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FAS-ITE, MALEDICTI, IN IGNEM AETERNUM / DEATHSPELL OMEGA
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期待通りの出来。収録曲6曲にして総計約46分、大作曲がメインです。
相変わらずといえば相変わらずではあるのですが、本作ではプログレッシヴな展開に特に磨きがかかっているような印象です。また、ところどころで窺えるポップさや美メロがとても良いアクセントになっているのではないかと思いました。
聴き込み甲斐のありそうな作品です。
なぉ 2007年7月22日(日)15時8分

2007年発表の、遂に発表された4thアルバム。
私を含め、心待ちにしていたブラックメタラーも多いはず!

作風的には、大量の膿が渦巻いて襲い掛かって来るようなグロテスクな、ブラックの中でも
レベルが高いと思われるリフ捌き、トップスピードがちょっと有り得ない事になってるドラム、
Mikko社長の威厳、野蛮さ、悪意を兼ね備えたがなり声、大作主義でカオティック、かつ
プログレッシブな曲構成と、基本的にはKENOSEやVA提供曲の路線を押し進めた感じですね。
今回はドラミングが更に凄くなり、疾走パートなんてブルデスやグラインド並みの、速さが
記号化する寸前の凄まじさで音質もダイナミックになっているし、不協的なピアノや
メロディアスなリードフレーズが恐い箇所もあったりしてしっかりレベルアップしてる印象。

曲の展開も割と極端で、ほとんどが全力でブルータルに爆走するパートか、聴き手の不安を
煽るような不穏な空気を含んだパートで、その中間の、普通に疾走…みたいなかっこよさが
あるパートは余りないです。BURZUMのCountやDSO自身も詞に引用した事のあるイギリスの詩人
William Blakeも「対立が力を生む」という発言をしていますが、それを音楽で実践している
感じで、お互いがお互いを引き立てあい、更にサウンドの神秘性を増していると思います。

ただ、爆走パートが強化されたのは個人的には一概に喜べなかったり…
KENOSE以降で特に顕著な、このバンドの不穏なリフ捌きが凄く好きなんですけど、今作は
ちょっとドラムの音が強すぎる印象も。とは言え、歌詞の一語一語、フレーズの一音一音に
深い意味が込められていそうな、深遠で謎めいた雰囲気を感じさせる音は今作でも健在。
ブラック好きなら買いだし、爆走パートの凄まじさからデス好きも楽しめるのではないかと思います。
Usher-to-the-ETHER 2007年7月29日(日)22時53分

ジャケの商売っ気の無さは相変わらず。

相変わらずの不穏なリフで期待通りなんですが、
ややドラムの音が大きく、今まで以上にブラストが突っ走るようになっちゃって
今までとは違う、ある種の分かりやすいブルータルさですね。
さらに動と静の極端さが今までよりも大きくなり、いろいろ際立っていい感じ。

攻め方がここ最近の作とちょっと違うけど、
やっぱDEATHSPELL OMEGAだなぁと素直に感じられる作品だと思いました。
カズチン 2007年9月17日(月)0時12分

脅威の前作とは打って変わってサウンドが変化しました。
この作品ではブルータルな出来になり、
所々に使われてる不調和な音やリフが印象的です。

ただ、ファスト部分では前作ミニではちょうどいい具合に仕上がっていたのが、
今作ではちょっとやり過ぎてしまってあるのが残念かも知れない。
しかしドラムの音が大きく、そのプログレッシブなドラミングを
追いながら聞くという一つの快感もあります。

邪悪性は前作よりは薄れたが極まりなく、
VoのMikko Aspaのがなるデス声も健在。
聴けば聴くほど味が出る名盤だと思います。

しかしやはり比べてしまうが、前作と比べてはやや落ちる作品...
変化してしまったDsOですが、三部作の最終作はどうなるのか。
とてもに期待が募ります。
snilor 2007年10月11日(木)17時8分

普通にSi〜くらいに好きですけどね。
アルバムがコンパクトにまとまってて、聴きやすいです。
まぁコンパクトすぎたかも・・・
でもこういう静と動が交互にくる雰囲気も嫌いじゃないのでいいですけど
なんかブルータルブラックといいますか、、、そういう感じですね。
Clandestine Blazeはこうならなければいいけど・・
憂丞 2008年5月1日(木)23時36分

今更ながらやっと購入。
やはり執念を感じさせる程の凄まじい完成度。

...なのですが、前作のミニと比べるとミドルパートと疾走パートの
切り換えが比較的はっきりしていて、プログレッシブなんだけどキャッチーみたいな...
曲の展開というか、輪郭が掴み易くなったと思います。
勿論あの不穏なリフも健在ですが、かなりメロディックなリフも所々で出てきて、
よりアグレッシブになったDrと相まって良くも悪くも若干メタリック的な感覚が増した印象。
いや、実際そこまで劇的に変わったというものではないですが、混沌とした雰囲気が多少
薄れてしまったのが残念。3rdとミニをブレンドしたように感じましたが、ちょっと物足りなかったです。
とにかく、個人的には前作には及ばず...

でも、やはり一般的な意味での完成度とブラックとしての完成度を併せ持っているのは
見事と言う他ありません。

最終章に大きな期待を込めて...
たまねぎ 2008年5月9日(金)2時12分

ブルータルなドラミングとプログレッシブな曲展開や邪悪なリフ等で
前作とは違う手法でブラックを表現したんじゃないかと思いました。

6曲と曲数は少なめで①と⑥はイントロとアウトロみたいなものなので
実質4曲ですが4曲とも大作で難解だけど聴き易いみたいな・・・矛盾してますが。

兎に角DSOにしか出来ない高レベルのアルバムなので買って損は全く無いです。
寧ろ個人的には3rdより好きです。
零ータム 2008年11月16日(日)1時55分

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