TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るGRAVE DIGGERのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
WITCH HUNTER / GRAVE DIGGER
このCDをamazonで探すstyle=border:none

1st『HEAVY METAL BREAKDOWN』発表後にBが脱退してしまった為、その抜けた穴を中心メンバーの
クリス・ボルテンダール(Vo)とピーター・マッソン(G)で埋めつつレコーディング、'85年に発表された2ndアルバム。
GRAVE DIGGERを代表する名曲の1つでもある、アルバム・タイトル・トラック①で幕を開ける本作は、
相変わらず突き抜けたテンションで飛ばしまくるクリスのVo、荒っぽく猛々しいGリフ、力任せに押し込んでくるリズム隊・・・と、
基本的には1stの作風を順当に受け継いだ、無骨で剛直なパワー・メタル・アルバムながら、
スラッシュ・メタル的なガムシャラな疾走感が若干後退。代わって、要所にリズム・チェンジを仕掛ける等、
ダイナミズムの強調された楽曲の数々は、これまでより格段の練り込みが伺える仕上がり。
特に、前述のアルバム・タイトル・トラック①や、ドラマチックなツインGが聴かれる③、
前作収録の“YESTERDAY"を思わせるパワー・バラード④は、その効果がテキメンに表れた、このアルバムのハイライト的存在。
勿論、その一方で⑤のようなゴリ押しのスピード・チューンもちゃんと収録されているので安心されたし。
後半に「これ」といったキメ曲が見当たらないせいか、聴き進むにつれてテンションが下降線を描いてしまう点が難だが、
ともあれ、1stが気に入ったファンなら本作も必聴の1枚なのは間違いない。
尚、かつてビクターから発売された国内盤は、3rd『WAR GAME』とのお得なカップリング仕様だった(現在も入手可能かどうかは不明)
火薬バカ一代 2007年8月9日(木)22時34分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!