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VILOSOPHE / MANES
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2003年発表の2nd。

もうこの時点で大分エレクトロ・ゴシック化してますね。
エレクトロニカ/ジャズに更に傾倒した3rdと比べると、こちらの方がギターがメタル寄りで
その重量感とドラムンベースっぽいリズムまで取り込んだ打ち込みドラムやキーボードの
醸し出す浮遊感が合わさって、かなり独特な空気感を成しているように思います。
3rdが破滅する都市の夜景なら、こちらは宇宙的な浮遊感を描写している感じでしょうか。

…ただ、音は好みなんですがヴォーカルが微妙なのが痛いですね…。3rdでは酩酊感を助長する
色気のある低音や仏語の響きを活かしたラップなどもあってそれなりに聴けたんですが、
今作は男性ヴォーカルが猫なで声で歌っていて正直自分には何の魅力も感じられませんでした。
SAMAELやULVERのように色気があって聴き手を引き込めるヴォーカルがいれば…

そういう訳で、どうしてもヴォーカルのせいで似たような路線の音楽性だったらULVERの
4th辺りに手が伸びてしまう作品。路線自体は良いと思うんですけどね…。
Usher-to-the-ETHER 2007年10月14日(日)11時3分

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