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HIGH VOLTAGE / AC/DC
めちゃくちゃ、かっこいいと思う!!
難しい。
今ではみられないような曲調のものもちょっとだけあったりしますが、AC/DCスタイルっていきなり完成していたんですね。
シンプルなリフのロックンロールで、今のスタイルよりもかなり僕好みです。
1曲目なんて超名曲!!
ワールドワイド盤『HIGH VOLTAGE』は2nd『T.N.T.』とほとんど同じであり、真のデビューアルバムである本国オーストラリア盤とは別物だ。
そして、ワールドワイド盤『HIGH VOLTAGE』を買うくらいなら名盤『T.N.T.』の方が断然良い。
オリジナルのオーストラリア盤は曲もサウンドも未熟だが、原点モロ出しの素朴さや意外な素顔が楽しいマニアックなムードのアルバムだ。
ほとんどのベースはジョージ・ヤング、ドラムはトニー・ケレンテがプレイし、他にもピーター・クラック、ジョン・プラウド等のスタジオミュージシャンも参加。
1. Baby Please Don't Go
2. She's Got Balls
3. Little Lover
4. Stick Around
5. Soul Stripper
6. You Ain't Got A Hold On Me
7. Love Song
8. Show Business
ワールドワイド仕様では、She's Got BallsとLittle Loverが『HIGH VOLTAGE』で、You Ain't Got A Hold On MeとShow BusinessとSoul StripperとBaby Please Don't Goが『'74 JAILBREAK』で聴ける。
だが、Stick AroundとLove Songはどれでも聴けない。
ワールドワイド盤ではかったるくて邪魔なだけだったShe's Got Balls、Little Loverもこちらでは見事にハマっている(当然だ)し、Baby Please Don't Go、Soul Stripperには後の鱗片が伺えてなかなか。
特にTwo's Upをも超える哀愁バラードのLove Songが未だに聴けないなんて、ワールワイド仕様は絶対に間違っている!
方向性が定まりきってないなからこその面白さだ。
繰り返すが、バンドとしては未完成で歴史に残る名曲が皆無なのも確か。
AC/DCの聞き始めには絶対に向かないが、コアなファン限定の必携、必聴盤。
アンガス・ヤング(G)とマルコム・ヤング(G)の兄弟を中心に結成された縦ノリロックの代名詞とも言えるオーストラリアのバンドによる'75年に発表の母国デビュー・アルバム。
ヤング兄弟の兄であるジョージ・ヤングとハリー・ヴァンダによる共同プロデュース。
本作レコーディング時の他のメンバーは、ボン・スコット(Vo)、ロブ・ベイリー(B)、ピーター・クラーク(Ds)であったが、数曲でベースをジョージが、セッション・ドラマーとしてトニー・カレンティが参加している(アルバム発表と前後して、マーク・エヴァンス(B)とフィル・ラッド(Dr)が加入)。
ジョー・ウィリアムスの有名なブルーズ・ソングのスリリングなカヴァー「BABY, PLEASE DON'T GO」、単調ながらもヘヴィなリフの「SHE'S GOT BALLS」、ボンのだらしない歌い方が味わいのある「LITTLE LOVER」、ギター・ソロも素晴らしいハード・ボイルド・チューン「SOUL STRIPPER」、今日に至るAC/DCサウンドに通ずる歌メロの「YOU AIN'T GOT A HOLD ON ME」、明るいロックン・ロール調ナンバー「SHOW BUSINESS」等、格好いい曲もあるにはあるが、サウンド・プロダクションは薄っぺらでチープ極まりない。
しかし、そのサウンドの基本スタイルは、このデビュー・アルバムのころから現在に至るまで何も変わってはいないのだということがよく分かる。
同タイトルのワールド・ワイド盤は、翌'76年、本作から2曲と次作「T.N.T.」から7曲をチョイスし、アルバム・ジャケットを変えた形で発売された。
上記のうち4曲は'85年に発売された「'74 JAILBREAK」にてようやく日の目を見ることとなるが、ファンとしてはこのオーストラリア盤が世界共通のデビュー・アルバムとして流通されれば言うことないんだが。
殺戮の聖典 2004年7月25日(日)16時20分
私の言うところのHIGH VOLTAGEはワールドワイド仕様の
“まことちゃんジャケット"のほうです。
「THE JACK」がいいなぁ。
ワールドワイド盤はオーストラリア盤2枚から選曲されていてお得なような気もするが、RockerやSchool Daysが無いしなあ。私は『T.N.T.』の方が・・・
情死幾多 2004年12月28日(火)22時14分
オーストラリア盤についてコメントするのを忘れていた。ワールドワイド盤とは殆ど別物と考えても構わないと思う。『Dirty Deeds Done Dirt Cheap』にも言えることだと思うが、駆け出しの頃の一生懸命(今でもそうだが)各地をライブしてまわっていた、何ていうかこうAC/DCの若い頃の思い出みたいなものが感じられる。ある時は仲間同士で殴りあったり、また、ある時は徹夜で飲み明かしたり、でもライブでは一体となり・・・などなど想像は尽きない
情死幾多 2004年12月28日(火)22時48分
非常にかっこいいし、熱いが多少インパクトにかけてしまう部分も正直あります。
多少レコーディングの音質のせいもあるかもしれないです。
しかし個人的に思う超名曲T.N.Tはさすが渋く仕上がってます。
THE JACKもなかなかいいですが、やはりAC/DCはライブでこそ盛り上がるバンドなので、これを聴くよりは楽しく演奏してるライブを見る方が好きです。
それにしても超名盤といわれる「T.N.T」が早く欲しいです。
ボンの犬のしょんべんポーズだけで買う価値あり!
音は古いが基本はまったく変わってない。
ただ、ただ、ロックンロールだ。
ワールドワイド盤なので世界的デビューアルバムだが、現在のライヴでも演奏される名曲「The Jack」「T.N.T.」「High Voltage」を収録。
シンプルなリフ、タテノリロックンロール、カッコいいねぇ。
これも、最強としか言えない。
ただ、オーストラリア盤を聴くとまた印象は変わるか?
とにかく手に入れたいです。
とにかく、AC/DCは最強です!!
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.130 ★
「レット・ゼア・ビー・ロック」の次に大好きなアルバムです!
僕みたいにHRやHMがそれほど好きではない人間には、このスカスカ感がたまらない!
めっちゃかっこいいアルバム。TNTなんて、ぜったいAC/DCにしか作れない。
このアルバムを聞けば、AC/DCに興味を持たない日本人もハマるんじゃないの?
でも、皆さんもお書きになっているけど、オーストラリア盤1stのハイ・ボルテージと2ndのTNTが出回っていれば、買う必要のないアルバムってのも確か。世界盤のハイ・ボルテージは、いわゆる初期のベストアルバムです。
しかし、豪盤はなかなか手に入らないんだよね〜。オレも苦労しました。ちなみに、豪盤もサイコーです! ジャケットはかっこいいし、ラブソングとスティック・アラウンドというレア曲も収録されてます。
豪盤の収録曲はほかに「74ジェイル・ブレイク」に入っているユー・エイント・ガット・ア・ホールド・オン・ミー、ショー・ビジネス、ソウル・ストリッパー、ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー、世界盤ハイ・ボルテージのリトル・ラバー、シーズ・ガット・ボールです。(余談ですが、世界盤の欧州向けハイ・ボルテージのレコードはジャケットがまた別です。サイケっぽいイラストで、正面にボン、後ろにアンガスが描かれています)
豪盤があれば、74ジェイル・ブレイクは必要ないっすね。
なんといっても、最初の1曲でお腹いっぱいになる。
この曲のためにHIGH VOLTAGEを買うのは少しばかりもったいない気がするが、それでも
ボンの野心が聞ける2曲目や性病とその女に捧げた3曲目、ライブでも定番の4曲目
ヴォーカルが変っても歌い継がれるクラシックの5曲目、シャッフル系の6曲目、ボンの気だるい歌唱が残る7曲目、ボンの妻に捧げたとされる8曲目、そして表題曲でバンドの生き様を歌う。
1975年から既に完成されたAC/DCの音楽性は最新作のBLACK ICEまでなんら変ることなく
貫き通されているのである。
来年のライブでもこのアルバムから3曲以上はやると思うので予習しておくべし!
キョン子 2009年12月20日(日)23時20分