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WATCHING YOU / TYRAN′PACE
ラルフ・シーパース中心のジャーマンメタルバンドの3RD。
彼らなりの?メジャーを意識したのか、前作に比べて真っ向勝負的なサウンドが幾分薄れてしまっているのは残念だ。(ルックスは思いっきりマイナーなのにね)
ただ、それでもジャーマン・メタルであることは間違いないし、Voが上手いので安心して聴けるのは確かだ。
しかし、この後、カイ“ミスター・ジャーマン・メタル"ハンセンとバンドを組めるなんてラルフ本人も思ってもみなかっただろう。下積みの苦労が実を結んだ。神様はちゃんと見捨てずに見ていたんだね。
ラルフの歌いまわしは、ドクロベエに似ているなあ、と当時思っていた。「Saints Of Rock」や「Criminal」など、カッコイイ正統派チューンがいっぱい入っている。
86年、3rd。
メジャー路線突入、ミドルテンポ系の楽曲が増えました。
前作より印象に残るメロ・フレーズが多く、代表作と言われているのも納得出来ます。
ただ、攻撃性や爽快さ、良い感じのマイナー臭を求める人にとっては前作がベストだろうし、どちらが良いかは聴き手の好みによって変わってくるでしょう。
私は本作の、LAメタルによくある反響気味のドラムがそんなに好きじゃないので...前作の方が好きかなぁ?ま、どちらも秀作ですよ。
これが気に入った正統派HMファンは、同じくPRIESTの洗礼を受けたMALICEも聴いてみましょう。すっごくカッコイイよ!
推薦度:★★★
この作品が1番好きだな
まずドラムとギター音が好きだ
①SAINTS OF ROCK は超名曲だ、サビに震えた
⑨WE ARE STRONG はラストに相応しいバラード 感動した
ぜひ復活してほしいバンドの1つだがメンバーのその後を考えるとやっぱ無理だろなぁ
1986年リリースの3rd
前作のスピーディーかつパワフルな楽曲が目白押しでJPの正統的な後継者と思わせる作風から一転、落ち着いたメジャー感の強い作風に転じた今作は80年代中期の背景にあるメタルバブルがそうさせたのでしょう。
トミー・ハンセンのプロデュースがなせる技なのでしょうか角がとれたマイルドなHM/HRサウンド方向転換、そこが評価の分かれ目でしょう。
失恋船長 2008年11月12日(水)14時37分
