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花蝶風月〜KACHOU FUUGETU〜 / C-CLAYS
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何枚目かは分かりませんが(3rdかな?)2006年発表のフルアルバム。
タイトルは花鳥風月〜KACHO FUGETSU〜ではないので注意。間違いやすい所が多いタイトル(笑)
今作も「水籠」と同じく、「上海〜」のカヴァーアルバム。

作風的には、「水籠」同様、キーが大きな比重を占めるHR/HM系インストアレンジが中心。
今回は清純なメロディが多かった「水籠」と比べると、ややダークな雰囲気を醸し出す曲も
増え、作風が広がったと同時に印象に残るリフも少し増えた感じで、よりメタルとしては良く
なったんじゃないでしょうか。ただ、やっぱりリフがあっさり裏方に回ってしまうような
場面が多く、メタラーとしては少し物足りない感もなきにしもあらずですが。
…やっぱりカヴァーだから原曲のメロディを使わなければならない=リフから作曲する事が
出来ない、なんでしょうか。いつか鼓太蝋さんオリジナルのメタル曲も聴いてみたいですね。

さて、今回は9曲中5曲はHR/HMアレンジですが、他の4曲はクラシック寄りの視点からの
アプローチだったり、テクノ・エレクトロニカ的アレンジだったり非HR/HMのアレンジも
かなり取り入れられていますね。メタルでないとは言え、どの曲も悪くなく、特に7曲目の
日本的情緒溢れる音作りと唯一のヴォーカル曲であるラスト曲の儚いメロディなんかは、
メタル曲に負けない魅力を放っていると思います。個人的にはぶっちゃけラスト曲が一番好き。

HR/HM系の曲が減ったので不満な方もいると思いますが、私個人としては充分楽しめました。
でも次作の2曲はちょっと少なすぎると思う…レベルアップしているだけに惜しい…。
Usher-to-the-ETHER 2007年6月4日(月)16時32分

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