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BLUE HEAVEN / PENICILLIN
2007年発売。結成十五周年記念作品。
結成十五周年を飾るだけあってか、バラエティに富んでおり、「今回新しく見せる顔」的な曲も幾つか存在する(一曲目とか)。それだけに古参ファンにはしっくりこない所もあるかもしれないが、数回聴いていれば自然と慣れてしまうのが流石「バラエティの鬼、ペニシリン」といった感じだろうか。前回の「HELL BOUND」を彷彿とさせるラストの英語詩のヘヴィラップコアナンバー「Blood Red Snow White」は見事なデキ。カッコよすぎる・・。
今回も千聖氏が作詞を担当した曲が数曲ある。
初回盤のみのDVDにPVも収録されてる、「Grind Candy」はオススメ。漫画チックな歌詞がクセになる曲。PVにはなんとオアシズが出演。何気に面白い。
それ以外では「ネオグラマラス」が好き!!HAKUEI氏が考えるヒーロー(英雄)というものが解る、哀愁漂う歌詞と、古い感じのメロディがたまらない。
これを最後にベースのGISHO氏が脱退。残念。
結成十五周年記念作品。いつの間にやら90年代ヴィジュアル系の数少ない生き残りとなってしまった・・・。
さてアルバムについてだが、はっきり言って名盤。これを聴かないヴィジュアル系(特に90年代)好きはお仕置きですよ!(笑)。それぐらいすばらしい。大御所となった彼らの余裕と貫禄を感じる。
バラエティーにあふれ、とことんキャッチーなメロディーと、疾走感あふれるギター。そしてHAKUEIのしゃくりあげボーカル。もうPENICILLINの醍醐味がつまりまくっている。
特に、PENICILLINの最大公約数的な曲といえるGrind Candyはホントに名曲。ぜひ聴いてほしい。
PENICILLINは不滅です!!