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EDEN'S CURSE / EDEN'S CURSE
現在のロック・シーンが忘れてしまったものを詰め込んだというか、どこか懐かしいけど決して古臭くない、珠玉のメロディ満載でどの曲にも強力なフックがあり耳から離れない・・・
透き通った美声の持主マイケル・エデンの歌唱が胸を打つ。甘くポップになりすぎず、北欧ばりの哀愁が芯となり、心地よい。
ミドルテンポの曲が全体を占めるが、あくまでもメロディ勝負であり、全編にわたりドゥギー・ホワイト、デヴィッド・リードマンが参加してるおかげか、コーラス部に豪華な厚みがあり、これまた高揚感が凄い。
サウンド・プロダクションも申し分なく、大音量で聴きたい。
国内盤を購入したが、頭からボートラまで、まったくダレることなく楽しめた。
メロディアスなHRファンは即買いでしょう!ギターも大活躍。リフは分厚く、ソロは鬼神の如く弾きまくり・・・素晴らしい!
ファイヤーハウスのCJスネアにかなり声が似ているヴォーカルは実力充分で、ヨーロピアンなバックとアメリカンなVoの組み合わせが美味しいのなんの。
ちなみに「Fallen King」のソングライティングは凄いね・・・
今年一番と言っていいかも。
フェアーウォーニングのような雰囲気の曲もあってすばらしいアルバム。
もっとみんなに聴いてほしいですね。
こういうバンドがデビューするのは、嬉しい限りですね。近代的なメロハーという感じで
特別凄い曲は無いけど、捨て曲もありません。意外と地味かもしれません。少しダークな
部分もあり、そこが個性かもしれませんね。
これは素晴らしい。メンバーはおやじ達なので売れるとは思えないが、正統派ファンの心のオアシスとして
長く続けて欲しい。