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DIABOLUS IN MUSICA / SLAYER
スレイヤーがスレイヤーであるためには時代の中で最も尖ってなければいけないのだ。そして「悪魔の鎮魂歌」は今、最も尖った音の一つだとだ断言できる。怪物は進化を続けるだろう。
次回のアルバムは是非「速い曲」がたくさんあることに期待したい。
モダンへヴィネスを追求したアンスラックスは行きづまった。スレイヤーは変わる必要なんてないんだ!邪悪なツインリードも速い曲もこのアルバムでは影を潜めてしまった。サウスオブヘヴンが遅いという理由で賛否両論を生んだが、あのアルバムではスレイヤーのもう一つの魅力である邪悪さがとてもうまく表現されていたし、しかも速い曲がないわけではなかった。しかしこのアルバムは最近の流行を意識しすぎているようでいやだ。ロゴが変わったのは例外的に良い。スレイヤーTシャツが着やすくなった。スレイヤーよ!とにかく速い曲を頼む!!
SLAYERの音楽性がどうなろうとあの衝撃は、忘れない。ほんまに最高や。
「重いのにスラッシー」って感じです。
ヘヴィ好きの人なら聴いといてもイイですね。個人的にはREIGN IN〜で聴けた、
スラッシュメタルのスラッシュメタルたる美の方が断然好きなのですが・・・・。
前作の方がいいという人多いですよね?
多分単純に入りが前作の人が多いからだと思いますけど。
でもボクは本作の方が好きです。
今までのSLAYERのもっとも根底にあったもの=ドラムのノリの感触、
それがどういうわけかもとに戻ってる
どの曲とってもSLAYERのリズムなんですよね
そして前作で見せた要素も継承しつつ、と
ボスタフ師匠がデイヴを乗り越えた感じがしていいなぁと
個人的に思うわけでして
僕の意見としては、いつまでも「REIGN IN BLOOD」でSLAYERを語るのは、彼らに失礼じゃないかと思う。彼らはテクニック、アレンジ、サウンドメイキング、曲展開等のすべてにおいて完全に過去を越えているのに、いつまでも「REIGN〜」アルバムを最高傑作と呼ばれ、どんなアルバムを作ってもそれと比較され、過去に及ばないと非難されるのはおかしい。特にこのアルバムなんかは速い曲が少ないかもしれないけど、間違いなく「REIGN〜」アルバムをはるかに超えていると思う。彼らにスピードを求める人間は多いが、しかしスピードにこだわるならもっと速いデス、ブラックメタルなんかはいくらでもあるし、彼らよりテクニカルなバンドもアグレッシヴなバンドもいくらでもいる。最も速く激しく重いバンドじゃなくなった彼らが選んだのは、スピードやテクニックだけではなく、曲展開の格好良さで圧倒することであり、押しの一手ではなく緩急を巧みに操ることにより楽曲をよりダイナミックにすることだ。正直「REIGN〜」アルバムをはじめて聴いたときには1曲目にはインパクトを受けたが、正直中だるみがした。30分の短さでも全編速い曲でもつまらないものはつまらない。1曲1曲の個性が少なく、全編同じようなテンポやノリではせっかくのスピードも生かせず、体感するスピードが落ちてくる。1曲目以外で耳を引くのは5曲目とラス曲くらいで、後は耳を安らかにのどかに通りすぎて行く感じである。例えば車でもバイクでも速いスピードでぶっ飛ばしても、ずっと同じ速度で走っているだけではすぐ慣れてきて速さは感じなくなる。スローな状態から加速するときこそ真に“速く"、“怖く"、“快い"のだと僕は思う。本作品ではまさにこの感覚があり、1曲のなかでもスローパートが疾走パートを引き立たせ、アルバムを通してもスローで邪悪な曲が、スピーディでストレートな曲を生かす。大胆に取り入れられたメロディや、異色でモダンな感じの曲も、それらがあるからスラッシュ曲がより輝く。アルバム全編を通して本当に優れているのは本作である。あくまでこれは僕の意見だけど。
このアルバムが初めて買ったSLAYERのCDのせいか、お気に入りです。IN THE NAME OF GODは密かな名曲だと思っています。
1曲目のイントロ・・・!やばい!何を考えて曲を作っているのか知らないが、最高。ほんと面白いリフ考えるね。アルバム全体でいうと中だるみ感が否めないが(個人的意見)、現代流へヴィサウンドを独特な感性で昇華させる業には恐れ入りました。ビターピースがカッコイイ。個人的にはスレイヤーの楽曲の中でベスト5には確実に入る。
私もYOSIさんと同じ意見です。
最初の曲で完璧にスレイヤーにはまった
だいぶ聴き込んだ結果、このアルバムが一番好きになりました(笑)
ケリー・キングの容姿に惚れた(爆)
SLAYERのアルバムを聞いたのはこれで5枚目だけど、
1曲目でいきなりぶっ飛ばされちまった!
今、こんなかっこいいことやってるバンドはSLAYERぐらいだと思う!
これからもたのむぜ!SLAYER!
YOSIさんと全く同じ意見です。
SLAYERはアルバムごとに趣向を変えてきている。速い曲だけで勝負するようなことはなくなった。
このアルバムはグルーヴ感を全面に押し出しているアルバムだと思う。トム・アラヤのベースが(SLAYERにしては)出てきている。そしてポール・ボスタフの、手数足数が多いが「重い」ドラミングもすばらしい。
鈍く叩き落とすようなへヴィなアルバム。大音量で聴くと体にズンズン響くリフが気持ち良い。
速い曲は4曲くらいで少ないが、YOSIさんのいう通り、全体的に(SLAYERにしては)スロー〜ミドルテンポの中での速い曲は、やはり体感スピードが違う。
ってゆうか速いだけがSLAYERのいい所ではない。これだけクールなアルバムを今でも作れるSLAYERはスゴイ!
とにかくかっこいい!
SLAYERを聞いてみようと思って初めて聞いたのがこのアルバム。
スラッシュはあまり聞いた事がなかったのでワクワクしていたら
ギ、ギャーって感じだった。うん。
恐かったよ。だがだんだんテンションが上がってきたー。
まだこれしか持ってないので他のSLAYERも聞きたい。
個人的にスレイヤーのベスト。
「REIGN IN BLOOD」が一般的にベストといわれてるが、
サウンドプロダクションのせいか何か軽く感じられてしまってあまり好きではありません。
重量感という意味ではこのアルバムは群を抜いてるのでは?
早いパートとへヴィなパートの配分が絶妙で、ソングライティングの面でも
聞き手の暴虐感情の発露がスムーズに誘発させられて気持ちいい。
あからさまにならない程度で、全体的に低音強めでミックスされています。
それが曲のスタイルとあいまって素晴らしい効果を演出しているかと。
ポール・ボスタフのドラミングもこのアルバムが一番しっくり来てます。
余談ですが、国内盤の帯にジャンルを記す場所があります。そこには「スレイヤー」
とあります。SONYの担当者の方にに拍手を送りましょう。
へヴィでイイ!速い曲は少ないけど...このアルバムは好きです。
前作で感じたポールの違和感が払拭されていい感じ。
1曲目がいかにもSLAYERな曲で嬉しくなっちゃいました。
若干モダンな要素を取り入れてるけど上手く消化しているので全然気にならないし。
トムの歌がだんだんと堂に入ってきてて貫禄十分。
ポール在籍時ではこれが一番好き。
個人的にはスレイヤーの作品の中でベスト。多分「REIGN IN BLOOD」あたりが一番人気なんだろうけど(もちろん「REIGN〜」も大好きだけど)俺にはこれ。流行のヘヴィミクスチャータイプの曲も彼らがやるとそこらへんのバンドとは格が違う。もちろん激速スラッシュナンバーもあり、そこでは王者の貫禄を見せつけている
。彼らの懐の深さを見せつけた傑作だ。
スラッシュで一番最初に聴いたのがこれ。(ジャケ買い)
まず死体歌詞カードにぶっ飛び、そしてBitter Peaceのイントロでぶっ飛んだ。
一番最初に聞いたのがコレ。SLAYERのアルバムに外れはないと思いますが、ポール好きな自分は本作が一番すきです!
疾走するだけでなく様々な曲が聞けるしモダンのリズムをとりいれても「最高にかっこいいSLAYERの曲」になるから凄い。
そしてBITTER PEACEはトップ3に入る名曲では??
このアルバムで一番印象的だったのはポール・ボスタフのドラム。スネアはそれほどヘヴィだとは感じなかったけど、タムのヘヴィさがハンパじゃない!「ズドドドドド」というのが気持ち良い!
1曲目の「BITTER PEACE」はモダン要素を感じさせながらも「んなこと関係ねぇ」とばかりにSLAYER。
確かに疾走曲は少なく、スロー〜ミドル・テンポでズシズシ来るヘヴィなグルーヴで攻めてくる曲が多い。まぁ、個人的には速い曲が多い方が歓迎なんだけど、スローから一気に加速するような場面を目の当たりにすると「今までスローでありがとう」なんて調子の良いこと言っちゃいそうだし。(笑)そういう"流れ"を楽しむことも結構大事だったりする。それでも、曲単位で聴くのは速い曲だけだったりする悪い俺なんです…。
トム・アラヤの雄叫びは年を重ねるにつれてどんどんと"悪"に染まって行き、本作では良質なプロダクションによるヘヴィなドッシリ・リフに全く負けない叫び(と歌)を披露している。
とにかく、速かろうが遅かろうが、古臭かろうがモダンだろうが、SLAYERはSLAYERってこと。このアルバム中のモダンな曲だって、他のバンドと同じには聴こえないもん。
邦題「悪魔の鎮魂歌」というほどドラマティックな展開があるとは思えないのはちょっと残念かも。良いタイトルなんだけどなぁ。
賛否ありますがこれはいいアルバムです。
彼ららしい個性は不変ですがマンネリではなく変則的なリズムパターンを用いたりミドル・スローテンポの曲にそれまで無かったうねりを加える等この作品ならではの方向性が明確に打ち出されています。
そしてSLAYER最大の生命線と言えるギターリフのカッコ良さと言ったら・・・
次々と惜しげも無く名リフが繰り出されてくるのには本当に圧倒されます。
まあ速い曲ばかり聴きたいと思っている人には無理にお勧めはしませんが 「HMはリフが命!」 とする向きには絶対的な自信を持ってオススメできる一枚です。
夢想家・I 2004年12月20日(月)23時2分
個人的には否定派デス!
聴いてみてびっくり、これがスレイヤー?というのが率直な感想。
正直最初は「最大の駄作」だと思いました。今はそこまでは思わないが…
スピードこそスレイヤーの命だと思います。
ヘヴィなリフもそうだが…。
ミドル・スローな曲はどうも良さがわからない。
特別スラッシュやデスが好きなわけではないのでスローなスラッシュやデスには抵抗があるのかもしれません。
1997年発表の7th。
過去にないくらい攻撃的な音で作られた超ヘヴィなミドルテンポの多い作品。(11曲中4曲が疾走曲)
とはいえ、スラッシュに始まりスラッシュに閉めてくれているのは嬉しい。
いつもとは違ったモダンヘヴィネスというかオルタナティヴといった感じの曲も含め、実験的な要素もあるがSLAYERはSLAYERなので、失敗どころかノリも最高です。
スピードはともかく、リフや曲の質は初期を完全に凌駕していると思います。
マジでかっけぇよ、このアルバムのリフは!
因みに初回邦盤のみ13曲入り、中古で見かける間に買うべし!!それ以降に出されたのは11曲です。
速い曲がなくて、モダンな感じですけど、ビターピースを聞くためだけでも買う価値はあります。
速かろうが遅かろうが格好良ければ構わないと思います。
最初は否定派でしたが聞き返す内にアルバム全編を支配する心地よい邪悪や、渦巻いている何かに気ずき、
ハマりました。特にin the name of godとdesireは凄まじい圧殺ナンバーだと思います。
このアルバムがどうしても好きになれない方は腰を下ろして聴いてみてはどうでしょうか。
表現は変わったものの、重たさは過去最狂です。
正直言ってこれの前作とかGOD HATES US ALLとかはマンネリで、あんまり好きじゃないんですが・・・・これはいいですね。
どんなにモダン(死語)な要素を取り込んでもスレイヤーはスレイヤーなのです。
一曲目にやられました・・・イントロ→ヒートアップ→わずかにヒートダウン→ギターソロで再びヒートアップ→ヒートダウン→クライマックスで再びヒートアップ ってなかんじの曲の進行が最高。ヒートアップしたところは素直に乗ってけるし、ダウンしたところはVoの声とツーバスが重たく乗っかってきてイイ感じ。アルバム全体を通して聞くと、最初は「?」っておもうけど何回も聞き返してみると結構完成度高いことに気づく。
「REIGN IN BLOOD」の次に良いと思います。
「REIGN IN BLOOD」の次に良いと思います。
一曲目の溜めて溜めてドカーンみたいな(笑)
SLAYER=世界一格好良いバンド
このアルバムは十分SLAYERらしい。だってカッコいいじゃん。
スレイヤーは、スピードや激しさばかりが注目されがちだが、実はムード表現においても超一級のバンドである。
このアルバムはへヴィさと同時に、本当にリアルな邪悪さをも持ち合わせている。このリアルな邪悪さこそがスレイヤーらしさであり、だからこそ音楽的にモダンを吸収しようとも、本作はスレイヤーらしさに一点の曇りもない作品に仕上げられたのだと思う。
この作品は、今のラウドロックに馴れた若いリスナーにとっては「REIGN〜」よりもとっつきやすいだろう。実際、自分も中学のときにこのアルバムを聴いて、メタルの世界に足を踏み入れたクチだ。
個人的には速いSLAYERが好きです。
しかしこの作品から滲み出るドス黒い雰囲気は大好きだ。
とてもヘヴィ、速い曲もミドルの曲もSLAYER、カッコイイに決まってる。
7thアルバム。
過去のアルバムに比べればスピードは落ちたが曲自体の殺傷力は微塵も衰えていない
むしろ1曲1曲の表現力が上がり、スピードが落ちた分よりヘヴィになった感がある。
再加入したポールもよりスレイヤーの音に馴染んだ印象がある、確かにモダンがかった曲もあるものの根本的には
どの曲もスレイヤーそのものであり、トコトン自分達の音楽を貫くスレイヤーは本当に凄い、それを再確認したアルバム。
モダンなグル-ブが全編に渡り支配されてるアルバム。
でも、SLAYER!聴けばすぐにこいつらと解る音!
ミドルテンポでもリフリフで押し捲る!
速い曲も勿論あるが、何よりもダ-クさが最高!
非常に黒いスローなヘビーさが全体を包んでて、歌詞の日本語訳を見ながら聴いてると相変わらず気持ち悪くなります(笑)。しかし歌詞見ないでメロを中心に聴いていると非常にメロディアスで雰囲気がいいんですよね。そこがこのアルバムの好きな所かな。
スピードを求めると肩透かしを食らいますが、これはこれでなかなかのアルバム。
てか普通に名作でしょこれ。遅いながらもフックのあったり、スレイヤーて速いだけじゃないんだってわかった。
SLAYERはこれから入ったんですが、グルーブがあり、心臓に響く程ヘヴィなので、かなり好きなアルバムです。
確かに彼らの特徴である速い曲は少ないです。
けど、SLAYERのもう1つの特徴である、リフのかっこよさという点で見れば、完成度は非常に高く、邪悪な雰囲気は一級品です。
また、ミドルテンポなので聴きやすく、SLAYER初体験の人は、これからがいいかもしれません(・ω・)∩
まぁ、遅い曲が多いとはいえ①曲目からやっちゃってくれますからね♪
これを聴いて耳慣らしをしたら、名盤REGIN IN BLOODは必ず聴きましょう!!d(ゝc_・ )
最初に買ったSLAYERのアルバム。
レイジングブラッドから聴いた自分にとっては、「あ、あれ?そこまで速くなくね?」というのが最初の感想でした。いやーあのころは精神的に子供だった。
よーく聴いてみると、ミドルテンポでかっこよすぎる曲が沢山あります。
個人的に③が最強。
つか、ポールはドラムかなりうめぇです。と言ってもデイヴのダカダカやってる方が好きですが、ポールのオカズの入れ方も中々・・・!
速さを抑えてミドルテンポの楽曲が中心になったけど
あくまでスラッシュメタル的信念を頑なに守ったアルバムだと思う。
個人的には速い方がやはりいいが、これもこれでいいですね。
とにかく1曲目がカッコいい!
低評価されるのがわけ分からんくらいカッコいいリフが盛り沢山。
ポールもいい仕事してるぜ!!
ハードコア的なサウンドになりながらも、少なからずスピード要素も残っていた前作からいきなりへヴィネス化。
鬼玉さんの言うように、SLAYER初心者は「REIGN IN BLOOD」からではなく、本作を最初に聴いた方がいいかもしれない。
最初に「REIGN〜」とかを聴いてしまうと、人によっては遅い曲に抵抗が出来てしまいそうですから。
速い曲は少ないけど、その質感というか
一音一音が重く、体中に響くこの感覚が凄ぃはまったw
「重い」のも、「速い」のと同じくらいカッコいい。
なんなんだコイツらは
当時流行っていたヘヴィネスをいい意味で取り入れた名盤
音が優れていることもあって,重たさをより感じることができる。
1曲目は別格。SLAYERで一番かっこいい曲じゃない?
飽きないなぁ。
比較的早い曲⑨のあとに続く、重くてミディアムな⑩への流れなど、聴きなれてくるとゾクゾクする。
1曲目に解りやすい曲を持ってきたことも正解だと思う。
実は一番最初に聴いたSlayer作品がこれ。そして衝撃のあまりしばらくスラッシュメタルから遠ざかってしまった原因もこれ……。
とはいえ、今聴くとほとんど疾走してません。それでも当時の自分がビビったのは、音が発する邪悪なオーラのためでした。
『Reign In Blood』が疾走、暴虐、鋭利なサウンドを極める作品だとしたら、本作は邪悪性を突き詰めたものかもしれません。
ただ、最近改めて「Love To Hate」を聴いてみたら「……え!? このリズム感は……Korn??」と思ってしまいました。リズム変わってもSlayerはSlayerでしたけどね。