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I GET WET / ANDREW W.K.
昔々、RATTのデビューアルバムを聴いた時に全部一緒に聴こえた事があった。
今回はその数倍もそっくりさん大会で、驚かされた!LOVERBOY風の爽快なポップ感にANTHRAXが「GUNG-HO」を弾きながら乱入しているかの如し、といった感想なのです。
このノリは大学生の新歓コンパのイッキイッキが始まった現場にタイムスリップしたかのようだ。
歌詞もパーティー、パーティーと叫んでるだけの本当に酔っ払ったまま書いたんじゃないか、と思われるほど稚拙。12なんて2行の歌詞のひたすら繰り返しでぶっ飛んだ。
これを笑って楽しめるか、オフザケととって嫌うかはハッキリと分かれると思うが、僕は前者で楽しめた(笑)上手く行けば幅広い層にピーアールできる個性は大切に育てたいものです。
出たばっかの新人。でも大変素晴らしいです。ビートルズのポップさとモーターヘッドのパワーを併せ持つ超へヴィ・パーティロック。ナッシュビル・プッシーとかワイルドハーツとかモンスター。マグネットとかバックチェリーとか好きな人はぜひ!メタルファンにもポップス好きにもアピール。もともと曲の方向性が限られてる音楽性だけど、その中で最大限のバラエティを持たせて、曲の短さもあって全14曲、約40分を息もつかせず飽きさせず駆け抜ける!要所に出てくるピアノなんかも気がきてて良し。アホな邦題も最高!というか邦題をみて購入を決意。「READY TO DIE」→「爆死上等!」とか「MAKE SEX」→「やらせろ!」とか…。ロックていうのはこんなにバカでそれでいてかっこいいものだと再認識。曲によっては楽しくて格好良いのに何故か泣けてきます。捨て曲なし!好きな人には!嫌いな人には全曲捨て曲…。正直インパクト重視の音なので今後は失速する可能性もあるのでアーティストとしての評価はもう少し先まで待たなければ分からないけど、少なくともこのアルバムは最高のロックンロール。
1曲目からぶっ飛びました。この手のロックは最近聴いてなかったので凄く新鮮です。
歌メロは最高にポップでキャッチーで曲も分かり易くてノリ易い。
80年代ポップスにバックがハードロック。捨て曲無しの傑作パーティポップハードアルバム。
前評判が高かったんで即買いしたら、イメージよりもポップな感じでした。でもどれも同じ曲に聞こえてしまうのは私だけか・・・。ギターソロがほとんどないのはちと寂しいな。
初めてジャケを見たときスッゲーひきました・・イヤこれマジで。
そんでかなり敬遠してました。しかし前評判がかなりのものだったので決心して購入しました。聴いてみた感じは定ちゃんさんと一緒です。
ただのバカなのかそれともかなりの天才か・・・。
次の作品でわかるかも?
方法論的には、THE WILDHEARTSやデヴィン=タウンゼントがすでにやっていることに類似している。キャッチーな楽曲を、おそろしくノイジーに演奏する。しかも物凄い音数をクリアーに聴かせる。
楽曲の邦題は馬鹿みたいな題名ばかりだが(揶揄しているのではない。傑作な邦題だと思う)、この人のポップセンスは並外れている。
ある種偏執的な音作りといい一種の天才だと思う。
日本酒にも合うよ!
1曲目から4曲目までは最高。途中でちょっと息切れする感があるけど、そのままさっさとアルバムを切り上げる。最後まで、テンションを落とすまいとしているのがいい。
問題は、この次ですね。どんなものを作るのか・・・?
こいつあ凄ぇ…とんでもない新人が出てきたもんだ。
究極のロックンロールアルバム。全編凄まじいテンションで、バリエーションもある。
とにかく楽しい、かっこいい、ポップなメロディが良い。ピアノも最高。
と、ここまでは曲について。
で、サマソニを観て来て、ライブはもっと最高。客層はメタルファンじゃなかった。女の子も、
モヒカンツンツンのパンクスも、みんな大暴れで歌いまくり。キャラクターも素晴らしかった。
偽りの無い本物のロックンローラーだった。(単なる天然?)その日はずっと、ピアノの音が
頭から離れず。
で、その後ヘッドフォンにて聴き込む。そしたらやっぱり音が凄い!!!
1秒1秒全部綿密に作り込まれてる!でも、そんな聴き方より朝とかに大音量で流してる方が気持ち良いんだな…
たしかに音の洪水を滞留させることなく、聞き手に嫌悪感を抱かせずにうまくながしきっていますね。ボーカルメロディとそれを包む演奏が絶妙なバランスを保って物凄いグルーブを生み出しているのがわかります。近年のTHE WILDHEARTSのようにただノイジーになるわけでもなくちゃんと一曲一曲が際立って聞こえてきます。意識しないと今何曲目なのかまからなくなりそうだが、良く聞くとそれぞれにポイントがちりばめられていて作者達の咆哮が頭に響いてきます。特筆すべきはここまでなかばキーボードをフィーチャーしたゴリ押し(ちょっぴりテクノ)ロックは曲単位でもHR/HM界では(私の知る限りです)ほとんどなく、結果としてごついコーラスとエッジの効いたシャリシャリしたギターとマッチングしているところであり、音作りに関しては革命的なものをかんじます。GUREEN DAYのデビューアルバムを聞いた時と似た感動を覚えました。全編メジャーコード一色に染まって良い感じです。
どれも同じに聴こえるし、ギターソロも無いし、単調だし、一発屋のようだし、ポップだし、ダサいし、
でもそれがパーティーロックなのかなと、
ロックがダンスミュージックだった頃の息吹を
21世紀的アプローチで吹き返えらせてくれているのかと、
部屋で一人ぼっちでヘッドフォンかけて聴くんじゃなくって
大勢で踊り狂いながら聴くのがこのアーティストには合っているんじゃないかと
そう感じました。
彼の精神には幕末の高杉晋作の言葉
「おもしろき こともなき世を おもしろく」を想起させられる。
こいつはゴッツイ新人が現れたものだ。
聴くと間違いなく元気になれる。楽しくなれる。
ホントわかりやすい。
でも、ロックはこうでなくっちゃね。
馬鹿でもわかるパーティーロック、ここにあり。
究極の宴会野郎(エンターテイナー)の登場です。
このアルバム、というか彼の存在自体がパーティですね。
まぁ言ってしまえばどの曲も似たり寄ったりですが、
それでも勢いでもって1枚通して聞かせる魅力があります。
これは次作がどうなるとかそんなこと期待してたら駄目!
今楽しむ為のもの、まさにロックンロールを体現したアルバムです。
各方面で評判が良かったので興味はあったんですが、ジャケがひどすぎて中古待ちに。うーん、裏の写真もきついです。
これはもうポップで勢い一発のロックですね。金太郎飴状態で最後まであっという間に聴けます。単純な歌詞も、これぞロックって感じでおっけー。
曲はシンプルながらも音づくりは凝りまくってて、隙間なく音で埋め尽してダレる暇もなし。上でも比較されてますが、デヴィン・タウンゼントみたいなやり方ですね。最近のブラガみたいでもあります。ただデヴィン・タウンゼントの作品もそうですが、こうやって音で全部を埋め尽すとかえってエネルギーがスポイルされてパワー・ダウンしてしまう気も。特にこのアルバムの音づくりは洗練されすぎてて、爽やかなLAメタルとそう変わらないので。でも過激ではないけど過剰でいいですね。なにより個性があるし。
面白いけど飽きるのも早そう…けどこういうのにもいてほしいものです。
これを自分的「若さリトマス紙」とする事に決定。
デス声でノーテンキでポップで爆音で・・・。やっぱり肉食ってるヤツらは違うね。
聞いてると自分の脳味噌がイイ感じに退化していくゾ。感想は
「ぱーてぃーばくはつ!」
って感じ。イカス!サイコー!
このアルバムを聞いてると元気が出てくるね。元気が欲しい人はこの曲を聴けばいいんじゃない?
最強に発狂できる無敵のアルバムなのだが、個人的に、後半に進むにつれてボーカルがパンク化してるのが少々つらい。でも、最高に大好きだ!
パーチーしようぜ!!!
レンタルで十分!(アイフル風)
悪くはないですが作りこんだHMを普段聴いている方には
いくら勢いがあるとはいえ、多分物足りないと思います。
かつすぐに飽きると思います。
ただ、ライブは観たことないですがきっと楽しいのでは?
コンセプトがPARTYなのですべて同じに聞こえてしまうのはしょうがないですね^^
俺も最初「かなりいい感じ」と思ってましたが、途中で飽きてくるなあ。。。
ポップパンクロックっぽいとこもありつつでも声とかハードっぽいような
まあこれが、ぱーちーぱーちー!!(?)
元気出るよ!こうなったら今後のアルバムも全部パーティーロックできわめて欲しい(笑)
うちは好きだな、やんややんや(笑)
のりのりのパーティロックンロールですね。
音を重ねに重ねた作風は普通ならロックンロールのドライブ感を削ぎがちなんですけど、これはメロディセンスの良さのおかげでいい方向に作用してると思います。
晴れた日の車のBGMに最適。
普段はチルボとかコテコテな作り込みメタル聴いてるんですけど
このアルバム曲いいですよ、自然に体がノリます。
ダサポップなキーポの装飾とヘヴィーサウンドが
気持ちいい。各音際立ってるしミックスもいいよ。
THE WiLDHEARTSとか好きな人にはオススメです。
全編ポップでキャッチー,それでいてヘヴィなパーティー・ソング満載のアルバム。
しかし実は緻密に作られていて、どの曲にもフックとなるメロディが散りばめられている。
同じテンションが続くので途中食傷気味にもなるが、1曲1曲の完成度は非常に高い。
一気に勢い良く駆け抜ける「IT'S TIME TO PARTY」、タイトルが示すとおり、ハードなパーティ・ロックの名曲「PARTY HARD」はイギリスでもヒット。「ヘイ!ヘイ!」や「ナナナナ〜」といったかけ声とギター・リフが印象的な「GIRLS OWN LOVE」、鼓笛隊のサウンドを激しくしたような「READY TO DIE」、LIVEで間違いなくのれる縦ノリナンバーの「I LOVE NYC」,メロディがポップで綺麗な「GOT TO DO IT」などが特におすすめ。
これは未来に語り継がれるであろう名盤です。
遂に買いました。うわーーこれ全編、怒濤の分厚いパーティーロック一色!!超ハイテンションの、熱い熱い35分間、これでもかという「躁」のフルコースが待っていました。どの曲もずいぶんと分かり易い、一気のみで思わず鼻血が吹き出そうな、脳への吸収の良さは、今まで経験がないくらいですね。
単品で見た曲は、どれもシングルカットに堪えそうなくらいのメロディアスかつキャッチーで耳を掴んで離さない人なつっこいAnderwサウンドが出迎えてくれます。なんだか音階が、沖縄民謡に通じるような気がしたのは僕だけ?? Party Hard、It's Time To Party、She Is Beautifulは特に吸収が良かったです、気に入っちゃいました(^^)
ただ、これは贅沢かも知れないけど、通しでガンガン聴くと、結構あっという間にお腹が膨れちゃう。メインディッシュがどかどか続くフルコースと言う趣、35分は「丁度良い」と思えてしまう。次作ってどうなってるんだろう??
KUZU 2003年10月14日(火)23時51分
めちゃ気持ちいいアルバムすね!!
これだけ何も考えず聞けるものに出会ったのは久しぶりです。
会社で昼休憩に聞けばAMの疲れもふっとびます。
2ndも買おうっと!!
何と言っても全ての曲の邦題が笑える!「ほんとかよっ!?」みたいな(笑)。
どこまでも暑苦しいです。でも曲はキャッチーだし、ライブではオーディエンスに誠実だし、
みんなに愛される要素をたくさん持った素晴らしい人です。
このアルバムはデビューにしては完成度が高く、それと同じくらいテンションも高いです。
とってもキャッチーなのにへヴィでラウドで踊りださずにはいられないリズムがあります。
ライブもめちゃ楽しいので、是非体感すべき!!
馬鹿野郎の、馬鹿野郎による、馬鹿野郎のためのロック。理屈抜きに楽しめばそれでいい。コイツとキッドロックの二大パーティ馬鹿が共演するライヴがあったら是非行ってみたい。
収録されている曲が全て明るくて、ハッピーになれる!
こんなに明るい音楽を聴いたのは初めてです。
楽しい。なんも考えずアホになれる。これがロックの基本だぁ〜
終始、鍵盤音が聞こえてキラキラポップ的なんだけど
男くさい、応援団、本宮ひろしワールドがつきまとう^^;
ただちょっと飽きる面もありますね。
ジャケットで始めは引いてたけど
店で掛かっていて衝動買い。
とにかくめちゃくちゃポップでパワフル。
ジャンル分けが難しい、これはまさにアンドリューの世界!
聴いてると物凄いエネルギーを感じてこっちも元気になります。
捨て曲もありません!一家に一枚!
正にパーティー!!!
言葉など要らない!!!
とにかく弾けろ!!!暴れろ!!!騒げ!!!
正直彼はこれ以上のアルバムは作れないでしょう。
何故ならこのアルバムが大傑作だからだ!!!!!
おっちゃんにはしんどいわぁ・・・という弱音を許さないアルバム。
しかし、全部同じに聞こえるのは問題。
まあパーティーなんてのは実際全部同じなんだが。(笑)
このテンションは維持するの難しいやろうな。
聴き疲れ、確かにあります。
年齢を考慮して、体力あるときに聞きましょう。
ジャケット最低。
けんしょー 2004年8月31日(火)17時20分
こういう馬鹿っぽいの大好きです。理屈抜きで楽しめるのがいいです。
7曲目までが特に素晴らしいと思います。
天才と馬鹿の境界線上の人物であることは間違い無いと思う。何でこんなにポップ!?と、とりあえず初めて聞いたときは笑ってしまった。好き嫌い分かれるジャンルになると思うが、ツボに入ればかなり楽しめます。
このアルバムがあれば皆パーティ!!(笑)
とにかく勢いがある曲が多いですね。
アンドリューの人柄も最高!!!
何せライブで自分が歌っているステージに客を呼ぶ人ですよ?
日本にここまでやるアーティストっていますか?
気さくな人柄、クレーンゲームに失敗してヘコミ・・取れるまでチャレンジ!!(笑)
こういう子供っぽさの一面を持っているからこそこういう曲を作れるんでしょうね?
皆で騒ごうぜ!!みたいなノリの良い曲が多いですよ。
自然と笑顔がこぼれてしまう音楽。最高。
HM/HR界の新たな逸材。
これが発売された時、今時こんな能天気なロックをやってるアーティストがまだ存在するコトに感動しました。
凄い才能ですよ、この人。「あんな ( 凄まじい? 酷い? ) 声」で歌ってるのに全然曲との違和感が無い。キャッチーでアグレッシブでメロディアスでラウドな奇跡のサウンドだと思います。
ホントにイイ意味で「おバカ」なアルバムです。聴いてる時だけは全ての悩みを忘れられそうです。
聴いた後には最高の爽快感とほんの少し疲労感を感じますよ。
インパクト大の鼻血ジャケ。これまたスゴイ。
素直に笑った
このジャケットは笑った。
凄まじくノリノリのロックンロールをこの年齢で聞けるとはとても嬉しく思います。
いやー買って良かった。
しかしテンション高い僕でもなかなか疲れますねw
やはり、飽きる可能性を指摘されている方がおられますね。
しかし、LAメタルの頃にここまで完成されたアルバムを作った新人がいたでしょうか?
捨て曲が本当に少ない名盤です。
SUM41にも言えますが、同じような曲調で一枚のアルバム全体を制作すると
その次のアルバムはパワーがなくなりますね。
でもそれはそれでいいでしょう。
ほんとに実力のある人はまた新しいことを始めて最前線に出てくるものですしね。
ヘヴィな音にポップなメロディって最近(と言っても3年前ですが…)は無かったので新鮮だった。全編ノリノリのロックンロールなので聴いてると元気が湧いてきます♪
最高です!このアルバムは間違いなく買いです!損はしないはず!
さぁ買って聴き込みましょう(笑)!
パーティー男の力作。
聴いていると気持ちが明るくなります。
ギターの音が適度にヘヴィなのも、現代的で良い。
まだ、聴いていない人は彼の作る音に、ノックアウトされてください。
いや〜こりゃまたスゴイ新人類が現れたもんです(笑)。
基本的にはキャッチーなロックンロールなのだが、そのアプローチのしかたがただものではないのだ。
めちゃポップな曲をとことんラウドに演湊し、デスメタルのバンドでもやっていけるんじゃないかと思えるほどの野獣ヴォーカルで歌い、それをDEF LEPPADばりの精密な音作りで聴かせる。
これは新たなジャンルの登場と言ってもいいくらいの発明?だ。
ボーナストラックの18禁ソング(笑) 14、までノンストップでぶっちぎる !
ジャンルの壁を超え、すべてのロックファンにぜひ聴いてもらいたい作品です。
最近、アルバムを全部通して聴いたんですが、ノリとテンションの高さで
聴ききりました(笑)最高に、男臭く爽快感のある一枚です!!
ジャケットの鼻血もグーです(笑)
アルバム一曲一曲に魂が込められているANDREW W.K.のデビュー盤。
当時ラジオでバカみたいにPARTY HARDがヘヴィロテされてて、
メタルとは言いがたいにせよ、一般チャンネルで掛かるほどのキャッチーさに
惚れて入手した。PARTY HARDに負けない熱いロックが満載だった。
が、正直みんな同じ曲に聴こえたという事実もある。
どの曲もピアノの弾き方が同じだし、どの曲も握りこぶしを頭の上でブンブン
振り回すような同質のテンション。それでもカナリ聴いたけどね。
ついでにサマソニでも観たし、単独公演にも行ってしまった。
何だかんだ言って癖になる中毒性は十分秘めたアルバムであり、
ワンパターンだが誰もやらない個性が光ってたアルバムだった。
しかしライブの後、彼が同い年位だろうと思ってたが
実際8歳位年下だったのには驚いた。老け過ぎ!
「パーティ・メタル」と呼ぶに相応しい音楽ですね。すげえ個性的で面白い。
パーティ、パーティ、パーティ!・・・と連呼されるといやでも明るくなってきますんで、
とにかくメタルで陽気になりたい人は是非聴いてみましょう。
「ここまでノリノリなアルバムがかつてあっただろうか!?」と思わざるを得ない、笑撃(爆)のデビューアルバム。
ジャケットは鼻血ブーでイッちゃってるし、内容は笑ってしまうくらいポップだし。
しかも、アンドリューの声がOBITUARYのジョン・ターディ(Vo)に聴こえる(まぁ、そのOBITUARYのドナルド・ターディがドラム叩いてますが)。
だから、このアルバムでやってるのはポップすぎるロックをデス声で歌っているようなもんです(当然ながら、個人的な意見ですが)。
「HM/HRなんてうるさいだけだろ」なんて言って聴かず嫌いしてる人に、あえて聴かせてみましょう。
多分、その人のHM/HRに対する見方だけでなく、その人の人生すら変えてしまうかもしれない(笑)。
そこまで言い切ってもいい、ある意味「エポックメイキング」な1枚。
特に最後の、"Make Sex"のバカっぷりには爆笑。「ヤラせろ!」ってあんたねぇ・・・。
正直、アルバム全部通して聴くとクドいですが(笑)、①〜⑥をつまみ喰いでも十分イケるアルバムだと思います。
特に②は例えば結婚式の乾杯の発声直後に流したら凄くハッピーな気分になれるだろうなーって思わせる最高のパーティーチューンですね。
脳天気でメロディアスな爆走ハードロックですね。
ヘヴィネスな正統派メタルばかり聴いているリスナーには
敢えて これはオススメしませんが、
グリーン・デイ、KISS等々が好きな方には
是非聴くべしです。
昔で言えば「トゥイステッド・シスター」ですね。
聴いていて楽しくなればそれだけで十分。
こまけぇことはいいんだよ!
何が凄いって、アンドリュー兄貴の誠実なるパーティー精神。
リスナーをパーティー・ハードさせるために、労力を惜しみなくこのアルバムにつぎ込んでます。
矛盾してるようだけど、能天気バカであることに全力かけてるような。
パーティーのとにかく盛り上げていこうぜ的空気が苦手な人間なんですが、兄貴の曲聴いてる時だけは自然と脳内パーティー状態です。
ちなみに、個人的に鼻血ジャケは良いと思いました。レジに持っていく時にも疑問とかためらいとかありませんでした。後にこのジャケを見た友人がドン引いているのを見て初めてヤバいものなのかと認識しました。
ラウドさ丸出しのポップなロックンロールは独特の個性がありますね。
パワーポップと呼ぶにはあまりにディストーションがかかっていて、
ヘヴィロック/メタルと呼ぶにはかなりキャッチー。
並はずれの疾走も見事です。
「Party Hard」「Ready To Die」「I Love NYC」「She Is Beautiful」「We Want Fun」等々
楽曲も素晴らしいです。
チープ・トリックのポップロックとグリーン・デイのパンクが合体し、
そこにメタルの要素を加えると、
こんなダイナミックで聴きやすいロックが生まれました。