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SCREAM FOR ME BRAZIL / BRUCE DICKINSON
'99年発表。ライヴアルバム。すでにライヴアルバムをものにしていた彼らだが、本作の布陣は完璧である。エイドリアン=スミスにロイ=Z。
ライヴ盤を買うのは何故か?オリジナルヴァージョンでは聴けないプラスαを期待して買うわけだが、本作はそういう意味で期待を裏切らない。私は正直なところ『THE CHEMICAL WEDDING』は嫌いではないのだがあまりにも重すぎ、暗すぎたため少々苦手だった。しかし、本作での『THE CHEMICAL〜』収録曲はなんと素晴らしく格好良いことか・・・。
全ての曲がヴァージョンアップしている、ライヴアルバムのお手本のような作品。
ピラニアアアアアア!が表紙のライブ版ですな。 ディッキンソンはやっぱりサイコーデス。でもなんであの人メイデンのロック・イン・リオで、観客に「Scream for me Brazil!」って言ってたんでしょう。ブラジルがお気に召した様で。
俺は『THE CHEMICAL WEDDING』がかなり好きなので、このライヴアルバムも大好きです。
『THE CHEMICAL WEDDING』の曲も当然良くなってますが、「TEAR OF THE DRAGON」「LAUGHING IN THE HIDING BUSH」「ACCIDENT OF BIRTH」などもカッコいいっすね〜。
収録曲数や収録曲には少々不満は感じるが、ソロ作品でのライブ音源という意味では貴重な作品である。僕が思うHR/HMバンドのNo.1ヴォーカリストらしく、堂々とその存在感を示した内容である。
とにかく本気モード時のブルースの説得力は群を抜いているので、メイデンでもいいので一度はライブで体感すべきである。あんなに動き回って、あんなに歌えるヴォーカリストなんて、そういないよ。