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THE SCATTERING OF ASHES / INTO ETERNITY
メロディックプログレッシブデスメタルというとDARK TRANQUILLITTYが頭に浮かぶが、
これはメロデスとはいえないほど色々な特色をそのまま飲み込んで一つにまとめた感じがある。
1つの曲にこれだけの要素を入れると整合感がまるでなくなりそうだが、このバンドは絶妙な加減でまとめられていると思う。・・・それでもごった煮感に拒否反応が出る人はいるだるうが、自分の場合は問題なく心地よく聴けた。
そのわけは多分、耳になじみ深いフレーズが多いからだと思う。
デス・スラッシュ系の突撃性リフ、ドリームシアター系の複雑な展開、それにイングヴェイなクラシカルリフと、それらのジャンルが好きならどこかできいたようなフレーズがそこかしこでてくる。
しかしそれ故かオリジナルを感じさせる音が聞こえてこないという諸刃はある。
今後のこのバンドの課題だろう。
プログレとメロデス両方とも好きなら1度聴いてみる価値は十二分にあると思う。
とりわけ#2は必聴。とりあえず聴けw
たまたま目に付いて買ってみたので事前知識が全くないまま聴いたけど、凄いことやってると思う。
オリジナリティっていう点で確かに難しいところはあるかもだけど、クオリティは高い。
デス、プログレメタル、ネオクラ、全部好きな私にとっては面白い存在。
このバンド、今後どうなっていくのか?興味があります。
ドゴスギア 2008年11月4日(火)23時40分
