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LAFF / カルメンマキ&OZ
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カルメン・マキ&OZ解散後、カルメン・マキが元・紫のジョージ吾妻(G)らと新バンドを結成、
'80年にカルメン・マキ&LAFF名義で発表した作品。
彼女のソロ・アルバム『NIGHT STALKER』がそうであったように、本作からもOZ時代を想起させる、歌謡曲テイストや大仰なドラマ性、
起伏に富んだ曲展開といった要素は取り除かれていて(メイン・ソングライターが違うのだから当然だけど)、
それよりもジョージ吾妻のカラーを活かした、シンプルで洗練されたロックンロール・チューンが本編の大半を占めている。
カルメン・マキ&OZと同様の作風を期待すると肩透かしを食らう事になるが(俺がそうでした)、これはこれで
非常に魅力的なサウンドなのも、また確か。ノリ重視の楽曲と言っても能天気さは控えめで、何れもしっかりとした
フックを備えているし、それを支えるメンバーも、リラックスして伸びやかな歌声を響かせるマキ姐さんのVoを筆頭に、
タフで骨太なジョージ吾妻のGプレイ、堅実なリズムだけでなく、優れた楽曲をも提供するDs&Bと、それぞれ腕利き揃い。
特に、ムーディなブルーズ・ナンバーの⑤なんか、勢いだけの若造には絶対真似できない、
雰囲気に酔わせるタイプの楽曲だけに、メンバーの確かな実力が堪能できる名曲じゃないかな、と。
産業ロック的なポップさも漂わせた快活なロック・チューン②や、穏やかで柔和さの滲むバラード⑧といった楽曲も
聴き応え十分で、全体として、リラックスして楽しめる、ハードロック・アルバムの好盤に仕上がっている。
尚、バンドはこの後さらにヘヴィ・メタル色を強め、カルメン・マキ&5Xと改名して2枚のアルバムと1枚の
ライブ・アルバムを残しているが、現在ではそちらの入手は困難。(ダウンロードなら可能の様子)
火薬バカ一代 2007年11月28日(水)22時21分

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