CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
CHAPTERS FROM A VALE FORLORN / FALCONER
一発で気に入りました。
前身バンドであるバイキング・メタルの雄MITHOTYNは実は聴いたことが無かったのでイマイチ音の想像つかなかったんですが、いいじゃないっすか、これ!時に物悲しいフレーズを交えながら勇ましく展開する楽曲。なるほど、こういう展開をバイキングと形容するのは理解できますね。この特徴的なメロディは聴き様によっては結構クセのある気もしますが、魅力的であるのは確か。
そして何よりもこの個性的なVoはかなりいいですね!無理にハイトーンを搾り出すでもなく、中低音をベースにしながら、かなり男くさく力強い歌唱を聴かせてくれます。元SANCTUARYのワレル・デインをマイルドにして感情表現を過多にした感じです。なんか妙に説得力のある歌い方・声だな〜。
後半になるにつれてHM度が低くなってくるのがちょい残念。でもこういう個性的なバンドは大事にしていきたいですね。
俺もこのバンド結構気に入りました。スウェーデン出身の3人組のバンドです。曲調は正統派メロディック・パワー・メタルといった感じです。特に個人的に男臭いヴォーカルが非常に気に入ってます。是非、聴いてみて下さい。
前半3曲は悶絶級でした。色気のあるVoでロイ・S・カーン(コンセプション〜キャメロット)入ってます。
個人的には名盤といわれる1stよりも気に入ってます。
声が渋っ!
かっこいい!
ボクはジャーマンメタルっぽいなあと思いながら愛聴してたのだが、どうやらストーナーというらしいですな。
加山雄三のような男気溢れる浪々とした歌いっぷりに魅力を感じる今日この頃である。
マイルドで上品な歌声に魅了される。
南部の唄 2003年12月11日(木)21時17分
他の方がおっしゃる通り、やはりVoの声がたまらん!!ロイ・カーンっぽいと言う人もいるが、なんとなく納得。勿論、中心人物であるステファン・ヴァイナーホールの作る曲も素晴らしい!!
①は疾走曲でブリッジ(Bメロのこと)が特に好き。サビは疾走せずVoを堪能させてくれる。かなり気に入ってる曲。
②はミドル〜アップ・テンポでこれまたサビは疾走感ダウン。それでもメロディがいいので○。
③はトラッド色のスロー・テンポな曲。個人的にあまり好きではない。
④は疾走曲。なんとも漢メタル!いやぁ、ステファンの作るリフはホントカッコいい!!
⑤はトラッド色の…、というかクレジットを見ると「Music&Lyric:Trad」となっているからホントに昔のトラッド曲らしい。個人的には③と同様。
⑥はミドル・テンポで個人的にはかなり気に入っている。特にギターソロ(と言うか間奏)が終わってからのボーカル・ハーモニーだけになるところが素晴らし過ぎる!!という感じ。
⑦はバラード。個人的にこれが本作のハイライト。トラッド色は薄い(と思う)し、ちょっと普通のバラードって感じかもしれない。が、メロディがたまらなくいい!この声でこのメロディを歌われちゃたまりませんって、ホント。
⑧はゆっくりめミドル・テンポでちょっと明るめ(「これで明るいのか」と思う人もいるかも…)の曲。俺は好き。
本編最後の⑨はミドル・テンポ(かな?)。サビでオルガンが使われてるのが新味。これも好き。
日本盤ボーナスの⑩はスウェーデン語(だよね?)で歌われているトラッド曲。まぁ、ボーナスだねっていう感じ。意外とスウェーデン語って巻き舌なんだなぁ。
このアルバム、名盤だとは思わないがかなりの好盤だと思うし、こういう音楽が聴けるのはこのバンドだけしか知らないので大事にしていきたい。(特にマティアスがメインでVoやってる1stと2ndはいい!) ただ、③や⑤のトラッド曲が個人的には弱く感じられたからそこが残念だった。それでも、他の曲の魅力は素晴らしいと思うし、やはりもっと多くの人に購入して欲しいアルバムであることは確か。
追記:日本盤ボーナス「EN KUNGENS MAN」についてだけども、最初は上に書いた通りイマイチな印象だったけど、今は結構気に入ってます。それでも、「この曲のために日本盤を買え!」とは言わないけど。
メタラァ 2003年12月29日(月)13時32分
MITHOTYNの遺志を継ぐ漢なメロディック・パワーメタルバンドの2nd。
メロディはまさにMITHOTYN直系のヴァイキングメタル。
ボーカルは普通声です。
しかしこのボーカルが個性的というか、独特の味のある声で、このバンドの大きな魅力の一つです。
疾走曲に頼ったメロスピ勢とは違った、骨のある一枚。
ヴァイキングだ、漢だと帯に書いてあるので〝濃い〟イメージを抱きそうですが、とても聴きやすいです。
パワフルに疾走する中ギターがいいメロディーを弾いているし、曲のセンスもかなりのもの。トラッド風味がいい味出してます。
それに非常に魅力的なヴォーカルです。
メロディック・パワーメタルの良作。
このボーカルは、ジェスロタルかマンダラバンドかっていうくらい良い。
男泣き。
ロッキンウルフが15年前にこいつと出会っていたらランニングワイルドも
きっとメタルの歴史に名声を残していたであろう。
まずはステファンのつくった素晴らしいメロディの楽曲ありきな訳ですが、それにしても皆さんおっしゃる通りに、マティアスのメタル・シンガーとしては特異な、しかし情感溢れる歌唱にはうっとりしてしまいます。
歌詞も書いてるところをみると、歌メロもステファン作なんでしょうが、ヴォーカルにぴったりで、この2人の相性はやはり抜群なんでしょうね。
素朴なBLIND GUARDIANとでも言ったら良いでしょうか。トラッド色の強いメロディには好き嫌いが分かれるかもしれないけれど、メロディアスなヨーロピアン・メタルが好きで、ハイトーン・ヴォーカルにこだわらない人にはおすすめです。