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DOXA O REVELATION / CRYSTALIUM
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2007年発表の4thアルバム。
彼らは2ndがDARK FUNERAL等にも次ぐコールド&ファストなブラックの名作として
評価されているようですが、本作も基本的にはその路線を崩してませんね。

まず良かった所は、音質が良くなった所。ドラムの音に癖があった2ndと比べると、
本作は全体的にメジャー志向の纏まった音になっており、音質が向上した事によって
ドラムのブラストの爽快感が格段にアップしていると思います。ただテンポが速いだけ
じゃなくて、体感速度を増すようなオカズもしっかり入れてきてほんと気持ち良いです。
曲の方も、勢いで押していた印象のある2ndよりも展開が上手くなっているのではないかと
思います。…といっても、全体の8〜9割はブルータルな疾走ですが。

逆に悪かった所は、何と言ってもメロディが弱くなってしまった事。
それに加えてほとんど疾走という曲調、長い演奏時間も相まって曲ごとの個性が弱くなり、
結果聴いてて少しダレる部分も。ヴォーカルも上手くなってるんでしょうけど、以前ほど
必死さが感じられなかったり、がなりでメロ歌ったりしなくなったので少し不満。

…全体的に日本盤が出てもおかしくないくらい、エクストリームメタルとしてのクオリティが
上がって、アングラ感も余り感じられなくなってますが、私的には2ndのヤケクソ気味とも
言える荒涼疾走が懐かしくもあったり。このバンドのアルバムはこの作品と2ndを
聴いてますが、どっちも一長一短なんですよね…。
2nd並にメロが印象的で、全体を短く纏めてくれれば個人的には超名盤なのになぁ…。
Usher-to-the-ETHER 2007年8月18日(土)16時48分

過去の作品は聴いたことがないので、これ単体での感想です。
最初の方はフレンチブラック特有のメランコリックなメロディが聴けて良かったのですが、中盤辺りからちょっとブルータル過ぎてつまらないという感じでした。
ブルータルな中にもところどころ印象的なメロはあるのですが、トータルランニングタイムも1時間以上ありますし、1回聴きとおすのでもなかなかしんどいものがあります…。
PaganHorde 2007年8月23日(木)17時59分

私的には全然いいと思いますけどね、音質もずいぶん上がってるしドラムの音もいいし
全体的に好きですけどねぇ、たしかに2ndの雰囲気が無くなったかもしれないですけどこれでも十分いい作品だと思いますけどね
timez 2007年8月28日(火)16時21分

追記ですが…。

このアルバム、なんとなく大音量で聴くべき作品のような気がして、実際に大きめの音量で
聴いた時の感想は上の通りなんですが、一回小さめの音で聴いてみて評価変わりました。
大音量で聴くとドラムに圧倒されてリフの味が効かずいまいちだと思ったんですが、
じっくり聴いてみると、ブルータルブラックの中でもかなりリフや展開を練ってある
作品であることに気付いて、それからかなりのお気に入り盤になりました。

爆走やメロの明瞭さなど、インパクトの部分では確かに2ndより劣るかもしれませんが、
じっくり腰を落ち着けて、展開を味わいながら聴くならこっちだと思います。
メロもこれくらいの方が、邪悪な雰囲気が出ているという気もしますし。
ただ、人間性を捨てきれてないダミ声ヴォーカルは、やっぱり好きになれないかも…。
Usher-to-the-ETHER 2008年9月29日(月)19時33分

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