwin(Vo.)の4人。カナダの音楽祭Juno Awardsで『Best Hard Rock Album』を受賞。日本盤も発売された(現在は廃盤)。日本盤にはボーナス・トラック「Love From Revolution」収録。Mike Clinkのプロデュース。
本作は一部で"Pearl Jamに対するカナダからの回答"などと評されたが、曲を聴く限りそのような印象はなく、すでに彼ら独自のサウンドが確立されている。各パートの手数がとにかく多いのが特徴で、そこにさらにラテン・パーカッションと歌心あるヴォーカルが重なり、派手で熱いグルーヴが生み出されている。非常に躍動感のあるサウンドで、それは1曲目「Levitate」、3曲目「Rain Will Fall」、5曲目「Not Quite Sonic」に代表される。しかし、それだけではない。4曲目「So Gently We Go」では静かで美しい世界を表現し、7曲目「Lost My America」はLed Zeppelinを思わせる。
歌詞は抽象的で、簡単に言えば"ひねくれている"。例えば、「Rain Will Fall」は雨乞いの儀式をモチーフにしているが、"Four brothers make the mother Four brothers form as one"という一節からすると、バンド自身を意味していると考えられる。つまり、"Rain Will Fall"="自分たちの音楽が生まれる"となる。また、「Levitate」は"空中浮遊"のことだが、それは"空を自由に飛びまわる"というより、"地に足が着かない"という不安定な状態のことで、この世界観は今後の彼らの作品にも登場する重要なテーマである。
なお、アルバムには参加したものの、ツアーに出る前にベースのFranzが脱退し、Bruce Gordonが加入したとされているが、アルバム・ジャケットにはすでにBruceがメンバーとしてクレジットされており、Franzの名は"Special Thanks"の最後に記載されている。
最初に買った時は、あまり良さが分からずに、しばらく眠ったままになってました。
数年経って聴き返したら、かっこいいのなんのって。キザイア・ジョーンズとかズボンズとかを好きになった後だったから、すんなり入り込めました。
特にファンキーでパーカッシヴな曲は強烈で、(3)「RAIN WILL FALL」とか(10)「BASKETBALL」には、自然に身体が動き出します。
ダウナーでサイケっぽい曲もあり、かなり幅が広い音楽性ですが、そういうところも魅力的。
サンタナとかトライブ・オブ・ジプシーズなんかが好きな人にはおすすめです。昔のレッチリが好きな人にも良いかも。
音楽性は違うけど、何となく雰囲気がウォリアー・ソウルやジェーンズ・アディクションを聴いた時と似通った印象です。グルーヴィだけどひねくれてるせいかな?
高校のとき友達に借りて聴きました。最近、急に聴きたくなって中古を探せど探せど見当たらず...
でも無事、ブック○フにて発見!(750円コーナーでした)
『土着』ぽい重心の低いグルーウ゛に充たされた楽曲が詰まった不思議な手触りの名作!
なんとなく、ジェイソンニューステッドのエコーブレインとカブる印象があります。