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POSTHUMAN / VOID
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2003年発表の1st。

何故かDisk HellでもDisk Unionでもこのアルバムが新品で半額以下で投げ売られていたので
もしかしたら微妙なのかと思いましたが…全然そんな事は無く、クオリティの高い作品ですね。
何故投げ売りされてたのか疑問なんですが…正価で買っても損はしないアルバムですよ。

作風は、かなりインダストリアル要素が強めながらも、ダーティーに咆えるヴォーカルや
捻くれていながらもメロディアスで、聴き応えのあるリフなどブラックとしての矜持は
しっかりと保ったサイバーブラックで、THORNS辺りが最も近い音だと思います。
Hellhammerの超絶技巧ドラムも聴けたTHORNSと比べると、ドラムは打ち込みで、かつ
トランシーだったりドラムンベースっぽい箇所もあるのでよりサイバーな作風と言えるかも。

音質もTHORNSのように高音ノイズがキツイという事もなく綺麗なものですし、ヴォーカルも
然程癖の無いかっこいいデス声なので割と聴きやすい作品と言えるかもしれません。
ただ、個人的には曲が終わる毎に毎回入るSEは微妙かな…とも思います。
それ自体は別に悪くはないんですけど、ちょっとダレる気がしなくもないです。

しかし、CzralもKvohstももう脱退しちゃったんですか…。惜しいですね…。
活動してるみたいだけど、ヴォーカルは誰がやるんだろう。
Usher-to-the-ETHER 2007年6月29日(金)8時35分

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