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GUITER ALLEY / SANTERS
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カナダのメロディアス・ハード・ロック史に残る名盤の1つにして、SANTERSの代表作、
そして彼らのラスト・アルバムともなった、'84年発表の3rdアルバム。
質は高いが、やや大人しくまとまり過ぎていた感のあった2nd『RACING TIME』に比べ、ハード・ロッキンなエッジと
躍動感を取り戻しただけでなく、都会的とも言える、スマートな哀愁に彩られたメロディにも一層の磨きが掛けられ、
まさにバンドの最高傑作の名に相応しい内容に仕上がっている本作。とにかく哀メロ・チューンだろうが、
ロックンロールだろうが、バラードだろうが、サビメロには必ず耳を捉える強力なフックが備わっていて、全10曲、捨て曲なし。
中でもSANTERSの代表曲にして指折りの名曲①、リリカルなKeyの装飾が胸に沁みる④、躍動感と叙情性が程好くブレンドされた⑦、
キャッチーなリフをフィーチュアした⑨、そして泣きの滲むバラード⑩といった楽曲の出来の良さは別格。
③や⑧(FREEの名曲の秀逸なカヴァー)を聴けば明らかなように、幾多の場数(ライブ)を踏んだ事により、
バンド・サウンドも更なるタイトさとダイナミズムを獲得。特に、リック・サンターズのエモーショナルなVoとGは、
成長著しく、これは、本作のプロデュースを手掛けたTRIUMPHのリック・エメット師匠の存在も大きかったんじゃなかろうか。
SANTERSの何たるかを知りたければ、まずこのアルバムから聴く事をお薦めさせて頂きます。
火薬バカ一代 2008年1月17日(木)22時50分

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