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MICHAEL MORALES / MICHAEL MORALES
これは痺れた。
素晴らしいメロハーである。
日本盤のライナーによれば、ハードロック畑というより、完全に
ポップス畑であるが、へたなメロハーより数段メロハー寄りである。
この作品がB誌に取り上げられたかどうかは定かでないが、確かに
ハードロックとしては微妙な線をいっているかもしれない。
しかし、このリズムセクションは間違いなくハードロックである。
全編エイトビートが効いており、聴き手をグイグイひっぱってくれる。
マイケルモラレスはマルチプレイヤーで、ボーカルはもとより、
ギターもこなす。曲によっては、かなりハードエッジなプレイも
聴ける。
素晴らしい楽曲に、エモーショナルなボーカル。
そしてハードロック然としたリズム隊に、ギターと。これはもう
完璧なメロハーである。
こういう作品に巡り合うと、まだまだ私の知らない世界が数多く
存在しているのだと、痛感する。
より多くのリスナーに訴えるという点において、これは超お勧め
である。プロデューサーも、あのロイトーマスベイカーと、
申し分ない。