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紅雀 / 松任谷由実
結婚後、「松任谷由実」となっての初のアルバム。
このアルバムは、僕の父曰く「ユーミン上級者向け」。
曲も悪くはないし、練り不足というわけでもないのだけど、イマイチ印象に残りづらい。
でも、聴き込んでしまうという、不思議なアルバムです。
個人的には、「9月には帰らない」が僕の好きな「朝陽の中で微笑んで」にアレンジが似ていて好き。
あとは、「ハルジョオン・ヒメジョオン」の異国叙情的な雰囲気に惹かれました。
いちばん地味と云われているアルバムですが、
曲の良さはジワジワと効いてきますよ。
ユーミンの声、楽曲ともにおとなしめ。
『私なしでも』『紅雀』『罪と罰』といった
アップテンポで明るい曲も曇り空のようです。
フォークとプログレの接点を感じる音楽かな?