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カルメン・マキ/BLUES CREATION / BLUES CREATION
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ジャニス・ジョプリンやキャシー・マクドナルドといった女性ボーカリストに憧れたアングラ・フォーク・シンガーの
カルメン・マキが、天才G奏者・竹田和夫率いるBLUES CREATIONと組んで作り上げた、'71年発表の作品。
「ジャパニーズ・ロックの黎明期が記録された貴重なドキュメント」(帯より抜粋)としての記録的価値のみならず、
クオリティ的にも全く文句の付けようのない本作。ここで聴く事が出来るのは、「ブルーズに光と影を付けて
ドラマティックに演奏した」LED ZEPPELINからの多大な影響が感じ取れる、ダイナミックなハード・ロック・サウンドで、
「日本のバンドにしては」等という注釈を必要としない、洋楽志向のロック・ファンにもアピールし得る、問答無用のカッコ良さを誇る。
マキ姐さんのVoも、声の表現力や深みにおいては、後のカルメン・マキ&OZ時代には及ばないものの、
若々しい歌声は聴いていて単純に心地良いし、何より、歌の巧さにかけては、既にこの頃から一級品。
ジミー・ペイジばりのGプレイが豪快に繰り出される①や、ハーモニカをフィーチュアしたブギウギ調の⑥といった
ハードロッキンな楽曲や、ZEPの名曲“SINCE I'VE BEEN LOVING YOU"を思わせる猛烈な「泣き」を発散する③、
ラストを締め括る、サッチモの名演で知られるジャズのスタンダード・ナンバーのカヴァー⑧のような、
メロウで感動的なブルーズ・ナンバーも良いけど、個人的に本作のハイライトは⑤。トラッド/フォークの名曲を、
ハードロック・バージョンにアレンジし直したそれは、両者の良い部分を巧みに融合した劇的極まりない仕上がり。
全8曲収録で、捨て曲なし。全編、これぞ70年代ロック!という魅力に満ち溢れた名盤です。
火薬バカ一代 2007年11月26日(月)22時29分

アングラ・フォーク・シンガーのカルメン・マキが、天才G奏者・竹田和夫率いるBLUES CREATIONと組んで作り上げた、'71年発表の作品。
「ジャパニーズ・ロックの黎明期が記録された貴重なドキュメント」(帯より抜粋)としての記録的価値のみならず、
クオリティ的にも全く文句の付けようのない本作。ここで聴く事が出来るのは、「ブルーズに光と影を付けて
ドラマティックに演奏した」LED ZEPPELINからの多大な影響が感じ取れる、ダイナミックなハード・ロック・サウンドで、
「日本のバンドにしては」等という注釈を必要としない、問答無用のカッコ良さを誇る。
マキ姐さんのVoも、声の表現力や深みにおいては、後のカルメン・マキ&OZ時代には及ばないものの、
若々しい歌声は聴いていて単純に心地良いし、何より、歌の巧さにかけては、既にこの頃から一級品。
ジミー・ペイジばりのGプレイが豪快に繰り出される①を筆頭とするハードロッキンな楽曲や、
ZEPの名曲“SINCE I'VE BEEN LOVING YOU"を思わせる猛烈な「泣き」を発散する③、ラストを締め括る
サッチモの名演で知られる“セント・ジェームズ病院"のカヴァー⑧のような、感動的なスロー・チューンも良いけど、
個人的に本作のハイライトは、その両者の美味しい部分を兼ね備えた⑤。トラッド/フォークの名曲を、
ハードロック・バージョンにアレンジし直した楽曲は、熱く、激しく、劇的極まりない仕上がりなのでロック・ファンは必聴のこと。
捨て曲なしの全8曲収録。全編、これぞ70年代ロック!という魅力に満ち溢れた、洋楽志向のリスナーにもアピールする名盤。
火薬バカ一代 2007年11月27日(火)19時52分

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