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1919☆ETERNAL / BLACK LABEL SOCIETY
'02年発表。BLS名義でのスタジオアルバムとしては3作目。
などと書いてはみたが、実はこれ1枚しか持っていない。しかし、非常に気に入ったので他の作品も欲しくなってきた。
ゴリゴリのメタル、怒涛のごとく突進するファストチューン、地を這うような重いリフ、そして哀しく美しいメロディ。本作ではこれらが全て表現されている。Voはザック本人。曲によってはオジーに似ていて可笑しいが、それはオジーのアルバム用に書かれたものなのだろう。他にはベースもプレイしており、マルチアーティストぶりを発揮している。
惜しむらくは、後半にあと1曲でいいから早い曲が欲しかった。とはいえ、十ニ分に"ヘヴィメタル"な本作は、確かに「アイアン」である。名作。
前2作に比べてムーディーというか、シンプルなリフでガツンとかましてくれる造りになっていないためか、あまり手の伸びない3枚目。
全体的な音像は変わらないのだが、アルバムを象徴するこれだというリフが思い浮かばない。
やはりこういう音楽には一撃で心臓を鷲掴みにするような強力なリフが欲しいところ。
とはいえやはり独自の世界観は揺ぎ無く、へヴィな音に身を任せたいということであれば全く問題なし。