CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
ESCAPE INTO THE SUN / TONY OHORA
'06年発表のソロ名義アルバム。ソングライティング・プロデュースは、ここんとこ引っ張りだこの北欧の名ギタリスト、マグナス・カールソン。
数あるマグナスが関係した作品の中でも最も哀愁路線を徹底的に追求したといっても過言ではないというか、トニー・オホーラのハスキーでエモーショナルな歌声がそう思わせるのか・・・とにかく泣きがハンパない。しかもメロディ自体がガツンと頭に入ってくるほどキャッチーで、切ない。
個人的には冒頭の数曲はあまりに“狙い過ぎ"(クサい)な感じが否めなかったが、中盤〜後半にかけてのかっこよさには参った。アンディ・デリスばりの強烈なファルセットのハイトーンを聴かせる⑩Black Wingsには感動を覚える。
地味なアルバムに思われがちだが、メロディ志向派には強烈にアピールできるアルバムだ!