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ROLL OVER / WOLF
デモテープを集めてCD化した作品です 彼らの魅力を余す事無く伝えた名盤です
第一期メンバーの楽曲の方が充実しています 因みにベースの関勝美は現在jill'projectoで活躍しています 様式美マニアは共に要チェックですよ
彼らの代表曲でもある疾走ナンバー⑤泣きのパワーバラード⑥これは松本無しには成立しない名曲です!ギターソロも泣きまくりです!!ギターソロがら始まる⑦ リリシズム溢れるキャツチャーな唄メロが魅力の⑩ これまたノリのいい② スピーディーな③
と魅力的な楽曲が目白押しです 正直全曲オススメ 様式美マニアならマストアイテムだと思います
WOLF最期の作品となった、'91年リリースの過去音源集。①〜④が、'90年制作の2ndデモ『LIMITED EDITION.1』、
⑤⑥がデビューEP『WOLF』、⑦〜⑪が'87年制作の1stデモ・テープからの再録となっていて、⑦は確か、TERRA ROSAや
SABER TIGERなんかが参加したオムニバス・アルバム『METAL WARNING』にも収録されていた筈だが、
あのアルバムに一緒に提供していた“LAST WORD"は、本作には未収録。残念。
幻の名盤(現在では復刻済み)『WOLF』収録の名曲⑤⑥が聴ける作品として、リリース当時、かなり重宝した覚えがあるが、
勿論、その他の収録曲も文句なしのクオリティを誇る。1stフル『SOME ASPECTS OF THE MOMENT』では
曲調を広げに掛かっていた彼らだが、ここに収められた楽曲はそれ以前に作られたモノばかりゆえ、
徹頭徹尾、直球ド真ん中の様式美HMサウンドが展開。
イントロから、黒木政彦の華麗にしてスリリングなGプレイが炸裂する、バンドの代表曲⑦を筆頭とした、
所謂「第1期WOLF」による楽曲の数々も良いが、個人的なイチオシは、①〜④の第2期WOLFの手による楽曲の方。
黒木の劇的なG(④のソロには号泣&失禁)、松本龍以のパワフルな歌唱の素晴しさについては今更言及するまでもないが、
その陰に隠れて、アクティヴに動き回る西川健のベースのカッコ良さも特筆もの。特に、①③といった
スピード・チューンにおける印象的なBラインは、楽曲の魅力を数倍にも引き上げている。
WOLF入門編に持ってこいの1枚・・・なんだけど、今でも入手可能かどうかは不明。