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TEARS / SACRIFICE(日本)
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旧川崎クラブチッタの動員新記録を作った事で知られる、SODOMの初来日公演のオープニング・アクトを務め、
洋楽志向のメタル・ファンの間でも、知名度を高める事に成功したSACRIFICEが、その勢いに乗って'92年に発表した3rdアルバム。
MORTORHEADやTANKを彷彿とさせる、荒々しく埃っぽい疾走感と、ズッシリ手応えの感じられるヘヴィネス、
そして正統派へヴィ・メタリックで劇的なインスト・パートを組み合わせた、バイオレントなスラッシュ・メタル・・・という
基本路線に変わりはないものの、サウンド・プロダクションが大幅に向上した事により、楽曲の迫力が倍増。速い曲はより速く、
へヴィな曲はよりへヴィにと、全体の構成にも前作『TOTAL STEEL』以上のメリハリが生まれ、聴いていてもダレるという事が全くない。
特に、重心低く刻まれる力強いリフ・ワークや、荒々しくも勇壮なコーラスをフィーチュアした、パワフルな
ミドル・ナンバーの数々の、尋常ならざるカッコ良さはこのバンドならではの魅力。また、爆走するリズムの上を、
メロディックなGソロが舞う①⑤のような高速スラッシュ・チューンを聴いていると、個人的には4人編成時代の
VENOMを思い出したりも。(Voも、クロノスやデモリションマンと似たタイプだし)
・・・と、これだけ充実した内容のアルバムを作り上げながらも、バンドは本作を最後に解散。Voの杉内哲とBの西田亨は、
現在はより正統派HM色の濃いサウンドを聴かせるバンドSOLITUDEで活動中、の筈。
火薬バカ一代 2008年1月30日(水)21時37分

前作の延長線上にあるパワーメタルサウンドがカッコイイ3RD。
あとはVOの好みが全てのような気がします、相変わらずの英詩だし。
しかしザクザクとしたヘヴィなギターとメロディアス具合のカッコイイこと
荒々しい疾走ナンバーの男気たるや漢メタルだなぁと思います

失恋船長 2008年2月5日(火)6時21分

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