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MANTRAⅢ / SPIRITUAL BEGGARS
僕はAD ASTRAで彼らを気に入り、続けてこのアルバムを買ったのですが、あまりのクオリティーの高さにぶっとんでしまいました。まず、①の少しジャズっぽいインストから、②へのしびれるような展開で失神寸前!!まさにこのアルバムはアモットのセンスの良さを見せ付ける一枚となっています。
このアルバムに出会って私は誓ったのですよ
「一生HM/HRを聴き続けるぜ!!」と。
オルガンプレイヤーをゲストに迎えて(次作から正式メンバーに)作られた3rd。
70年代HRをルーツとするへヴィーロックアルバム。
この作品はなんといっても3曲目のEuphoriaに尽きると思う。
ゲストに迎えたオルガンプレイヤーの効果が確実に表れている名曲。
オルガンの音色がなんとも云えぬムードを醸し出している。
だからといって他の曲が悪いわけではない。
へヴィでフックがあるリフが魅力の①・グルーヴ感が心地良い②
曲調が、がらっと変わりファンキーな④・こんな曲も書けるのかと驚かせる⑥
オルガンとギターでこれでもか、と泣かしにかかる⑧等、粒揃いの楽曲ばかり。
また、知らない人のためにマイケル・アモットのバンドであることを伝えておく。
つまり素晴らしいギターソロが聴けるということです。
この文を読み、興味を持たれたらぜひ本作を聴いて欲しい。
そして気に入ったのならば、現時点での最高傑作4th『Ad Astra』を聴いてますます
SPIRITUAL BEGGARSのファンになって欲しい。
95点。
「語れ」で書いてますが、個人的にはこれが彼らの最高作。少なくとも現在は。なんというか最も「ロックが生まれた頃のスリルと瑞々しさと荒々しさ」みたいなのを現在に伝えてる音だと思います。現在のもっと洗練された彼らの音から入るとこのアルバムはやや荒削りな感がありますが、最初にこれを聴いたときの衝撃は凄まじいものがありました。最近の彼らの曲作りの傾向は、一つの曲の中にへヴィネス、グル-ヴ、泣き、ドラマ性等をバランス良く入れることが多いんですが、この頃はもっと曲のタイプが様々で、ファンキーな曲、へヴィな曲、メロウな曲、ハイテンションな曲、けだるげな曲、スピード曲等々、非常にバラエティが豊かで、それが人によっては散漫な印象、でも僕にとってはとても魅力的でした。アルバム全体のまとまりよりも、個々の曲重視な作品。特に2、3、8、9、10あたりは素晴らしいです。
YOSI 2002年10月20日(日)15時48分
はい、まことにすばらしい作品です、このアルバムを教えてもらって以来、奥野氏の言う事を全面的に、かつ盲目的に信頼しております
リリース当時に「ドゥームかなー」と期待して買ったんですが見事に裏切られました。
もちろん良い意味でですよ。
ドゥーミーな曲もあるけどそれ以上に幅広くて驚きでした。
一番好きなのは「AD ASTRA」なんですが、本作のような垢抜ける一歩手前みたいなのも好きです。
全曲通して、あまりのクオリティの高さに驚きです!グルーブがもうスゴイです。ギターも最高だし、ハモンドが絡んで作り上げるサウンドは、もう唯一無二のベガーズサウンドです。あと、ベガーズのアルバムは、アルバムジャケットの絵も渋くて好きです。音にマッチしていて、カッコイイです!
クールなアルバムです。
キーボードは苦手だがオルガンなら気持ちよく聴ける。
音の隙間も十分にありたっぷり空気を含んだ感じ。
ドゥームテイストな曲もあるが、基本的にオールド。
おそらく新しい部分はほとんど無いんだろうけど、自分にはなかなか新鮮。
よく知りませんが余裕を残している感じが良い。
最高傑作.
4th以降は小奇麗になったり熱い男スパイスがいなくなったりで,別物な気がする.
3rdのファン的には満足できない.
3rdより曲が良いアルバムはできるかもしれないけど,3rdよりマジカルなアルバムはもうできないと思う.
そんな自分は最近のスピベガよりスパイスのバンドの方が好き.
SBのアルバムは全体的に雰囲気が似通っていたりマンネリ感が多少あったりするのですが、それでも聴こうと思えるのはひとえに曲が充実してるからでしょうね。
オルガン奏者が加入したこのアルバムは非常に好きです。
頭のイントロで「当たりだな」と感じること間違いなし。
ボドムっ子 2006年1月18日(水)20時24分
アモット兄さん初体験だったのがこのアルバム。
90年代になってからこういう(ヘヴィなんだけど、けしてメタルではない)"ガツン"とかましてくれるような熱いハードロックバンドがいなかったので、このアルバムに出合った時はかなり興奮しました。
とにかくオープニングでの「だれかワインを持って来てくれ!」というスパイスのヴォーカルを聴いただけで「これだ!」と思った。
1、2、3、7、8、9、11、がお気に入り(ほとんど全曲)
一息つけるインストの小曲 6、もいい感じ。
特に3曲目の「EUPHORIA」は超名曲。
それに、ARCH ENEMYというまったく違う音楽性のバンドも同時進行でやっているという事を知って、そっちの方のクオリティの高さにも驚いたもんです。
まさしくアモット兄さんはHM/HR界の救世主だ!!!
ペルが加入しての作品。
オルガンを所々フュ-チャ-。持ち前のグル-ブとの絡みが最高!
「AD ASTRA」が一番好きだが、この作品もじつに味わい深い。
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.110 ★
70年代風とかドゥーム、ストーナーとかいわれているが、ただ一言「これがハード
ロックだ!」で簡潔に表現できるアルバムだ。
こういうの。こういうのとかON FIREとか、そういうの、もっと出せ
現代のメタル解釈で`70sHRをやったら見事にこうなります。
当時のHRには無かった、腰の入った重さが気持ちいいアルバムですね。
ハモンドがまた`70sっぽさを演出してますが、ギターサウンドは
間違いなく現代的なサウンド。
熱くなれるアルバムです。
はっちゃん 2009年5月25日(月)18時27分
後の作品と比べると70年代アンダーグラウンド臭が強い。それがたまらなくカッコいい。
ドゥーム・ストーナーに括られるが、サイケ色は薄く、初期サバスや人間椅子と同じスローなHR/HMといったところか
(俺はそれらが好きなんだが、どうにもお薬メタルばっか引っかかって困るw)
過剰な重さも速さもない、そんな次元では勝負していない渋い作品
マイケル・アモットがファンを公言している人間椅子が好きな人には特にオススメ