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真遠の夜 / 鼓太蝋
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2007年末にリリースされたおそらく4thアルバム。

前作同様、インストメタルによる上海カヴァー。路線的にも、エレピを始めとしてチェンバロや
チャーチオルガンなど、様々な音色を用いたキーボードやリードギターを絡ませてスケールの
大きさを演出するスタイルで、前作の流れを汲んでいると言えると思います。

前作ではリフが大分良くなった感じがしましたが、今作では更に6曲目の間奏のソロと曲の
展開の連動や、ボートラのドラムとリフの弾幕的サウンドなどアンサンブル的にも燃える箇所が
かなりあって、着実にメタルとしてのかっこよさが増してる印象を受けます。ぶっちゃけ、
歴史的メタルの名盤と呼ばれてるアルバムの多くよりも、この作品の方が好きかも。

ただ、スケールの大きさが増してると同時に、アレンジのプログレ寄りの複雑な展開も更に
増してるので、キャッチーさを重視する人には前作のほうが良いかも。以前よりも聞き流す事を
許さないというか、本気で付き合うことを要求するような作風になってきてると思います。
C-CLAYSの「水籠」辺りを聴いた時は割とライトで聴きやすい感じの作風だと思ってましたが、
段々コアな方向に進んできてる気がします。以前のような聴きやすい作風もそれはそれで
悪くないですが、メタラーとして聴いていて滾るのはこっちなので大歓迎です。

しかし、ライナーにはもう次回作への構想が書かれてるんですが…この作品も前作から
それほど時間を置いていないリリースなのにこの質の高さだし、実に頼もしいですね。
Usher-to-the-ETHER 2008年1月24日(木)0時51分

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