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SWANSONG / CARCASS
こんなものCARCASSじゃない!と言う人は多いが、生温かい感じのする音はやはり
変わってない。まさにCARCASSイズCARCASSなのだ!
ギタリストが変わり、音楽性もかわった。
世間では、衝撃の前作に比べて遥かに低い評価しかうけていないが、個人的にはじわじわと心に入り込んでくるようなメロディーや、リフがとてもいいと思う。
わるあがき 2002年9月10日(火)15時39分
これでCARCASSは終わった。これはもうデス・メタルじゃない。
売れ行きのみを意識した、ありふれたヘヴィ・メタルである。
初期の頃のあの凄まじさが本当に思い返される。さらばCARCASS。
※注 もし本当に好きな人がいたら私の言う偏見など気にしないで下さい。(笑)
アルバムを出す毎に進化し続けた最終形がこのアルバムということだろう。
「HEART WORK EP」に収録された"THIS IS YOUR LIFE" "ROT`N'ROLL"を聴けば、この兆候を伺えることが出来る。
アモットが抜け、ビルもデスメタルへの興味が失せた。
そしてジェフとケンが解散後に結成したBLACKSTARは、このアルバムをさらに推し進めたロックンロール路線である。
それを考えればこの方向性(勝手にロックンロールデスと呼んでいるが)に疑問は感じないのではないだろうか。
個人的にはザクザクしたリフが気持ちよくて好きなアルバムです。カッコいいもんね!
年をとり、クラシックやジャズが好きになったメタル少年が聴くアルバム。
素晴らしいリフ、しつこくないメロディ、心地よい重さ。
実に秀逸である。
CARCASS研究員を自負する私は、このアルバムが一番好きだ。
グルーヴがたまらんやね。グルーヴが。
メロデスとは一線を画すメロディが独自性を放っている。
そのメロディも、このパートがメロディアス、というのじゃなくて曲全体から滲み出てくるのが良い。
こういう路線ってありそうで実は無い。
最初に聴いたときは正直最低のアルバムだと思いました。
「CARCASSの名前でこんなの出すなよ」と(笑)
しかし「何か軽いものが聴きたいなあ」というときに、
なんとなく聴いているうちに、これもやっぱりCARCASSだと感じられるに至り、
今では定期的に聴く一枚になっています。
程よい重さが心地よいです。
ヘヴィでグルーヴィ。
このアルバムにしかない独特のメロディーが感じられます。
激しくなければCARCASSじゃない、という考えも分からないではないですが、バンドマンなら進化を求めるのは当然。
現状維持のアルバムを何枚出したってしょうがないですし。
この作品での変化にびっくりする人は多くいるでしょうが、これはまさにCARCASSの音楽だと思います。
ボドムっ子 2004年3月15日(月)14時50分
へヴィだけどロックンロール的な所がとても聞きやすいです。
デスメタル初心者にはお勧めのアルバムだと思います。
随分大人しくなっちゃったカーカスの5th…。
まぁ個人的に、それまでの作品が素晴らしすぎただけで、決して悪くはないアルバムだと思う。
ただ、CARCASS名義でこのアルバムは出してほしくなかった…。でもカッコ良い曲もある…。
というわけで、複雑な気持ちでありながら、それなりに気に入ってるアルバムです(笑)
カーカスを初めて知ったのが、ハートワークのプロモビデオ。いかつい音楽と思いつつ、カーカスのCDで初めて購入したのがこれ。
聞きやすいからか超はまり、それ以来カーカスの信奉者に。それ以降ハートワークから1stまで聞いていったけど、これは自分の中でバイブル化している。
それ以来どぎつい音を求めるようになり、デスメタルも聞くようになったが、きっかけはこのアルバム。
別にデスじゃなくてもいいもんはいい
ロックなアルバム。デスらしさは全く感じられない。
⑩「RXXK THE VOTE」が桁違いに格好良く、この曲を聴くためだけに買っても損はないかと・・・。
オレンジ 2004年10月23日(土)21時42分
HEARTWORKとこれしか聴いてないので、あんまエラそうな事は言えないが。
実にヘヴィでキャッチーで、ロックしてる名盤だ!!!
まず歌詞がいい。1とか、染みるよマジ。
デス声で歌うなら、こうゆう詞じゃないとなあ。
んで、リフがいい。ちょっとメガデスっぽいんだけど、
冷徹でクセとアクがあって、でもキャッチー。
初期はとにかくドロドロでグチャグチャらしいが、
この作品だって充分「エクストリームなロック」だよ。
前作に通じる不穏な空気あるし、ギター泣いてるし。
はっきりいって退屈に感じました。以前のカーカスとは別のバンドと考えてもいいともいます。デスメタルというよりハードロックといった感じです。お金に余裕のない人は聴かなくても差し支えありません。
ちんちん丸 2004年11月27日(土)15時17分
KEEP ON ROTTING IN THE FREE WORLDがいいですよ。
単純にいい。あんまり気分が落ち込んでいない時はこれですね。
精神的に辛くなったら1stとか聴くけどw
カーカスとして聴かなければ
普通に良いと思います。
高校時代、昼休みに中古屋へ行き今作を発見、即購入した思い出の一品。
カーカスの作品の中で一番聴いたと思う。
ギターソロが最高。もう少しドラムが上手ければよかったのに…。
このアルバムでは確かMichael Amottからギタリストが変わっていたような(名前忘れた…)。
内容としてはロックンロールを歪んだ声で歌っている、といった感じです。
Billのギターが好きな僕としてはそれが聴けただけでも儲け物ですが、嫌いな人は多いですね〜
賛否両論のラストアルバム。
僕の場合、CARCASSで初めて聴いたアルバムがコレなので、それほど抵抗はなかったです。
聴いた回数分、味わいが広がるような…僕にとってはそんなアルバム。
このリズム!リズムがたまんねえ!
クサいだけのHEARTWORKよりこっちのが好き。
これで解散はあまりにも惜しかった。
CARCASSのラストALBUM。①KEEP ON ROTTING IN THE FREE WORLD ⑩RXXK THE VOTEは
車屋的に名曲だと思う。確かに以前までのデス路線からは逸脱した感は否めないが、
キャッチーでグルービーなへヴィロックの延長線上に、乾いた感じの聴き易い目な
デス声がのっかている。
ギターも程良い感じに泣いているし、①のドラムの叩き方なんかイカしてる。
解散はまことに持って残念。
カーカスではこれが個人的に一番好きだな…
最高傑作だと思います。ぜひこれでライブして欲しかった。
普段デスメタルとか聞かないで、普通のロックを聴いてる人に聴いてもらいたいアルバムですね
このアルバムは素直に名盤だと思う。
このグルーヴは並みのバンドには出せないと思う。
ハートワーク聴いて疲れる人はこれを聴いてみて下さい。
いいアルバムなのかもしれないが
カーカスのやるべきことではなかった
zzz
メロディの質は彼らの作品の中で一番高いと思う。
スピードは遅くなったけど、ダルくないし、リフは相変わらずアグレッシブなのでかっこいい。
このアルバムが一番好き。
狂ったような過激で速い曲があるわけでもなく、グロテスクな歌詞もない。
マイケルの泣きのメロディもない。
今までの売りに頼らずとも、これだけのクオリティのものを
作れる彼らは偉大。
正直、Carcassのカタログの中では最も地味なアルバムだろう。
デスメタル要素/ゴアグラインド要素/過激さ/速さ皆無。初期のファンからはこれだけで見向きもされないだろうし、マイケル・アモット不在なのでHEARTWORKファンからも「メロディが地味、クサくない」とか言われて一蹴されてしまう。
しかし、この「普通のロック+デス声」が、メロデスともデスラッシュとも違った「ロックのカッコよさ」を味あわせてくれるのがなかなか良く、世間的な評価ほど悪い作品ではない。全編通して骨太なサウンドで、プロダクションもよい。
Carcass名義での発表は控えた方が良かっただろうけど、秀作です。まあ、2NDとかの方が好きだけどね。