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IKON / ZABADAK
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作品数が多い上にベストも多いので何枚目かは不詳ですが、2000年発表のアルバム。

これを聴く以前に「Something in the Air」を聴いて、男ヴォーカルのピンになったのは
良いとしても、幻想的な風景や民族的な叙情メロがすっかり減退してしまっていて、吉良さんの
ソロになったZABADAKはもう琴線に触れる曲は作ってくれないのかな…とかなり
がっかりしたんですが、これを聴いて思い直しました。やはりZABADAKはZABADAKだった!!

まず原点回帰した、と帯にキャッチコピーがある通り、民族的なメロディが復活、
更にゲストとして何人かの女性ヴォーカルを呼んでます。それ程目立つ訳ではないですが
個人的にフェイバリット・シンガーの一人である、KIRCHEのみとせのりこさんが
参加しているのは本当に嬉しい。もっと歌って欲しかったですけどね…。

そして見せる風景の方も進化、というか変化していると思います。
上野さん在籍時がアイルランド辺りの森を思わせるとするならば、このアルバムはジャケ通りの
夕暮れの砂漠だったり、小さな村の収穫祭であったり、人の心の裡であったり…
音を通じて描いている情景がより多彩になっている感じです。
特に13分を超える、三部構成の大作「遠い旅の記憶」は圧巻。

また、「DEIR PAIDER」「収穫祭」など民族メロを取り入れた曲は全体的に明るめで
ノリの良いものが多いため、クサメタラーへのアピール度は初期作よりも上かもしれません。
多くの曲で使われている、マリンバが特にクサメロを強調していてお気に入り。

ともかく、上野さんがいなくてもZABADAKは魅力的だと知り、安心した作品。
失礼ですが、「Something〜」の路線を押し進めなくて良かった…とか思いました。
やはり吉良さんは凄いです。個人的には「桜」に匹敵するくらい好きです。
Usher-to-the-ETHER 2007年8月1日(水)3時31分

楽園、の小説は読んだ。
だから分かる、ふたりはまた〜のところのが大いなるさわりであることを。

あることを!!!!!!!

あとDEIR PAIDERは誤植な
中曽根栄作 2010年4月9日(金)0時42分

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