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H418OV21.C / BEHERIT
94年発表の3rd。
極悪だったり神秘的だったり、個性的なプリミティブブラックからいきなりテクノ方面へ
舵を切った一枚。正直、ネット上のレビューを読んでいてもあまり芳しい評価を聞かないし、
実際リチュアル・ミュージックとしても微妙な感じだと思います。
ですが、「The Gate of Innana」などに見られる神秘性は、ブラックを脱却したのにも
関わらず2ndの路線に通ずる物がありますし、「Fish」などのテクノなのにシンプル過ぎる
作風は、知性的でないという意味で1stの路線に通ずるものがあるのではないでしょうか。
あまりお勧めは出来ないアルバムですが、BEHERITらしいといえばらしいと思います。
94年の時点でこういう路線に舵を切っているというのも面白いですね。