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BLOW UP YOUR VIDEO / AC/DC
世間一般としては、あまり評価の高いアルバムではありません。曲の粒は揃っているし、音質は軽めだけど曲調にはあっていると思うし、もっと評価されてもいいんだけどなあ。
(1)「HEATSEEKER」と(2)「THAT'S THE WAY I WNNA ROCK N ROLL」でもうノックアウト。うーん、AC/DCだ。アルバム全部ではちょっと緩い曲も入ってますが、相変わらずの熱いロックを楽しめます。
80年代前半の正に飛ぶ鳥を落とすが如きのUSチャートでのアクションがこのバンドでは印象深いが、中期にかけては結構低迷していた。この作品までの2作は雑誌でも酷評されていたし、だいたい日本では海外ほどは人気がなかった。
そんな彼らが再注目を集めたのはむしろ彼らの次世代のバンドが彼らの曲を自分達のライブでやったり、AC/DCは素晴らしい、と賛辞を惜しまなかったおかげである。
モトリーやガンズの尊敬するバンドとしての威厳を再度見せつけたのが本作。とにかくタテノリのロックの爽快感が全面を覆い尽くしており、尚かつ時代性も取り込んだ好盤に仕上がっている。
1,2、10などはいかにも彼ららしい出来で満足が行くし、9のような哀愁のある彼らにしては珍しいメロディアスな曲もある。
どうしても彼らを後追いすると80年代前半に目が向くが、ここも是非押さえておきたいとこですね。
えらく音が生っぽいなと思ったらヴァンダ&ヤングのプロデュースじゃないですか。
久しぶりのアップテンポナンバーや新境地の哀メロ曲とかあったりで、定番路線を守りつつ飽きさせないのはさすが。
『FLY ON THE WALL』に続いてサイモン・ライトが叩く第2弾。
プロデュースはヴァンダ&ヤングで、『WHO MADE WHO』と同じ体制だ。
旧知のプロデューサーを迎えてのシンプル&ポップなR'N'R路線。
それなりに悪くない曲ばかりだが、いささか軽すぎる上にグルーヴが弱い。
このアルバムの代表曲HeatseekerとThat's The Way I Wanna Rock'N'Rollも『LIVE』の方が数段クールなバージョンだ。
マニアでなくともAC/DCファンなら間違いなく楽しめる良盤だが、それはファンならではの話。
『DIRTY DEEDS DONE DIRT CHEAP』と同じく、悪くはないが「このCDを買え!」とは言いづらいアルバムだ。
ある意味、一般受けしやすいような入り込み易さがあると思ったり。
AC/DCの基準から言えば、確かに一押しではないけど、ゴリ押し度が低い分だけ聴きやすいってのは確かにあると思う。
結構好きです。
当時リアルタイムで聴いたAC/DCのアルバムの中で、素直にノリの良さを体感できた作品。
タテノリのロックンロールを知る意味では、入門盤としてなかなか好材料ではないでしょうか。
THAT'S THE WAY I WNNA ROCK N ROLL♪最高だね。
ロックアンセムとも言うべきこの曲が入ってるのがポイント高し。
AC/DCって、けっこう捨て曲の多いバンドだと思うけど、このアルバムはかなり好き。
銘菓ひよこ 2005年5月25日(水)21時31分
AC/DCの初めて買った作品がこれ。
CD屋のおっちゃんに4枚くらいAC/DCの作品があるなかで『一番格好良いのどれ?』
って聞いたら迷わずこれが良いと言われたので買った。
今、現在5枚のAC/DC作品をもっているが全て俺にとっては最高の作品だ。
あの時、おっちゃんにどれを勧められていても同じだった気がする。
なぜなら、自分にとってはブライアンの歌唱法、ヤング兄弟のギターワーク、
タイトで単純なドラミングが大好きで最高に気分の高揚を誘ってくれるから。
でも、一番思い入れがあるこのアルバムをおれは押します。
AC/DCはとにかく乗れる、自分にとってある意味ダンスミュージック。
1,2,5,7,8,10が特に好き。買って損はないと思います。
素晴らしい。
まずジャケからしていい。
低迷期をブチ破る気迫に満ちている。
邦題つけるなら「飛び出せ!!アンガス!!」
1、2は問答無用の代表曲。
2で`ビーバッパルーラ'、と
久々に50年代への憧れを出したのに感激。
3はダンスナンバー。リフに腰が動く。
6、9は珍しくドラマチック。
こういった曲もサラリと作っちゃうのが凄い。
ラストの10も最高の定番曲。
こうして見ると流れが良く、
全10曲という内容も潔い。
1と2のクリップもバカバカしくてイカす!!!!
昔AC/DCの事を良く知らないまま買ったAC/DC初体験盤。
ジャケのアンガス・ヤングのランドセルに半ズボンの写真は
ドリフのコントか!とツッコミたくなる間抜けさだが、
中身はホンマモンの痛快ロックンロール通りだ。
どこかで聴いたようなフレーズだが、聴いた事の無いデジャヴすら感じる
THAT'S THE WAY I WNNA ROCK N ROLLを聴けただけでもこのアルバムを
買った価値がある。オフロードレースのBGMなんかには持って来いだ。
アルバム全体でいうとテンション下がる曲も無くは無いが、
それにしても一般評価が低すぎるのでは?
RAZORSEDGEに勝るとも劣らんと私的には思うのだが。
熱狂的なAC/DCファンのオレですが、唯一、苦手なアルバムです。
なんでだろう…。(皆さん、すいません!)
テレ東のスポーツニュースでよくかかるザッツ・ウェー・ロックン・ロールも個人的にはイマイチ。友達にはノリノリの名曲じゃないか! っていわれましたけど…。
ニック・オブ・タイムやラフ・スタッフ、トゥーズ・アップは好きなんですけど。最近、ディス・ミーンズ・ウォーもよくなってきました。
雲とり三平 2006年11月4日(土)13時59分
中学生の時に初めて聴いたAC/DCのアルバムがこれ。
当時はYngwieやJudas Priest, Metallicaなどを愛聴していたので、AC/DCの
シンプルなノリの良さに衝撃を受けて夢中になって聴きました。
世間の評価も、"一事の低迷を脱して勢いのあるAC/DCが戻ってきた"的な
感じだったと思います。
1,2はキャッチーで勢いがあって良い曲です。
9も彼らとしては異色のメロディックな曲で耳に残る。
代表作ではないかもしれませんが、買って損はない好盤だと思います。
これはいい。まさにAC/DCだ。
音質はちょっと悪いかもしれないが、とにかくノれる。
しかもノれるだけではなく「Ruff Stuff」「Two's Up」あたりではワビサビすら感じられる。
ジャケットもいい感じだ。